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タグ:原爆、戦災孤児 ( 1 ) タグの人気記事

2018悲嘆と祈りの8月

8月は連日 戦争に関しての新聞記事や報道番組が続く。
証言者が高齢化するなかで、こういうことを見聞きする機会は、
ますます 減っていくことだろう。

私は、見逃さないように予約しては 番組を見る。
そして泣く。
怒り、また何度も 泣く。


「駅の子の闘い~語りはじめた戦災孤児~」NHK

少し前にブログでも書いたが(朝日新聞から引用)
戦災孤児について NHKでも番組が放映された。
横浜市 金子トミさん(88)をはじめ、駅で浮浪児として
生きていた経験を持つ数人の証言者が 番組で涙ながらに
今まで語ってこなかった その過去を語った。

ある男性は、「食べものよりもなによりも ぬくもりが欲しかった」
大人は なにもしてくれなかった。
せめて優しい言葉ひとつ かけてほしかった。
犬猫のように 狩りこみされる屈辱と恐怖。
施設に入ってからも 浮浪児と執拗にいじめられた。

「船乗りたちの戦争」NHK
日本は先の戦争で 民間貨物船や小型の漁船までも容赦なく動員し、
「黒潮部隊」と呼ばれ 軍の管理下に置かれた。
アメリカ軍の動きを監視し 無線で通報する任務だ。
哨戒と呼ばれる敵の監視は 寝る時間もなく過酷なものだった・・・

無線は敵に傍受され、またたく間にアメリカの大戦艦から 
容赦なく砲撃されて船は木端微塵、
小さな漁船で沖に出た10代の漁師もいたという黒潮部隊の 
男たちは あっけなく海の藻屑と消えた。
まるで 海の特攻隊だ・・・

ガダルカナル島では 貨物船は物資を運ぶために深夜の海岸に
強行上陸の命を受ける。
どうにか命からがらで 生き残って島に辿りついた船員たち。
 
だがなんと船の船員たちは 島での戦闘では隊列の先兵にされた。
そして撃たれ、火炎銃で焼かれ あるいは餓死した。
沈没した民間船は、わかっているものだけで2277隻、
犠牲者は6万人。 

しだいに沈没した民間船があまりにも多くなり、
司令部は情報隠しで沈没船の数をごく少なく発表。
そのうちに沈没船の数は 気にならなくなったという。

「“悪魔の兵器”はこうして誕生した~原爆 科学者たちの心の闇~」
NHKBS1

原爆についての詳細な証言と記録映像も放映。
アメリカの原爆開発科学者たちの ほぼ自己満足の功名心と、
政治的駆け引きの結果が 原爆投下だったという真実!
私は 激怒した。

それまでの秘密だった莫大な予算を 無駄に使ったと非難されたくなくて、
原爆の成功を「形」にする必要があった。 
戦略的には意味のない投下で 一瞬に12万人と7万人を殺した。

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8月に報道されるすべての戦争に関する番組を 私は見逃したくない。
今生きている証言者が 来年も語れるかどうかはわからない。
今のうちに 真剣に聞いておかなければ。
どれほど筆舌に顕わしがたい苦悩と苦痛を 戦争は人に強いるのかを。

そのことを脳のしわの奥深くに刻み込みたい、繰り返し何度でも。
そしてわが魂の底の涙の池が涸れ果てるまで 泣き続けたい。

それが多くの犠牲者への鎮魂と祈り、そして平和への願い
そのものになると思う。

そして「あなたのおかげで・・・今私は生きているのです」
そんなふうに 死者にはメッセージを伝え続けたい。


今朝も朝刊は 伝える。
消された戦争 軍の機密 焼き捨てた18歳
「戦友の命の集積。悪いことした」と。
by yuko8739 | 2018-08-14 09:33 | 社会 | Trackback | Comments(0)