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土曜は、町会のお祭りのため、10時から焼きそばの仕込みに協力した。

この日、夕方から婿が来てデッキでBBQをすることになった。

この日の前後はずっと長雨で、この日だけが奇跡のように晴れている。

 

前日理事会があり、その前に雨のなか重たいほど炭焼きの食材を購入。

定番のカルビや鶏もも肉、生さんまや生イカ、とうきみも買った。

デザートには サクランボ。


4時ころに婿がビールを楽しむために バスでやってきた。

すぐにデッキで炭をおこし始めた。

5時半ごろには、火加減も落ち着いてBBQもいい感じ。

息子も加わって 次々とおいしい匂いが立ちこめる。

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食券を買った町会のお祭りの出店で、焼き鳥や焼きそば、

生ビールなどを買ってきて、我が家のデッキで盛り上がった。

娘はすぐそばの仕事場から 6時ごろに帰宅した。

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炭火のいい香り、次第に暮れてゆく空、デッキの電灯をつけて

浮かび上がるみんなの笑顔、かなり寒かったが上着を着て、

ビールがおいしい!

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7時半には、町会の祭り会場で ビンゴに参戦。

なんと初ビンゴは ケアハウスから妹宅に泊まりに来ている母だった!

次に娘、私もビンゴ!で大いに盛り上がった。

景品をもらって 家にでまたBBQを続けた。

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空がどんどん暗くなり、庭のラティスに巻きついた

木々の緑のなかの電灯が明るい、いい感じ・・・

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母から特大スイカをもらったので スイカを割って食べてみたら

皮が薄くて特別に甘い絶品スイカで驚いた。

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イカや婿が持参したツブ貝や八角の塩焼きも美味。

焦がさないように上手に焼いてくれたので、何を食べても

最高においしかった。


最後に、娘が醤油だれを塗り、焼きおにぎりを焼いて食べた。

いい炭焼き会だったなあ・・・


1号は友だちと約束があり、2号はサッカーの試合で函館泊まり。

こういう愉しい会も 大人だけの集まりになってきた。

それがちょっと残念だが・・・

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翌朝起きたらショック!なんだか「風邪」気味・・・嫌な予感。

でも休めないので 9時から子ども食堂にマスクをして出勤。

立ちっぱなしで「中華冷や麦、稲荷ずし、高野豆腐の煮もの、

フルーツポンチ、べコ餅」と豪華なメニュー。

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忙しく料理をしていたら 風邪のことを考える暇もなかった。

2時半ごろに終って、エプロン姿のままで選挙に行き、

帰宅したら そのまま寝てしまった・・・

胸が喘鳴気味で苦しく、喉がザラザラしている感じ。

頭も重い。


母に風邪をうつしたくなかったので お泊まりは断った。

選挙速報をみては 気が重くなる。

風邪薬を飲んで 早く寝よう・・・




by yuko8739 | 2019-07-22 09:27 | Trackback | Comments(0)

2019梅仕事

例年通り7月初めに、奈良県から届いた有機無農薬梅3kを

2日ほど追熟させている間、部屋中が梅の香りで満たされた。

梅仕事はこの幸せな香りからはじまる。

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2日ほど追熟させてから塩漬けに。

わが家は10%の減塩で梅干しをつける。

紫蘇を入れない梅だけの味が好みなので、白梅干しだ。

紫蘇は紫蘇で大好きだが、梅干しは梅の香りで食べたい。


今年も梅仕事では天候をみながら 悩みっぱなし。

雨ばかりで 塩漬けの梅が干せない・・・

曇りの日のなか、日が照る少しの合間を見ては 

出したり入れたり うろうろしている・・・


困ったなあ、減塩で漬けているのでカビが怖い。

かっと照り付ける日に干し終えて、さっさと瓶に保管したい。

だが、例年梅を漬けて干す時期は、残念ながら特に天候が悪い。

我が町は、太平洋気候なので雨や霧が多く低気温だ。

こんな天候でも干さないよりは いいのかな。


数時間の薄日でも おいしくなるだろうか・・・

不安だが、お日さまも少し照った日に

数時間だけ デッキに干した。

やや風もあるので 少しは干せるといいけど・・・

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数年前に 佐藤初音さんの北海道WSに参加したが、

あのとき、ふんわり優しくご飯に包まれた、

初音さんの梅干しお握りは 最高だった。

昔風の紫蘇梅干しも おいしかったなあ。


人生の最期に食べたい、と思うくらいに 

しみじみとおいしくて なぜか涙がこみあげた。

初音さんの穏やかで静かな笑顔と愛の言葉と共に

思い出は 深く胸に残っている。 


さて、今年の私の梅干しは 

どんなふうに仕上がるだろう・・・




by yuko8739 | 2019-07-19 10:19 | おいしいもの | Trackback | Comments(0)

2019選挙に想う

この頃、山本太郎氏の「れいわ新撰組」の街頭演説を

見て興奮し、ひきつけられている。

昨日16日は、札幌駅前での街頭演説だった。


政治は、難しい。

ずっと私はそう思ってきたし、より多くの情報を吸収し、

より深く経済や政治のことを 学ぼうと努力してきた。

正しい判断のために。


選挙権を持ってからも、選挙に行かなかったことはない。

私が票を入れた候補者は 当選したことがないが・・・


国民として徒労感はありながらも 

その時に熟慮して 最善と思う人を選んできた。

しかし・・・投票する候補者は いつも落選する。



自民党政権内部は 長い時間を経て崩壊しているのではないか。

そう感じることがあまりにも多くなり、徒労感はときとして

絶望感になる。


私は今、前川喜平氏の講演会で買い求めた本「面従腹背」を

読んでいるが ショックを受け 怒りがこみ上げている。

上級公務員は 自分の金では酒を飲まず、ゴルフもしない。

私的な旅も公務に付け替えるなど 公権乱用は常態化。


また、国家公務員の政治家への忖度は驚くほど。

憲法による人権の擁護よりも 国家に忠実な民を育てるために

教育基本法の改正なども 正しい審議なし、

大臣の意向ひとつで決まる。


これが民主主義の国家だろうか…

これでいいのか?

国民はこういうことを 知らされているのか?

大手メディアまでも 政治家に忖度する。


多くの事実はうやむやにされ 責任の所在は不明になる。

公文書も消える。

これでいいのか?


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よくない!と山本太郎は叫ぶ。

「国民のための国を 作ろうじゃないか」

「青少年の自殺者が世界一多いこの国は これで先進国だといえるか」

「消費税も廃止、若者が返済に苦しむ奨学金は 返済不要にする」


貧困家庭を減らす。

企業が潤い、国民がこれだけ困窮し病弊するのは間違っていないか?

こうしてひとりで「れいわ新撰組」を旗揚げした。


「国民ひとりひとりが主人公の国を作るために、

みなさんの力が必要です。」そういって 広く募金を募った。

日本の選挙の供託金は世界一高く、選挙区では1人300万円、

比例区では1人600万円かかる、世界中でも稀だという。


「選挙費用が600万円もかかるこの国の選挙は

貧乏人は選挙に出るなと いうことだよ」と太郎さん!

一般国民には とても払えない金額だ。

そういう法外な供託金を設定することで、日本の政治は

普通の人が国会議員になることを 確実に阻んでいる。


しかし「れいわ新選組」は、寄付金という解決策で

高額な選挙資金問題を 見事に乗り越えた。

普通の人から集まった浄財によって 9人の候補者を擁立した。


募金は7月半ば現在で 3億円を超えたそうだ。

そして、9人の候補者を擁立した。

一般人が500円、1000円と浄財を寄付した。


今まで、こんな選挙はみたことがない。

新しい風が ふく。


当事者の声を届けるために、この党は障害を持つ当事者を候補者にした。

コンビニ問題で苦しむ当事者を 候補者にした。

普通の人が、当事者が国会議員にならなければ、

本質は明らかにならない


選挙は難しくない!

税金をどう使うか、どう分配するのか。

生活が苦しい人には より手厚く。

楽に暮らせる人には 少し税金を多く払ってもらう。


山本太郎はときに涙ぐみ、底辺の国民と共闘しようとする姿に、

その熱さに、私は胸を打たれる。

予定調和なんて くそくらえ!」


私のなかにある、40年以上の長い選挙の

絶望と悲しみが、新しいパワーに変わっていくようだ。

私のなかにある怒りに 過激な思いに火がついた。


私もずっと思ってきた。

最小不幸の国、それを目指すべきだと。


それなら山本太郎と仲間たちを 国会に送るしかない。 

これは 日本という国に生まれた革命だ。

奇跡かもしれない・・・


開きかけた奇跡の花、そのつぼみの色や形を

この目で見てみたい。

そうできるかどうかは国民のひとり、ひとりの投票にかかっている。


どうかこの新しい風が 火山噴火のような

すさまじいエネルギーとなって 国民の怒りを燃やし、

この国の形を 変えていきますように!


そう わたしは願っている。

祈っている。

そして あさっては投票に行く。



by yuko8739 | 2019-07-17 10:38 | 社会 | Trackback | Comments(0)

またまた寒い日と長雨が続いている。

昨日は、楽しみにしていた外洋のクルーズ

「クジラ・イルカウオッチング」も、雨と風と荒海のせいで中止。


港は真っ白な霧雨で視界がよくない。

予定が変わったので、白い霧のなか、

ヨットハーバーで海のお祭りがあったので 出かけてみた。


もう2回ほど行っているが、 漁師さんの絶品ゆでダコが目当て。

驚くことに、荒天でも駐車場は満杯。

どうにか傘で雨風を防ぎながら 地元漁師さんの店を目指す。

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雨も降ってきて上着も濡れて カメラも出せないくらい!

お目当ての漁師さんの店を発見。

よかった、タコはまだあった~新鮮でおいしそう!

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大きなタコ足4本と、タコ頭1個、そして動き出しそうな

生きているようなアイナメ(当地ではアブラコとよぶ)を買った。

出店で、ずぶぬれになりながら味噌おでんとグリーンメロンも買う。


上着は濡れて風も強かったし、座る場所がないので、

やっとの思いで 重たいタコを車に運び、

味噌おでんとメロンを食べた。

お祭りっぽくて とてもおいしい。


次に新鮮野菜を買いに 隣町までドライブ。

不思議なことに、町の境界を過ぎると雨はやんで

青空とおひさまが 顔を出していた。

なぜだか我が町だけが いつも天気が悪い!


行きつけの農家直売店に行き、キャベツやキュウリや白カブ、

大根やレタスなど、持てないくらいに重い野菜を購入。

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その後、友人宅に寄り 漁師の絶品ゆでダコを押し売り。

友は味見すると、おいしい!を連発。

「こんなにおいしいタコは食べたことない、  

それに 値段も安いね~」と感激・・・押し売り成功。


帰宅して 買った野菜でカブとキャベツ、きゅうりの塩麴漬け。

きゅうりの自家製 醤油麹漬け、大根で太なます柚子風味などを仕込む。

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タコは さっそく刺身。

透き通るタコは 甘くてすばらしくおいしかったあ~

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アイナメは三枚におろして煮つけにした。

あっさりして柔らかな食感が美味。


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レタスとブロッコリーに茹で卵とハムを添えてサラダ。

ソースは 粒マスタード入りの自己流オーロラサラダ。


買物に奔走しただけあって、おいしい夕食になった。

雨のなか、タコを買いに行ってずぶぬれになったが 

やっぱり来年も 漁師のゆでダコは買わなくちゃ!

買物と料理三昧の1日だった。




by yuko8739 | 2019-07-15 13:15 | おいしいもの | Trackback | Comments(0)

子育て仲間とランチ会

脳の病気のあと不自由な体になっても どうにか

ひとり暮らしを続けているNさんは、子育て時代の仲間。

そのNさんの家に集まり、子育て仲間5人でランチの会を開いた。

退院してから2回目のランチの会だ。

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お弁当を用意して、Kがおしゃれなオードブルを担当、

スイーツと漬物は私、フルーツはOちゃん、

お吸い物はTさんが担当。

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今回私は、おいしい手作りあんこで ぼた餅を作った。

大根の柚子風味なますと きゅうりの自家製醤油麹漬けも持参。

とても豪華で 愉しい会だった。

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昔からの仲間は長年かけて培った「あうん」の呼吸の間柄。 

会話も弾むし、共有の思い出も多い。

あっというまに時間が過ぎた。


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それぞれに過ぎていった時間・・・

そして人生の困難に、ひとりひとりが向き合って 生きている。

私たちは そういう時期を迎えている。


親のこと、子どものこと、自身の病気、

老いてゆく不安と失われていく健康・・・

不安や心配は 尽きることがない。


でも こうして何もかも忘れてバカな話で

仲間と盛り上がる このひとときは貴重な時間、

子育てネットワークの格別な絆だ。


病気の友も 終始笑顔で楽しそうだった。

体は まだまだ不自由だけれど、

思うように動かない手も 悔しいけれど。


また、会おう。

そして またみんなで笑おうね!

(我が家の庭)

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by yuko8739 | 2019-07-12 09:52 | 仲間 | Trackback | Comments(0)

私は、ボランティアなどで、子どもと食べものにかかわりが深い。

考えてみると、自分の魂は子どものときのままのような気がする。


野山できれいな花を眺めたり、摘んだり、小さな生き物の

アリやバッタ、蝶々やトンボ、カエルやザリガニにも興味津々。

いつまでもじっと眺めていられる、今も同じ気持ちだ。


小学生の時「世界の不思議」という本が大好きで 

何度も繰り返し読んだ。

ネス湖の怪獣、ヒマラヤの雪男イエティなどが挿絵で描かれてあり、

どきどきして 夢中になった。


子どもながらに 世の中は大人にもわからない「不思議なこと」が

いっぱいあるのだなあ、と思った。


ボランティアで子どもを連れて さまざまな場所に行くと、

自分が子どもだったら、絶対こうする、ああしたいと感じて

夢中になってしまう。


つまり、私は子どものままの心なのではないか。

例えば、本を読んだり 映画をみたり、そういうことも

私にとっては最高の「遊び」のひとつかもしれない。


別の世界に行く。

別の時代に 飛んで行く。

自分とは 別の物語を生きる。

違う人生を 体験する。


つまり・・・

(梁塵秘抄:平安時代末の流行歌より)

「遊びをせんとや生れけむ
戯れせんとや生れけん
遊ぶ子供の声聞けば
わが身さへこそゆるがるれ」

すべてが遊びなのだ、きっと


この年齢まで生きていると、もちろんより深く

遊ぶための学びもある。

この頃は体の衰えや不調に 自分の終わりを

イメージすることも増えた。


しかし私のなかの子どもは あれも見たい!

これもしよう!と騒ぎ続け、跳ねまわる・・・

厄介なこと!でもそのどちらも 私なのだろう。


さて、もうすぐイルカの泳ぐ外洋巡りのクルージングだ。

絶壁の奇岩が連なる、この町自慢の「ピリカメノコ」(美しい場所)

想像をはるかに超える、地球の営みの痕跡とその絶景!


そしてイルカやミズナギドリたちなどの

海の生きものたちとの出会いを 

わくわくしながら 愉しみにしている。


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先週、朝日新聞の「おかずラボ」の焼き方で、

鶏もも肉を正しく?ソテーしてみた。

自分流とそんなに違うのかな?と思いながら。

そうしたら、まったく違ってびっくり仰天!


焼き上がった鶏もも肉は 皮目は焦げ目がついてパリッパリ!

肉は信じられないくらいの柔らかさ!

そのジューシーさに目を見張った。


ふたりの息子が

「旨い、旨い、どうやって焼いたの?この柔らかさはすごい!」と絶賛。

結論、厚みのある肉は 強火厳禁なのだった。


ただ塩胡椒して オリーブオイルで焼いただけの

シンプルな料理が、なぜ、こんなにおいしいのか・・・

科学に基づいた基本を守り、ひと手間を惜しまず、

そうして初めて到達する味わいと食感に 深く感動した・・・

やはり料理は 奥が深い・・・


ちなみに この料理を監修したのは、

高良康之シェフ フランス料理「銀座レカン」料理長。

「料理をおいしくするには理由がある。

レシピの文字や数字に追われず、

楽しく身につく方法を伝えます」・・・深く納得。






by yuko8739 | 2019-07-11 15:41 | | Trackback | Comments(0)

仕込みから3日経って、やっと完成したmyラーメンを食す!

私の丹精した、黒艶醤油ラーメンは、豊潤で奥深く

最高の味わいだった!

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常日頃は 店で味噌豚骨ラーメンを食べている家族たちも、

この醤油ラーメンを食べて・・・

「旨い!このラーメンは本当に最高だ」と汁まで飲み干す勢い。


以前より塩分濃度はずいぶん下げている。

焼き豚用の豚バラ肉の味にもよるが、今回のラーメンは格別にうまかった。

我ながら 自画自賛。


これだから手間がいくらかかっても、多少費用がかかっても、

作ってしまう。

このラーメンのレシピは 自己流。

自分で食べながら いろんなものを加えていった。

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昔、私が小さかった頃に 料理が得意ではない母が

鶏ガラを煮てだしを取った醤油ラーメンを 3人の子どもたちに

作ってくれたことが、原点かもしれない。


今思えば、素朴そのもののラーメンだった。

昭和の子どもたちは 鶏ガラの骨に付いたわずかな肉切れも

かぶりついて 食べたものだ。

パサパサして味もなくて おいしくなかったが。


大人になって家庭を持ち 子どもを産んで母になってから

外で食べるラーメン屋さんのような おいしいラーメンを

なんとか自分で作れないだろうか、と考えた。


料理が好きだったので、様々な工夫をした。

肉系の他に 魚系のだし、そしてスープを酸化させないためには、

野菜系のだしも重要だと知った。(料理とは科学でもある)


酸化防止と甘みを出すために、玉ねぎ、長ねぎ、ニンジン、

りんご、キャベツ、残り野菜やしょうがやニンニクを入れる。

蜂蜜も入れる。

スルメも加えるようになり、仕上げにはかつお節を大量に入れて 

金色のだし汁が完成する。


この味にたどり着いて もう30年も経つだろうか。

化学調味料を入れないで ようやくこれだけの味が

出せるようになった。


幸いに、娘や孫も私の仕込んだラーメンが大好き!

今夜は娘一家に熟成したスープのラーメンをふるまった

家族4人で(時間差だったが)喜んでやってきた。


みなおいしいと喜び、孫1号はラーメン2玉を満足気に完食!

高校生になっても こうしてばぁばのラーメンを

食べにやってくる、幸せな私・・・

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こうして愛情をかけた食べものが 家族をつなぐ。

笑顔をつなぐ。

やっぱりこれが自分の原点かもしれない。


この世に私がいなくなっても 多分私の味は忘れないだろう。

私が遺せるものの最大のものは こういうことかもしれない。 


先日 本を読んで感じた。

カミュもカズオ・イシグロも そう書いていた。

「記憶は 死を超える」


カズオ・イシグロが ふるさと日本について語る言葉を 

数年前にTVで聴きながら 死を超える記憶について、

深く意識するようになった。


私の記憶も 死を超えている。

亡くなった父や祖母、叔母たちとの思い出はどこかしら「私色」

事実と違っても「私だけの記憶」があるから 死者たちと共に

こうして「会話」しながら 生きていけるのかもしれない。


そして、それは魂の豊かさとつながっている。

だから、私はひとりでいても 独りぼっちではない・・・




by yuko8739 | 2019-07-08 10:11 | おいしいもの | Trackback | Comments(0)

おいしい天然水を汲みに 黒松内に行く友人夫妻に同行。

天気は霧雨で気温も低かったが、大雨でなくてよかった。

途中の道の駅で名物の苺を買い、黒松内の和菓子店に向かう。

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この地に来ると必ず立ち寄る店は、移住してきた和菓子職人の店「すずや」さん。

店先で、きれいな練り切り、葛饅頭など「今日の和菓子」を買う。

すてきな和菓子に こころもほっと和む。

ささやかな幸せ。


そこから向かったのは 無料で天然水が流出する水汲み場。

そこで友人夫妻は たくさんの容器にたっぷりと水を汲み、

お目当てのピザを食べに、道の駅へ。


雨なのにお客さも多くてびっくり、やっぱりピザが大人気。

一番好きなチーズのピザ、「クワトロ・ケラー」をオーダー。

クリームチーズ、カマンベールチーズ、

ブルーチーズ、ミモレットチーズ入りで絶品のピザ。

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はじめてオーダーしたのが「ビスマルク」

スモークブルスト、ブラートブルストとソーセージがいっぱい。

半熟卵やローストオニオン、ブラックオリーブ入りで

黒松内産のソーセージが とてもおいしかった。

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全粒粉を天然酵母で発酵熟成した生地は もっちり食感。

どのピザも、黒松内のフレッシュなモッツァレラチーズや

ソーセージをたっぷりとトッピング。

注文を受けて、一枚ずつ焼き上げるピザは 

酪農の地、黒松内ならではのおいしさ!


おいしい和菓子やピザ、苺やキャベツなど

道の駅での買い物にも満足して 帰宅・・・

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帰宅して夕食後に 自家製ラーメンスープを仕込む。

肉系のだし(鶏ガラ、豚骨)、魚系のだし(昆布、するめ、煮干し、

鰹節)野菜系のだし(玉ねぎ、キャベツ、ニンジン、長ネギ、

しょうが、にんにく、リンゴ)などの10種以上の食材を数時間煮込む。

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この頃の我が町の気温は低くて 雨も多い。

朝夕は寒いので ときにストーブもつける。

そんなふうだから、温かいラーメンが食べたかった。


私の一番食べたいラーメンは、自家製醤油ラーメンなので、

こうして手をかけて 3日かけて仕込んで食べるしかない。

ずっと食べたかったので 前から食材を買いためてあった。


種のだしの染み出たスープは そのまま味見しても甘くて美味!

このスープは、最後に鰹節でだしを取り、焼き豚を作ったあとの煮汁や

醤油、塩、蜂蜜を入れて 最終的な味に仕上げる。

仕込んでから3日目からが おいしいスープになる。

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大根が安くて甘くて最高なので、おでんも食べたくなって、

ラーメンスープと焼き豚、おでんを同時進行した。

大鍋が2つ、大フライパンで焼き豚と我が家のキッチンは

なかなか壮観な眺め!

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もう7月だというのに、まだ北海道は温かいものが欲しくなる気温。

こうして料理をして、ブログを書いて 少しづつ

気持ちを上向きに、上向きに・・・




by yuko8739 | 2019-07-06 10:40 | おいしいもの | Trackback | Comments(0)

気持ちが 落ち込んでいる。

解決できないことや 抗うことのできないことが

自分の人生にも たくさんあるのだなあと強く感じる。


今までの私らしくないし、いつもの私でもない。

自分でも よくわからない。

どうしようもないことが多くて かなしい。

運命も人生も かなしい。


思えば、この背中にさまざまなものを

背負って 今まで生きてきた自分。

なぜ今までこの重荷を感じなかったのか 不思議な気がする。


立ち止まると けっこう辛いのだ、この重さが。

そんなことは しょうがない。

解決できないことを くよくよ悩んでもしょうがない。


そう思って 気にせずに 今まではすたすた歩いてきたが。

今を生きようとしてきたが。

この頃、自分のなかで 時間が停滞したように感じる。

そうなると やけに気になるのだ。

自分の背負うものが。


あれも これも それも 全部気になる。

生も死も病も、将来の不安も。

人間が、いつもいつまでも 元気はつらつで

いられるわけはない。


こうして ときに落ち込んでバランスを取るのだろう。

そういうことなのかな・・・

まあ、そういう時だってある。

そのうち、楽になる。

気に病むことでもないか。


身の内から そんな声も聞こえるけれど。

そういう声が聴こえても、

なにかが、どこかで かなしくて辛い。


なにが そんな私を救うのか・・・

それはわかる。

書くことと 料理すること。

そのふたつに 私は深く救われる。


どちらも 祈ることと 似ているかもしれない。




by yuko8739 | 2019-07-05 14:51 | | Trackback | Comments(0)

2019「ペスト」を読んで

NHKの教育TVの「100分de名著」を見て、

カミュの「ペスト」を購入。


町では、ネズミが1匹、3匹と死にはじめる不気味な前兆

そこから始まって ペストという凶悪な厄災が 

アルジェリアのフランス領 オランという港町を襲う。


ネズミの死体が驚異的に増える中、リンパ腺が腫れて

亡くなる人が出はじめる・・・

恐怖がじわじわと高まる。


この小説は、厄災が人に及ぼすあらゆる混乱と絶望を

主観を交えずに 客観者の立場で描いている。

運命として受け入れなければならない悲劇や立ち向かう苦しみ、

愛する者を永遠に失う悲劇などを 分析するように記録している。


近年の日本にも頻発している 多くの激烈な自然災害や

事故などにも通じる「厄災」

逃げたくても 逃れられない・・・わが身に降りかかってくる死。

人間が生まれ 生きて、年をとって老いて死ぬ。


そういうことも 普遍的で逃れようもないこと。

人がどんなことをしても 抗えないもの。

その象徴が「ペスト」なのかもしれない。



隔離された死の町で 個性豊かな人物たちが織りなす

それぞれの人間模様に、深い洞察が光る。

医師のリウー、流れ者のタルー、自殺未遂をしたコタール、 

小説を書いているグラン、新聞記者ランベール、

司祭のパヌルー、予審判事のオトン。


こういうときに、人はどんなことをするのか、考えるのか。

明日のない暮らしのなかで 自分ならばどんな生き方が可能だろうか・・・

カミュの文節はとても長く、どの修飾語がどの部分にかかるのか 

よくわからなかった、何度も読み直した。

宮崎嶺雄訳は、とても読みにくかった。

読み進むのに 難儀した。


しかし後半になるころから 物語に引き込まれてしまい、

読みづらさも さほど気にならなくなった。

たとえようもなく美しい友情の描写もあって 魅了された。


主人公リウーと流れ者タルーが 暗い海で泳ぐ美しいシーンに

感動した、そのシーンが目に浮かぶようだった。

ペストに覆われて町全体が隔離される状況のなかで、

夜の海で泳ぐという ささやかな自由を二人の男は

友情の証しとして満喫した。


その直前に、タルーが自分の半生を初めて語る部分には、

強い印象を受けた。

子どもだったタルーは 父を尊敬し愛していた。

しかしある日 父は自分の職場(法廷)にタルーを誘った。


判事である自分の父親が 死刑判決を言い渡すその法廷で、

タルーは 測り知れないショックを受けてしまう。

人を殺すという判決を 自分の父が出している・・・ 

なぜ、父はそんなことができるのだろう・・・


どんな罪であれ、死刑は許されないこと。

タルーはそのことが原因で、自分の人生において、

二度と父を許さなかったし 若くして家も出た。


その後、タルーは社会運動に進み、オランを訪れた。

そしてオランで医師のリウーに出会ったのだった。

死刑制度に反対している私は リウーの思想に深く感動し共感した。


それが原因で 父と息子が二度と人生で関わることが

なかったのは 大きな悲劇だったが・・・



タルーの主張は、

いくら戦争や殺人を批判的だとしても、社会的に合法な

死刑制度を認めている限り、死刑という殺害に 

加担していることは否定できない。

それを容認する限り「やむを得ない殺人」が、

際限なく繰り広げられることを 止めることはできないと、

タルーは考えている。

この小説は、対ナチス闘争の体験直後に書かれた小説で、

圧倒的共感を呼んだということには納得するし 深く共感できる。


医師リウーの言葉

「今度のことは、ヒロイズムなどと言う問題ではないんです。

これは誠実さの問題なんです。

こんな考え方は笑われるかもしれませんが、

しかしペストと闘う唯一の方法は、誠実さと言うことです」


タルーの言葉

「僕は、災害を限定するように、あらゆる場合に犠牲者の側に

立つことにきめたのだ。

彼らの中にいれば、僕はともかく探し求めることはできるわけだ

どうせすれば第三の範疇に、つまり心の平和に到達できるかということをね」




人間を襲う不条理な厄災や死のなかで 人間というものを

正確に描こうとしたカミュの冷静な筆力と誠実さに 強い印象を受けた。

読後には、また初めから読んでみたくなった長い小説だった。

さて、NHKのテキスト「100分de名著」を注文しよう、愉しみだ。


最後に リウーは言う。

ペストと生とのかけにおいて、およそ人間が勝ちうることの

できたものは、それは知識記憶であった。

おそらくこれが、勝負に勝つとタルーが呼んでいたところのものなのだ!


死を超える人間の勝利は「記憶」・・・

その言葉から、ノーベル文学賞受賞の英国の小説家

カズオ・イシグロの小説「わたしを離さないで」を連想した。


作者自身がTVで語っていたが、この小説のテーマは「記憶」ということ。

この美しい本の「わたし」とは、記憶のことだ。


記憶は 死を超える・・・




by yuko8739 | 2019-07-02 12:23 | 読書 | Trackback | Comments(0)