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ゆうゆうタイム

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<   2017年 12月 ( 15 )   > この月の画像一覧

年末買い出し/姪からのプレゼント

28日は、毎年恒例!年末の食材買い出し日。
暮れの大型店を 妹と帰省した甥と3人で巡り歩き、車のトランクにも
入り切れないほど お節の食材を買い込んだ。
華やかなお正月の飾りつけや花屋さんの松や千両、万両、繭玉飾りが
正月気分を盛り上げる。

奮発して刺身やステーキ、ウナギなどを買い、野菜の高値に驚く!
白菜半分で400円、我が家のお正月にはなくてはならないセリは、
一把398円、「きりたんぽ」には大量のセリが要るので4把買った。
実家由来の伝統で 茶碗蒸しに我が家はせりを乗せる。
この春の香りが たまらない。

買物が終って帰宅したのが 午後3時過ぎ。
買い出し食材を 使う日にちごとに分けたり。
冷凍食品もカットしたり、下味をつけたり。
高価なセリは、牛乳パックに水を入れ 立てて冷暗所で保存。

片付けが終ったのが、もう夕方だった。
ずっと買い物や片付けも 立ちっぱなし。
しかし夕ご飯の支度もある。

夕食後、なんだかぼおっとして なますの大根を切らなくてはと
思っていたら、宴会に出かけた息子が急に帰宅。
なんと、幼なじみの友だちふたりを連れて帰った、びっくり!
もはや30代半ばの彼らは、小さい頃はよく遊びに来て 
わが家でご飯を食べたりして 帰ったものだ。

懐かしいふたりが こうして中学時代の宴会の帰りに、
我が家に寄ってくれたのは うれしかった。
にこにこと会話も弾み、ニシン漬けを出してやるとパクパク食べた。

その後、友情に満ちた深い会話も続き、私も人生の先輩として
話しを聴き、思うことを語った。
なかなかないような、いい時間だった・・・
息子の友だちと、こうして大人として会話できることもうれしかった。

買い出しと片付け、それに続く深い会話。
帰宅した彼らに「来てくれてありがとう、またおいでね」と
送り出したのは 午前1時半。
かなり疲れてふらふらになりながらも 人生の奇跡のような一期一会に感動・・・


翌29日午前中に おせちの「紅茶豚」を仕込み、なますの塩漬け大根を絞り、
柚子の皮を入れて味付けをした。
旨煮用の塩漬けたけのこは、水出しが完了したので節取りをした。
午前中は前夜の疲れすぎのせいか、ひと眠りしたが目覚めたらすっきり。

気温がマイナス1度で無風だったので、午後からウオーキングにも出かけた。
青い空に「大根の月」がきれいだった、野鳥たちが元気に鳴いて飛び廻る。 
夕ご飯を終えて 姪が息子を連れて帰省したので会いに行く。

「おばさん、長い間仕事お疲れさま!」と 姪がプレゼントを渡してくれた。
軽くてとてもおしゃれなシルバーグレーの小型のバッグ!
自然散策のペットボトルも入るみたい。
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うれしかった・・・春になったら、このバッグを持って 花たちに会いに行こう!
やさしい心遣いが ありがたかった・・・R子、ありがとう!

年明け3日に来るはずの娘一家が、婿が帰省したので30日にも 
家族4人で 我が家にご飯を食べにくることに。
31日に作る予定のお節いろいろを 前倒しして作った。

さっきは、伊達巻きを1本焼いた。
明日は、朝から旨煮と黒豆、白花豆を煮る。
娘と婿の好物なので きっと喜ぶだろう。
飯寿司の桶もひっくり返した、さて、おいしくできたかな・・・
by yuko8739 | 2017-12-30 01:04 | 自然・季節 | Trackback | Comments(0)

年の暮れに届いた花たち

もうすぐお正月というのに どういうわけかその気になれなくて・・・ 
デザインも決めてプリントした年賀状を 3週間も放置。
なんだか、言葉が出てこない・・・

風邪をひいて、長く治らなかったこともあり、
大掃除に ハマっていたこともあり、
仕事をやめたことを 私は年賀状に書きたくないのかな・・・


それでも 孫と年賀状を作ることになり。
孫2号から「ばぁばのパソコンで、年賀状作りたいの・・・」
朝早くから来た孫2号に タラコやひじきの煮物、昨夜のカニ玉で 
朝ごはんを食べさせてから 私のPCを開いて フリー年賀状サイトの
お気に入りをダウンロードして さっそくプリント。

私は昨夜ようやく 年賀状の言葉が浮かんで 夜中過ぎまでかかって 
自分の年賀状をほぼ仕上げた。
その続きをやりながら、孫2号の年賀状も次々とできていく。

年賀状が終ってから マイナス3度の寒風のなか、お正月の
繭玉飾りのために すぐ近くの道路わきの林のミズキの木に
手を合わせて お正月のためのひと枝をもらってきた。
「ミズキの神さま、ありがとう、また2018年も
すてきな繭玉飾りを 飾れます」 

そして孫とふたりで お昼を食べていたら・・・
ピンポーン!玄関に出て びっくり!!!
すばらしい お正月の深紅のアレンジメントが届いた!!!
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カードをみてみると、
「yukoさん、30年ご苦労さま!
暖かくなったら、ゆっくり遊びに行こうね! Y子 M江」
お正月らしい 元気な紅い花々・・・

微妙で美しい バラやカーネーションの色合い、
猫柳の白いつぼみや南天、千両の紅い実。
見ているだけで 元気をもらえそうなパワフルで圧倒的な
お正月らしい 紅いアレンジメントフラワーだった。
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さっそく 写真を撮って M江さんにお礼のメール。
Y子ちゃんが花を見にきてくれたので ニシン漬けをお土産に。

年末の片づけをするという孫2号を 家に送ってから、
ケアハウスの母に漬物や焼きシャケなどを届け、帰宅したら妹が来た。
なんと!私の一番好きな花屋さんのアレンジメントフラワーを
プレゼントしてくれた!!!
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カードには「yukoさま 30年間お疲れさまでした。
ゆっくり休んでください。妹より」
紫色と薄桃色のシックな とてもすてきなアレンジメントフラワー!
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この日、 お正月を目前にした私に届いたのは こんなにすてきな
美しい花たちだった。
仕事を終えて 支えを失くした私の空白に しみじみと寄り添って
くれるような花たちに、友や妹の深い思いやりを感じた。

こういう花々に囲まれる、自分の幸せを思った・・・
自分の生きがいだったことを 30年続けられた。
そのことを糧にして これからは後ろを振り返らずに生きていこう。
こうして 今もこれからも 共に歩いてくれる人がいるから・・・

涙がこぼれるほど うれしかった。
そして元気と希望、生きる勇気をもらった気がした。
by yuko8739 | 2017-12-27 23:48 | | Trackback | Comments(0)

家族のクリスマス

クリスマスイブの24日午後、娘と孫がいっぱいのごちそうを抱えて、やってきた。
わが家の3人の子どもたち、孫2人と計7人が揃った。
長期出張中の婿は、お正月前には帰ってくるらしい。

娘が長い時間をかけて焼いた、我が家伝統?のローストチキンは
艶々と輝き、おいしい肉汁を吸った野菜も とてもおいしそう。
誕生日が過ぎたばかりの孫2号には おじさんから苺タルトのプレゼント。

鴨肉のスモークやレモン風味のタン塩など、いろいろ用意した各種の
オードブルを 娘はとてもきれいに孫2号とふたりでセッティング。
クリームチーズやハム、サラミ、かまぼこ・・・
娘と孫は 苺と生クリームでサンタクロースも作った。
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私は、前夜にキャラメルロールのブッシュ・ド・ノエルの生地を焼き、
当日は、娘がオードブルを並べている間に、キャラメルクリームを塗ったが、
バタバタしていて、生クリームを泡立てすぎてしまった、ちょっと失敗・・・
エビグラタンも完成し、イタリアンシェフのレシピでカルボナーラを仕込んだ。
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さて、おいしいワイン風の生葡萄の発砲ジュースで乾杯!
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この日のカルボナーラのレシピは好評で、みなおいしいと
たくさん食べていた。
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毎年恒例、丸鶏のローストは、とても柔らかくておいしかった。
私も子育ての頃は、クリスマスには毎年丸鶏を焼いたものだ・・・
そのことを、娘が忘れずにいてくれて 自分が母親になった時には 
自分の子どもたちに クリスマスのご馳走として作り続けている。
それは、私の大きな歓びだ。
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ローストチキンは 付け合せの野菜、玉ねぎやジャガイモなどが超美味。
孫2号のリクエストのエビグラタンも 好評だった。
みんなでクリスマスディナーを 満喫した。

こうして親きょうだい仲よく おいしいものを食べて笑って
過ごすクリスマスを、神さまありがとう・・・

2種類のケーキをにこにこと食べて、暖気が来て雨となったイブの夜、
ツルツル滑る道を 孫たちが帰っていった。
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なんといっても 子どもが主役のサンタクロースが来るイブは
最高の興奮だったが、もう時代は過ぎていった。
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自分が子どもだったクリスマス、
そして 若い母親だったときのクリスマスは、
懐かしく輝く 永遠の歓びとして 私の胸に残り続ける・・・
Merry Christmas!!!
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by yuko8739 | 2017-12-25 10:57 | 自然・季節 | Trackback | Comments(0)

年末片づけと読書

連日、収納庫や衣類整理ロッカーの整理にハマっていた。
ひとつ片付くと、ここもあそこもと キリがない。
来年は、どんなことも「原状回復」を心掛けたい。

忙しいので、つい出しっぱなし。
分類しないで そのまま見えない所に置くだけ・・・
楽な方に 少しづつすべてが流れてもいた。
そうなると、いつかは徹底的にやらないと手が付けられない。

仕事を辞めたので、いろんなことの整理も進めている。
来年の目標は、暮しをスリムに!
終活など 嫌な言葉は使わない。


先日、仕事の合間に内田樹のブログを読んでいたら、この言葉に出会った。
ある人がこう書いていた。
~子供の頃から「ひとに迷惑かけるな」「自分のことは自分でしなさい」
とはしょっちゅう言われてきたが、「困った人を助けなさい」って
ほとんど言われたことがない。
こういう教育が、この国の自己責任論や生活保護バッシングに
つながっていると感じる~
本当にそうだと思う。

日本人は「人に迷惑をかけるな」と言い過ぎだ。
時に迷惑をかけることがあっても もちろんいい。
自分も他人のために いつかはなにかを捧げればいいし、助けることもできるだろう。
助け合うというのが 人間の関係の原点だと思う。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

先日まで「オズの魔法使い」を楽しく読んでいたが 読了したので、
内田樹の「困難な成熟」を読みはじめた。
NHKの「100分de名著」をみて、「幸福論」「ソラリス」も注文した。
映画はみたが ソラリスの原作を読むのが楽しみだ。

これもあるブログで知ったことだが、安部首相は韓国の政治家と
対談したときに 自分の方が高い椅子に座ったという。
その写真をみて 一国の首相たる人間が なんて幼稚なことを!と
心底怒りが こみあげた。

どういう意味であっても、安倍首相は対談する相手によって 
椅子の高さを変えるなど すべきではない。
韓国メディアは 安部首相が韓国政治家を椅子で
「格下げ」していると報じているが、当たり前だ。

そうされることが どれほど相手にとって不快で屈辱的なことか、
そんな簡単なことも わからないのなら、
自分の椅子を 低くしてみなさい。

日本政府は 姑息で幼稚で情けない!!!
そんなことはすべきではないと言う人間が、 
どこにもいないのだろうか。

 
by yuko8739 | 2017-12-23 22:29 | 自然・季節 | Trackback | Comments(0)

クリスマスがやってくる!

中学生になった孫たちは、きっとクリスマスは 友だちと過ごすのだろう。
わが家が 週末の常宿?だった孫1号も、今年春からは
めっきり姿を見せなくなったし 孫2号はサッカーで多忙だ。

それに、娘だって 友達と過ごしたいかもしれない・・・
普段から 仕事に忙殺されている娘への気遣いもあった。

長年、娘一家といつもいっしょに過ごしてきた 我が家風伝統の
クリスマスイヴだったが、今年は我が家だけでひっそり&質素に過ごそう。

そう決めていた.
そうしたら 昨夜娘からLineあり。
「子どもも予定がないようだし、いっしょにクリスマスしようか?」
そのひと言で 俄然脳内麻薬?が噴き出た私!
やっぱり娘や孫たちと共に過ごすクリスマスは格別だ。

料理が得意な私と娘は、母娘合作のクリスマスイヴのメニューは、
毎年自慢できるほどに?けっこうすばらしい!
今風に言えば「インスタ映え」?(インスタは してないけど)

定番、丸鳥のローストチキン、ドリアやビーフシチュー、
ボローニア風ペンネ、海鮮パエーリア、フルーツポンチや
可愛くてきれいな娘のオードブル!

ケーキはいつも 私が手づくりする各種「ブッシュ・ド・ノエル」
孫や子どもたちが喜ぶ顔こそ、これこそがクリスマスの幸せ・・・

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

私が小さかった頃、我が家にもサンタクロースがやってきた。
朝起きて 枕元に欲しかったプレゼントを見つけたときの、
なんという幸せと昂揚感!

あの歓び以上のものは 私の人生では他にあっただろうか。
そして私は 深夜起きていて サンタクロースに会えなかったことを、
死ぬほど後悔する。

だから自分が親になったときには 自分の子どもたちに
私と同じように 最高の歓びを感じてほしかった。
そのために あらゆる努力をした。

娘は中学生になっても サンタクロースを愛して信じて待っていた。
なんと愛おしい いい子だろうか・・・さすが私の子。
私はそのことを 一生誇りに思う。

などと・・・うれしい思い出がこの胸に 次々に甦り。
やっぱり私にとっては クリスマスは最高の憧れのイベント。

父や母の深い愛は これほどの深く愉しい歓びとなって私の一生を貫き、
生きる力となって 私を生涯励ましてくれる。

そして私も親になり・・・子どもへの深くて尽きない愛情を
こういう自らの幸福な思い出に 重ねた。

そして、いつしか親となった娘も 昔の私のように、
すべてを捧げても なお足りないほどの子どもへの深い愛を
こうして美しい形にする。



だから 私は祈ろうと思う。
1年に一度のクリスマスイブには この世界のすべての親と子が
幸せに包まれますように。

例え、戦場の町で 身近に戦いが起きていようと、
母と子がにこりとほほ笑みあう一瞬が ありますように。
ごちそうが並ぶことのない食卓でも 子どもは親の愛に包まれますように。

神の福音がこの世を照らす光となって 降り注ぎますように・・・
by yuko8739 | 2017-12-21 08:53 | 自然・季節 | Trackback | Comments(0)

ネガティヴなできごと、それから・・・   

風邪も嗅覚以外は、ほとんど改善した。
先週に、あることが起きて、私はやりきれない思いを抱えた。
仕事を辞めることに関する できごとだった。

数日間は、そのことを考えはじめると、眠れないほど悲しく、
怒りもこみ上げた。
これが長く自分を捧げてきた仕事の結果なのだろうか・・・

しかし、17日に冬の講演会で講演を聴き、人間は下らない感情に
支配されていてはダメだ、と強く感じた。
今、どうやっても、他人の思惑で起きてしまったできことは、
変えることはできない。

自分のためには、マイナスの感情にとらわれないでいよう。
振り返らないほうがいい。
もっと意味のあることに 自分を向けよう。

講演の最中にも、そんな思いがこみ上げていた。
そして、帰宅して妹に自分の体調不良や転倒して痛む膝、
仕事関連のあるできごと、その悲しさや悔しさ、やりきれなさを話した。

妹の瞳のなかには、私と同じ怒りや悲しみを見た気がした。
私の思いに 深く共感してもらえた気がした。
そんなふうに聴いてもらって、私の魂は救われた。

思いを受け取ってもらえたと感じると、こころはこんなに軽くなる。
やはり「話す」は「放す」なのだった。
しこっていたこころが 柔らかくなっていくのをリアルに感じた。

そして すでにネガティブな感情から 脱しつつある自分を発見した。
~もう、私はここにとどまらない~

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

私の長い仕事には 善いことが数えきれないくらいあった。
仕事に支えられて 深い誇りと歓び、感動があり、
脳内快感物質は きっと泉のように湧いていた。

私は 仕事から 今まで多くを与えられている。
だから・・・もう他には なにも望むまい。
もう このことは終わった。
もう 卒業したのだ。

今は、ようやくそんな気持ちで いられるようになった。
所詮は、他人をどうにかすることは できない。
平静な自分になって 年末の家事を切り抜けようと思う。


そのことから時間が経って、昨夜眠りにつくときに ふと感じた。
意思を持った生き方ができるのは 自分だけではないかと。

私だけが 明確な意思を持った 自分だけの生き方を実行できる。

それは 私だけができること・・・
by yuko8739 | 2017-12-20 10:09 | | Trackback | Comments(0)

~意思を持って生きる~2017冬の自然勉強会

体調も戻りつつあるので 「冬の自然勉強会」に参加した。
久しぶりの外出だった。テーマは「D市の自然と自然保護の課題」
講師は自然の会の中心メンバー、野鳥の会支部長Sさん。

毎年季節ごとの自然観察会では、Sさんは大きなフィールドスコープを
担ぎながら、私たちメンバーに オオルリやキビタキ、ウグイス、メジロなどの
野鳥の姿を見せてくれる。

また、自然の会会報に毎号 その時期の自然や野鳥についての
写真なども掲載して 詳しく解説してくれる。
その折々の思いやSさんの環境を守る思いや活動が、会報には綴られている。

この日の講演会のテーマは、「D市の自然と自然保護の課題」
日本野鳥の会は、野鳥愛好家のための会ではなく、野鳥に象徴される、
「地球環境を守る活動」が主体となっている。

Sさんは、ご自分の子どもの活動がきっかけで 野鳥の会に入り、
このD市の 数百万年前からの火山活動の歴史に支えられた、
複雑で多様な自然に守られた 類まれな生物多様性に言及。

なかでも、ご自身がライフワークにしている市内の長流川では、
野鳥図鑑に載っている野鳥の約半数、253種を観察できるほどの河川だという。
西胆振でも10羽ほどしかいないクマタカも、この地では留鳥となっている。
世界でも400羽しかいないヘラシギ、天然記念物のマガンが200羽も
越冬するのは、ここだけ。(北限の越冬地)

オジロワシも20数羽が生息、ハヤブサ、トウネン、アトリ、イスカ、
オオキアシシギ、カラシラサギ、クマゲラ・・・などなど。
町のなかのこの川には、信じられないくらいの猛禽類もいる。

そかし、この貴重な野鳥ゾーンだが、昔は銃を打つハンターの姿が
当たり前だったという。
Sさんは行政側と話し合いを重ね、この区域を銃の規制地にするために、
16年の歳月が かかったという。

火山の噴火活動遺跡が残る自然公園にも「パークゴルフ場建設」案が
持ち上がったときは 広く市町村を超えて 私たちも市民と共に
反対運動を展開して 計画は中止となった。

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このように環境保護の観点から、近年は風力発電などの問題にも
情熱をもって積極的に取り組んできたSさんだ。
現在道内では 風力発電が1000基を超えて建設されている。

しかし、それがどんな場所に どのように建設されるかについては、
いくら日本に 環境基本法や生物多様性基本法、環境影響評価法が
存在して、あらゆる意見書などがあっても、そのために建設をやめた事業が
ひとつも存在しないという!!!

つまり「有名無実」なのだ。
法律はあっても、それを運用することはない。
法律とは、「絵」に描いた「餅」なのだろうか。
法に書いてあっても、理念を実行させるためには どうしたらいいのか。
 
ただ、事業者や行政は、理念を踏みにじり手続法として無力化している、
そういう今までのさまざまな行政とのやりとりのなかで 無力感や
徒労感を重ねてきたSさんは 最後にこういった。

自然環境保全に係るという生き方は、人間社会をどうとらえ、
限られた人生を どう生きていくのか、ということ。

自然を愛好し、楽しむとだけではない。
Sさんの問いは、それだけにはとどまらない。
教員生活40年を経て、定年を迎えたとき、Sさんは「生き方の支えを失った」という。
その言葉が 仕事を辞めた今の私の胸に 深く刺さった。

Sさんは言う。
「趣味で時間を つぶすのではなく、なにか、意思を持って生きる」
そういうことが必要ではないか。
最後まで 諦めない生き方。

私たちはいつまでも 生きられない。
残された時間のなかで、なにか“意味”があることを意思を持って続けよう。

私たちが地域の生態系を 未来に手渡していく役割がある。
そういう想いを 伝えていきたい。

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Sさんに 仕事を辞めたこれからの自分の生き方を 問われた気がした。
自分がまさに そういう言葉が必要な時期だったこと。
その機会に このように深く考えさせられる言葉に まさに出会った気がした。

後ろを振り向かず。
立ちどまらず。
ネガティヴな感情に 支配されずに
「意思を持った生き方」を 目指そうと深くこころに誓った。
by yuko8739 | 2017-12-19 11:42 | 社会 | Trackback | Comments(0)

夢をみた/大雪

夢をみた。
私はボランティア仲間といっしょに 隣町の自然保護に
かかわっている、30代くらいの男性ふたりと会っていた。
こういう人を取材して 活動を広めていけたらいいなあと思った。

そして・・・名刺をいただき、ふと気づく。
私は、もう取材の仕事を辞めたのでは?
でも、人物紹介のコーナーは まだ続いているのではないのか?
ということは もう翌月の取材も決めて 仕事もはじめなくちゃ。



そう思ったら 目が覚めた。
私のなかでは 仕事は終わっていなかった。
30年続けたことが すぐ消えてしまうわけもない。
ちょっと切ない思いが 残った。

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先日は 朝起きると、大雪に驚いた。
家人が、汗をかきながら 雪かきをしてくれたようだ。
例年12月には 雪など降らないわが町だが。

今年はどうしたことか、もうすでに雪かきも何度か必要なほど。
この日は、午後遅くに家の前にも 除雪車がきていた。

病院に行く途中に魔のカーブがあって そこでは毎年何台も事故が起きる。
その日も、その凍結カーブの下り道で、車が3台ぶつかって停車していた。
おお、怖い!

その道はのろのろと全身緊張して いつでも止まれるスピードで
ゆっくりと 車を走らせなければならない。
この日のように気温が高くても 雪の固まった表面は滑るのだ。


病院に着いて、またびっくり。
すごい患者数だった。
鼻の風邪が耳に影響してふらつくらしく 漢方薬を処方してくれた。

嗅覚が だいぶ戻ってきた。
by yuko8739 | 2017-12-18 12:21 | Trackback | Comments(0)

悪い風邪/読書

またまた風邪は長引き、ちょっと動くとふらつくし、
鼻が利かないので 食べものからは 生命感が失われている。

昨日は久しぶりに車を運転して 買い物に行ったが 
なんだか運転も 下手になった気がした。

回復途上だということは実感しているが、完治までは時間がかかりそう。
ずいぶん悪い風邪だったなあと感じる。

数年前に読みたくて買った本、「君たちはどう生きるか」吉野源三郎著
が漫画化されて 今年は大ヒットとなっている。
また宮崎駿監督が製作中の新作長編アニメが
「君たちはどう生きるか」になるらしい。

この作品が 時を超えて甦るのは当たり前だという気がする。
というのは、すべてのことのものごとの本質を 描いているからだ。
私も深く感動した。

中高年の世代でも 心に「15歳の自分」を抱えている人には、
魂を打つメッセージがある。

朝日の朝刊12月15日に、私の大好きな評論家の斉藤美奈子が
この本に関してこう書いていた。

「貧困・偏狭 今に通じる」
メッセージは明快。
人間はちっぽけだけど、世界は広い。
特に原作には、教養のための教養主義とは違う、大正モダニズムの
良質な部分が受け継がれています。

中学生同士の友情を描くシンプルな筋書きですが、話題は多岐に渡ります。
コペル君と叔父さんはニュートンの万有引力からナポレオンの歴史物語、
そしてガンダーラの仏像のことまで話し合う。
 
貧困にあえぐ同級生の生活や、偏狭な愛国心を振りかざす先輩の暴力に
「ヘタレ」な男の子が向き合っていく。人生論の本というより、
社会の仕組みを教えてくれるテキストです。
~中略~
コペル君が生きた30年代と現代の空気に通じるものがあるのかもしれない。
見落とされがちですが
コペル君は、先の大戦での学徒出陣で
命を落としていく世代なのです。


最後の指摘に 一瞬で胸が詰まった。
コペル君は 学徒出陣で 命を失う世代とは・・・・
斉藤美奈子がこう書いてくれるまで 気づかなかった。

そういうことを視野に入れて 読むとこの本の持つ意味がより
深く胸に響くのかもしれない、現代との時代の相似形も。

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秋から冬に読んだ本
「失われた巨人」 カズオ・イシグロ著
「声」 アーナルデュル・インドリダソン著
「傷だらけのカミーユ」 ピエール・ルメートル著
「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」 フィリップ・K・ディック著 
(ブレードランナーの原作)

ノーベル文学賞を受賞した カズオ・イシグロは 実に謙虚で誠実。
受賞挨拶などにもその人柄が反映されて とてもよかった。
「私を忘れないで」は 静かな悲しみと諦念のなかに 命と記憶の意味を問う
最高に 好きな本の一冊だ。

「失われた巨人」は寓話の世界だが、夫婦、その国の歴史、報復、戦争、多民族、
忘却、幸福、とても深い内容で 未だに自分のなかに 答えは出ない。
by yuko8739 | 2017-12-15 12:27 | 読書 | Trackback | Comments(0)

2017味噌の仕込み

11月末には、秋田からの米麹が届いた。
有機無農薬の大豆も買ったので、12月1週めに仕込み、
その後は風邪をひいて 延び延びになってしまった味噌の
2回目の仕込みを どうにか終えた。

1セット(麹2kg、大豆2kg)の味噌のできあがり量は約8kg。
我が家の1年分の味噌は2セット、計16kg仕込む。
若いころは1日で3セット(24kg)を仕込んだものだが、
今は無理をしないで 1日で1セットづつ、2日間で仕込む。

毎年、この「寒」の時期が 味噌の仕込みの時期。
外はすっかり 雪に埋もれている。
大豆を煮る大鍋の湯気が 窓を曇らせる。
外の寒さで、窓の水滴が汗のように滴り落ちる。 
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も30年も続けている味噌作りだが、失敗したことはない。
しかし表面には けっこうカビが付く。
カビは無害らしいので、カビを除去して食べてはいるが。
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これは味噌の表面に 空気が触れることが原因。
塩で蓋をしたり、ラップをしたりしても なかなか完全に防ぐことは難しい。
重石をすると 空気に触れないのでよいようだ。
今年から味噌の上に中敷をひいて なにか重いものを乗せておこう。

発酵という作用は 日本の食の原点だといつも感じる。
味噌や醤油、漬物、納豆、鰹節、甘酒、酒、
これらのものがなかったら 日本の食は成立しない。

豊穣の国日本に存在する 豊かな酵母の働きには いつも感動する。
さて、北海道の漬物の多くも これから熟成を重ねて日に日に
おいしくなるとき。

浅味噌漬けも そろそろ食べ時になる。
ニシン漬けも 麹を溶かして漬けたので早めに食べ頃になるだろう。
日々の食卓がこれらの漬物で彩られ、自家製味噌汁の香りに
包まれるとき、私は暮らしのなかの幸せを感じる。

毎日の暮らしのなかの こういう素朴な幸福感こそ 
私には なくてはならないもの。

去年同時期に仕込んだ味噌は、黄金色になり
いい香りで しみじみと味噌汁がおいしい。
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by yuko8739 | 2017-12-14 00:16 | おいしいもの | Trackback | Comments(0)