人気ブログランキング |

ゆうゆうタイム

yukotime.exblog.jp
ブログトップ

自然公園の花見と散策

数日前に、毎年恒例のお花見女子会を計画してお弁当も手配。

だが、あいにくその日は雨・・・

そのうえ、いつも行く史跡の大きなしだれ桜はつぼみのまま。 


悔しい気持ちで 結局、雨の中を友の家まで戻り、

友の家をお宿にしてお弁当を食べた。

それはそれで 楽しかったが・・・


気温もぐんぐん上がった快晴の日に、突如お花見リベンジ!

同行の友とふたりで。

青空に映える 桜が見たかった。


市内のあちこちの山では 色づきはじめた新緑のなかに、

薄桃色の桜が ぼうっと煙るように咲きはじめ・・・

町中の公園や並木の桜も 春の合図を待っていたかのように

一斉に咲きはじめていたから。


車で1時間のドライブのあと、噴火の巨石で有名な自然公園に到着。

駐車場がいっぱいだった。

さまざまな色調の桜が 競うように咲いていた。

c0204725_00444827.jpg

c0204725_00465810.jpg

c0204725_00454591.jpgc0204725_00462162.jpg













c0204725_01145558.jpg
c0204725_00551436.jpg













写真を撮りながら散策路を歩く。

多くの人々が幸せな笑顔で 行き交う。

子どもの声が響き お年寄りが支えられながら桜を見上げる。

平和で美しい春の桜の光景。


長く寒い冬を越えた歓びが 圧倒的な歓びとなって、

この胸に押し寄せる。

春の歓喜!


夢中で桜やキタコブシ、モクレンなどの写真を撮る。

カタクリなど春の妖精たちの最盛期は もうほぼ終わり。


エンレイソウやスミレが 最盛期だ。

珍しいキノコ、キヌガサダケ(モリーユ茸)を発見。

美味で、フランスでは高級食材らしい。

c0204725_00541170.jpg

c0204725_00511722.jpg


c0204725_00535628.jpg

c0204725_00513899.jpg
c0204725_00562434.jpg


















美しい野鳥の声に うっとり。

汗ばむほどの気温、20度。

この花の春を待って 夢みて 私は冬を越えてきた。

そして今ここに 生きている・・・


散策路の木陰の草地で おにぎりランチを食べた。

家族連れも 楽しそうに広げたシートに座っている。

ベンチにも お昼を楽しむ夫婦の姿。

緑の草地でほおばるおにぎりは 最高の味だった。


急に出かけたのでコンビニ昼食だったが

おにぎりやベコ餅やサラダもおいしかった。

外で食べるご飯は やっぱり最高!


きれい、きれい、来てよかったねと言い合いながら、

洞爺湖に向かったが、桜に狂ったせいか?

何度も道を間違えてしまい、ずいぶん無駄にドライブのあと 

やっと湖畔の森林自然公園に到着。

c0204725_01044478.jpg














駐車場に車はなくて、散策路には花を終えて種をつけたカタクリや

ヒトリシズカやツクバネソウの姿が。

それでもこの場所も美しく鳴き交わす野鳥の声でいっぱい。

c0204725_01050244.jpg

c0204725_01075086.jpg

c0204725_01060559.jpg
c0204725_01051590.jpg

どんな自然のなかにいても 私は深い安らぎと

大いなるパワーを 心身すべてにもらうことができる。


水辺の金色のエゾノリュウキンカの写真を撮り、

春に満ち足りて 帰路についた。 


c0204725_01054399.jpg













c0204725_01061989.jpg
c0204725_01055561.jpg

















# by yuko8739 | 2019-05-05 10:14 | 自然・季節 | Trackback | Comments(0)

ライ麦畑とサリンジャー2

「翻訳夜話2 サリンジャー戦記」を読んだ感想は・・・

この「キャッチャー・イン・ザ・ライ」という本を巡って、

これほど深い対話が可能だということが 驚きだった。


私には、こちらの本がとても興味深かった。

小説家村上春樹と、アメリカ文学研究者、翻訳家、

東大名誉教授の柴田元幸氏との対話は

知的好奇心に満ち満ちていて、スリリングで愉しい。


(昨年末に わたしは柴田元幸訳で

レアード・ハント作「優しい鬼」を読んだ。

魂を揺さぶる不思議な物語に 胸の鼓動が高鳴り 

夢中になった・・・)


ふたりは、主人公ホールディンの隠れた感情や劣等感を読み解き、

怜悧なまなざしで サリンジャーの人生にも迫る。

夢中で読み終えた。


<以下一部引用> 

村上春樹

~だってこの本を読む人がみんな、ライ麦畑に潜んで

子どもの捕まえ手になりたいと思っているわけではないですよ。

そういう問題ではないんですね。


ホールディンが精神的にそういう場所に行かざるを得ないという

ルートは、それなりにひしひしと理解できる、とそういうこと

だと思うんですよね。


ホールデンがちょっと特殊だということは、

ほとんどの読者にはわかるんです。

でもホールデンは特殊であることによって、

読者のいろんな事情を吸い上げていくんです。

それがホールデンという人物の機能なんです。


イノセントへの傾斜というのは、その機能のひとつに過ぎません。

事象の流動性と関連性の中に、ホールデンが自分の魂の託し場所を

探し求めるという動きに、いちばん大事な意味があると思うし、

その動きをはずして、イノセンスみたいなものを梃子にして

この話を解析していくことには、かなり無理があるだろうと。


もっとスパンを大きくとって、文学という容れ物に

あてはめて考えれば、イノセンスに代わるものは必ずあります。

たとえばそれは愛情です。

広義な意味での愛情。

それは消費され尽くしたりしません。アイテムじゃないから。


そういうふうに考えていくと「キャッチャー」という小説のなかには、

ほんとうの意味での愛はないですね。

ホールデンは優しさを持っているけれど、だれかを真剣には愛さない。


しかしこの本をほめるのって、なかなか難しいですね。

あれこれ文句をつけるのは簡単なんだけど。

でもそれにもかかわらず、だれがなんと言おうと、

「キャッチャー・イン・ザ・ライ」というのは、

はっきりとした力を持った素晴らしい小説なんです。


五十年以上、どんなに消費されても、

輝きを失わずに生き残っているんです。




# by yuko8739 | 2019-05-03 12:27 | 読書 | Trackback | Comments(0)

ライ麦畑とサリンジャー1

ある文章を読んで 青春時代に読んだ本を再読しようと思った。

それは「ライ麦畑でつかまえて」


「主人公ホールディン(=作者サリンジャーの分身)が

崖から落ちないように ライ麦畑で捕まえたかったのは「兵士」なのだ」

そういう文章を どこかで読んだ。


それで村上春樹訳の「キャッチャー・イン・ザ・ライ」を読んだ。

(前に読んだのは 野崎孝訳だった)

神経症的なホールディンの過敏な反応や

会話体が砲弾のように連射されるスタイルには

なかなか馴染めなかった。


確か高校生の頃に読んだときも あまり印象はよくなかった。

というより なぜこの本がそんなに有名で広く読まれているか

わからなかった。

でも主人公の心情は 理解できなくもない。


その年代には 自分の中に「異邦人」を内蔵している。

ほとんどの青春の苦悩とは 多分こういう形だ。

つまり誰も理解してくれない・・・孤独と不快。 

内蔵している自分と 会話せずにはいられない。


今の私がシニアだということは 関係がない。

若くなくても 若者の苦悩は充分に理解できる。

かって私も、若者だったから。

でもしかし、この本が青春文学の金字塔などといわれると

今でも戸惑うし 疑問に思う。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

この本を読み終えてから

「兵士たちを救いたかったサリンジャー」を

理解するために もう1冊の本を買った。


「翻訳夜話2 サリンジャー戦記」村上春樹 柴田元幸 

この本を読み始めたが、なかなか興味深い。

サリンジャーは、やはり戦争の悲惨さの真っただ中に

身を置いた兵士で、帰還してもそのPTSDからは

生涯抜け出せなかったようだ。


かなりの変人として 長く間隠遁生活を送っている。

村上春樹によると、

「これは彼自身による自己のトラウマの分析と、

その治療の道を見つけるための自助的な試みなんだな、

と捉えるわけです」


まさに村上春樹の小説を読んで 私が感じたことは

それと似ている。

作者(村上春樹)は 自分の魂で起きる物語を書いている。 

それは「自己治癒」のひとつの方法なのではないか、

私はそう感じている。


サリンジャーは 戦争後遺症を持ち続けているので 

やっぱりライ麦畑で「落ちないように」捕まえたかったのは

悲惨な戦場で 無残極まりない姿で死んでいった兵士たちだろうか。


生涯サリンジャーは 戦争で見聞きしたことを

一度も語ろうとはしなかった。

それは多分、語れなかったということだろう。

それほど 傷は深い・・・





# by yuko8739 | 2019-05-03 11:42 | 読書 | Trackback | Comments(0)

折りたたみベッド到着!母の初お泊り

塾講師た末に購入した折りたたみベッドが 4月26日に届いた。

組み立て不用の完成品なので 手間取ることもなかった。

4月初めに数日かけて片付けた収納庫に すんなり収まった。

c0204725_12125285.jpg

c0204725_12130005.jpg


数日前、母が泊まりに来るというので晴天に客布団や、

掛けカバーなども洗って干して 準備万端。

母を連れてきて 折り畳みベッドを広げた。


私ひとりでも キャスターは軽々と動く。

広げるのも一瞬で、全く力もいらない。

なんと便利なものがあるのだろう!!!感動した。


ベッドの上にマットレスをひいて 母に寝てもらったら、

寝心地もいいようだ。

「これはいいね、夏になったらここで寝ようかな・・・」と息子。

真夏の灼熱地獄(2階)からの脱出にも使えそう。


西日の差す暖かい部屋に広げたベッドと母を眺めて、私は感無量。

我が家に母が泊まれるように、冬から折りたたみベッドの

購入を決めて、いろんなベッドを検討比較した。


やっとメーカーと品番を決めて注文したら、到着まで2週間かかった。

そして、ついに母が我が家に泊まることができたのだ・・・

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

もう何年も、母は客用ベッドのない我が家には 泊まりに来ていない。

両膝に人工関節手術をした母は、ベッドがないと寝起きができない。

客用ベッドのある、すぐそばの妹の家には ひ孫のRが来るたびに、

何日も泊まっている。


私は寂しかった。

だからベッドを買って いつでも泊まりに来られるようにした。

母といっしょに夕ご飯を食べ、お風呂に入り、背中を流した。

父を59歳で亡くし、年に7回も入退院を繰り返してきた母。


心筋梗塞や繰り返す大腸がんの手術に耐えて、

生き抜いてきた89歳の母と、これから何度こういうことが

できるのだろう・・・


母のお泊りには 怪我をさせないようにと かなり緊張した。

帰りには 好きなものを持たせてやりたかったので、

米農家さんからもらった、採りたての甘いほうれん草をゆでて、

ニラとイカの酢味噌和えを作り、レーズンパンを仕込んで持たせた。


にこにこ笑顔の母をケアハウスに送り、

帰ると同時に自主上映の映画の会議に出かけて 帰宅は午後10時。 

かなり疲れた・・・


母が泊まることにも徐々に慣れていくだろう、お互いに。

そうすれば それも日常になる。

この日は 非日常だから緊張した。

でもこのベッドは最高!


農家のHさんの庭からもらった水仙いろいろ。

母とふたりで活けた、部屋中いい香り・・・

c0204725_12150991.jpg
c0204725_12192526.jpg
道の駅で買った我が家の小さな花、キンシバイ?
赤い実と白い花が とてもいいなあ。
c0204725_12183183.jpg

 


# by yuko8739 | 2019-05-01 12:06 | 家族・親族 | Trackback | Comments(0)

春の野の花に出会う

雨嵐の天気で、春の散策会は翌日曜に順延になった

この陽は快晴、雲ひとつない目に沁みるような青空。

我が町の観光名所、断崖絶壁の白い灯台が美しい岬の遊歩道を歩く。


大型連休初の日曜で、すでに駐車場は満杯気味。

ここの遊歩道は自然豊かな水の流れる渓谷で、

原生林の姿のままで残っていて、野鳥や野草の宝庫となっている。


集合して さっそくいつものコースをスタート。

入り口から ニリンソウの大群落が私たちを迎えてくれた!

c0204725_10025213.jpg

c0204725_10030579.jpg

他の場所では あまり見られないオオバキスミレも斜面に。

笹のなかには カタクリもまだいっぱい!

ヒトリシズカの群生も、ニシキゴロモ、エゾエンゴサクも。

c0204725_10043499.jpgc0204725_10060701.jpg

c0204725_10142676.jpg


春の日差しのなか 自然の命が精いっぱいここで生きている!

その感動は この胸に満ちてあふれ出す・・・

冬を越えて、この春に今私も生きている!

春を迎えるその歓びは 言葉では表せない。


そそり立つ絶壁を眺める場所で この地形について

成り立ちや特徴を 講師のFさんとAさんが持参した手製の図解で説明。

海のなかの海底火山の爆発がきっかけで この場所ができたこと。

元々は 島だったこと。

c0204725_10184574.jpg














それが徐々に隆起してその先端が絶壁となり、

この半島を形成したこと。

なんと興味深い 数百万年前のふるさとの歴史!!!


ウグイスの鳴き声が 美しく愛らしく響く。

まだ葉が茂っていない木々の合間から 太平洋や駒ケ岳も見える。

空の色を映して、紺碧の濃いブルーだった。

c0204725_10450129.jpg

道沿いの野の花に夢中になっていたら、止水の溜め池に到着。

c0204725_10075662.jpg














ここで エゾアカガエルやエゾサンショウウオの卵塊や

オタマジャクシを見物。

ムクドリも歩いていた。

オタマジャクシもすいすいと 陽の当たる水の中で

気持ちよさそう・・・これも愛おしい命の姿だ。

c0204725_10235536.jpg
c0204725_10245438.jpg
c0204725_10242007.jpg
c0204725_10273307.jpg

c0204725_10243045.jpg

すてきな数時間の散策が終わり、私の好きな野草の名所のお誘いしたら、

そこでお弁当を食べることに決まった。

車で20分走って 民俗資料館の裏手の湿地に向かった。


ここでお弁当を広げて みな笑顔。

湿地帯になっているこの場所にはミズバショウ、エゾリュウキンカ、

ニリンソウ群生、キクザキイチゲ、アズマイチゲ。

カタクリ群生、エゾエンゴサク、キバナノアマナ、

オオイヌノフグリ、オオバナノエンレイソウなどがいっぱい!

c0204725_10283323.jpg














c0204725_10591810.jpg

c0204725_10302337.jpg
c0204725_10292254.jpg

そこから向かったのは、K町山奥のカタクリ山。

私たちの自然の会が 毎秋に笹狩りを10数年続けて

増やしたカタクリ山には 一般の方も見物に来ていた。


昔は笹原だったことが信じられないくらいの

見事なカタクリの群生地になっていた。

すばらしい!

c0204725_10322608.jpg
c0204725_10321518.jpg
c0204725_10324136.jpg

そこで 今日の会は解散したので、私は娘宅に向かった。

娘夫婦が炭焼きをしているとのこと、でも孫ちゃんふたりは留守。

どんどん親離れが進んでいる思春期だが ちょっと寂しい。


おいしい炭焼きの数々をつまみながらおしゃべり。

夕方になると気温も下がったので 焚火をして温まった。

散策で疲れたので 早々に帰宅。


心は春の自然に触れる深い歓びを こうして抱きしめる・・・

このことが 私にとっては生きている実感を最も強く感じるとき。

春の美しい自然を、神さまありがとう・・・


c0204725_10531815.jpg




# by yuko8739 | 2019-04-30 12:52 | 自然・季節 | Trackback | Comments(0)