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物語の力、再び

NHKで先週から 新しい土曜ドラマが始まった。
脚本は 大好きな渡辺あやさん!
私は今後の展開に 大いに期待している。

同じく数年前には 彼女の脚本、朝ドラの「カーネーション」に夢中になった私。
その前には 世界中で幾多の賞を受賞した、NHK「火の魚」で、大泣き・・・
このときの尾野真知子と原田芳雄の会話が、とにかく最高で。

生きるかなしさや人のやさしさ。
共に生きる切なさと歓びを さりげない言葉で綴る
彼女の脚本に いつも深く感動した。
私にとって 彼女は「人間の本質を描く人」

それは「物語の力」だと思う。
「作品は自分が作れる準備ができたとき、
向こうからやってくるように思います」と あやさんは言う。


その彼女の土曜ドラマの原作はレイモンド・チャンドラー。
ハードボイルドの美学のなかで 彼女はどんな悲しみと愛を
散りばめるのだろう・・・

初回は 画面のコントラストを濃く深く エッジを入れたような画面が特徴的だった。
光と影の陰影が 多くを語っていた。

そこに描かれるのは 土砂降りの雨のなか ふとしたことで
知り合ったふたりの男の人生の交差。
酒場で語り合う時間のなかで ふたりの男の人生が溶けあう。

そして 事件は起きる。
無残な殺人事件。

港で ふたりの男は別れる。
確かに「Long goodbye」だ。


そして 深い影の奥に垣間見える 政界財界の大物の姿。
恐ろしい柄本明は 巧い!

主演の浅野忠信は とらえどころのない感覚ながら 正義や真実を
香らせていたし、綾野剛はああいう破滅型で 悲劇的な演技が似合う。

キャストの豪華さや時代の雰囲気描写もよかった。
得体のしれない時代というのが 妙にリアルだ。

さて、物語が真実に近づく次回を 愉しみにしよう。
by yuko8739 | 2014-04-22 13:22 | ドラマ | Trackback | Comments(0)