人気ブログランキング |

ゆうゆうタイム

yukotime.exblog.jp
ブログトップ

<   2013年 08月 ( 12 )   > この月の画像一覧

アジアン雑貨とランチ

私の町に こんな店があったなんて!
先日仕事で訪れたのが アジアン雑貨とカフェ、ネイルの店。
c0204725_1135924.jpg



自宅ショップの玄関に入ると さまざまなアジアンテイストの
雑貨達が いかにも楽しげだ。
暑さに負けない色や柄が とても新鮮で楽しい。

インド、タイなどのバッグやアクセサリー、Tシャツや
スカートなどの衣類、雑貨や布製品の小物、陶器などがいっぱい。
c0204725_11343387.jpg

c0204725_1125355.jpg



カエルや猫、象などの動物の置物などは愛らしくキュート。
タイやベトナムで自分が欲しい商品を買い付けているという。
c0204725_11322718.jpg

c0204725_1126149.jpg

c0204725_11262336.jpg

2年前にカフェコーナーも作り、本格的にオープンしたらしい。
アジアン雑貨を楽しんだあとは、カフェで窓いっぱいに
広がる木立の緑を見つめて 癒しのひとときもいい。
薫り高いチャイやパンケーキで くつろぐひとときもすてき・・・

この日は 月に数回のランチディ。
予約しておいた友達と3人で まず店内を物色?

アジアのアクセサリーは 高価ではないけれど 印象が強い。
デザインと色が 日本とは違う。

友は夏用のペンダントを買った。
もうひとりの友と私は テーブルクロスを買った。
ほかにも 欲しいものはいっぱいあるが、また次に。

テーブルに着いて おしゃべりをしていると 
まだ11:30なのに、もう ランチ!の出番?
女性客が次々と入って カフェコーナーもいっぱいになった。

まだ、おなかは空いていないけれど しょうがないなあ・・・
プレートランチが 運ばれてきた。
c0204725_11274586.jpg


小さな器に冷製スープ、ピーマンの肉詰め、小揚げの納豆詰め、
かぼちゃのサラダ、キュウリとナスの塩漬けなどと、玄米入りごはん。
なかなかヘルシーな献立で 量の少なさがいい。

食べ終わって デザートのクレープが出たが これが最高。
クレープがもっちりしていて 木苺の甘酸っぱさと生クリームの
ハーモニーがよかった。
c0204725_1128566.jpg


店も混んできたので 帰ることにしたが 大好きなS商店で
おいしい魚をgetしようと 女性3人組は、たちまち主婦にヘンシーン。

S商店は いつもながら買い物の楽しさに満ちている。
新鮮なマダラがあったので フライ用に半身買った。
通称 鍋こわしと呼ばれる 当別カジカはみそ汁にしたら美味!

そのほかにも ホヤや鮮度抜群のイワシ、小型の水ナスなど、
買いこんでしまい、帰りに我が家で友と珈琲タイムでひと息。
友が帰り、夕方まで時間があったので それから 私は行きつけの美容室に。

夕食は「S商店まつり!」
ふわふわのマダラフライ、美味しい脂が浮くカジカ汁にうっとり。
水ナスは ふんわりやわらかな絶品漬物に。
ホヤも、癖がなくて なんとおいしいこと・・・

幸せすぎて 食べるのに夢中!
写真を撮り忘れてしまった、残念無念・・・
by yuko8739 | 2013-08-31 11:29 | 友達 | Trackback | Comments(0)

woman第9話おかあさん

「woman」第9話を観終わって また放心している。

満島ひかり演じる小春が 小さい時に捨てられたと思っている母を
はじめて「おかあさん」とよんで 泣いた。
田中裕子扮する 母親のさちと抱き合って。

 
長い間、自分を捨てた母へのどうにもならない憎しみと痛みを 抱えていた。
さらに 4年前、最愛の夫の事故死のきっかけを作ったのが、父親の違う母の娘。
つまり異母姉妹で。
そういう妹と母を 許せない苦しみのなかで 今小春は 白血病と戦っている。



「ねえ、あなたの娘のことも、あなたのことも許せないんだよ、それはね、一生なんだよ。
ねえ、嫌なんだよ、許せないんだよ、許せないんだよ、助けてよ、
ねえ、お母さん、助けてよ、お母さん・・・」
小春は 母と抱き合った。



互いに不本意な同居だったから、視線さえ合わせることさえ ぎこちないない母と娘。
手さえも 握りあえない母と娘。
3日の入院のあと、いっしょに夕飯を作りながら、母と娘は昔、あや取りを
したことを 思い出す、ふたりで その真似をして。

そして小春の口調は ふいに乱暴になり。
母の肩を 何度も 何度も小突く。
「ねえ、許せないんだよ、ねえ、助けてよ、おかあさん」と。

許せない感情と 母に触れたい気持ち。
その相反する思いを描いて これほど繊細で美しく かなしいシーンがあるだろうか。
 

小春は泣きながら ついに「おかあさん、助けてよ」と、母と抱き合った・・・
娘の背中をさする母の手。
ふたりの涙が なにかを溶かすのを 私は感じた。

私も 泣いた。
いっしょに 溶けた。
涙は いつまでも 今もとまらない。

何気ない暮らしのなかに このように丁寧に感情を描き、愛や悲しみの本質を
表現するドラマは 数少ないと思う。


生きていると 償えないことがあまりにも多いことに 気づく。
私たちは なにがしかの罪を犯して生きているのかもしれない。
許せないことや かなしいことを抱きしめながら。 


小春の病気の行方が 気がかりでたまらない。
糸のない「あやとり」のように あやうく頼りなげな母と娘。
 
この母と娘の絆は どんなふうに結ばれていくのだろう・・・
つい息をつめるように 観てしまう。 


そして・・・いつも。
「mother」の最終話が 私のなかにある。

血のつながらない母と娘は 信じることでひとつの未来を見つめた。
年月さえも超える勇気を 持てた。
全身全霊で支えてくれた愛の人、 母の母うっかりさんのおかげで。


果たして「woman」は どのような 許しと謝罪、
和解と愛の光へと 導かれるのだろう。

すべてが愛で解決するなどと 思わない。
それでも人は 愛というものにしか すがれないときもある。
救われはしないと わかっていても、ぬくもりが欲しい。

どういうときも やはり自分自身の愛は 最大の「たより」なのかもしれない・・・

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

渡り鳥が なぜ迷わずに来た場所に 帰ることができるのか。
坂元裕二は こう書いた。

「たとえば雛の時に見た 星座を道しるべにするのです」と。
雛のとき、親鳥と共に見た星座を 鳥は覚えている。
それを 忘れない。

どんな人も 小さなころの愛とぬくもりがあれば、それはいつか
人生の灯や羅針盤となって 歩く道を照らすだろう。

小春さん、多分あなたは 母親に深く愛されていたのです。
そうでなければ 自分のすべてをかけて ふたりの子どもたちを
あのように慈しみ 育み 愛おしむことなど できるはずがない。


この作品と「mother」は、よく似ている。
田中裕子さん扮する母親がいなかったら ドラマは成立しないという点で。
彼女の演技のすばらしさは 作品にリアリティを与え、命を吹き込む。

さらに 助演の小林薫の温かさや 二階堂ふみの懊悩の深さと孤独、
三浦貴弘の誠実、谷村美月のかなしさ、医師の高橋一生の優しさなど、
脇の人物像も 深い陰影と魅力に あふれている。


生きていくのは悲しいことも 数知れない。
どうしようもないことも 多いけれど。


~このドラマHPの投稿:ある小学校6年生の言葉~
「これからあきらめずに自分に負けない人になろうと思いました」
私のなかで 美しいものが 蝶のようにひらめいた。


こういうドラマと出会うと、人生の大きな贈りものを もらった気がする・・・
by yuko8739 | 2013-08-29 08:32 | ドラマ | Trackback | Comments(2)

「スタートレック イントゥ・ダークネス」

2年前にNHKBSで放送された イギリスのTVシリーズ
「SHERLOCK シャーロック」を見て 私はうなった!!!
この人、誰なんだろう・・・・演技がうまい、この癖のあるシャーロックは???

スタイリッシュでテンポよく、ストーリーも奇抜、ワトソンとの友情もなかなすてき。
ときにほろりとさせて、最高のドラマだった!

今まで 見たことがない。
まさに今を生きる  オタクっぽい「現代の」シャーロック・ホームズだった。
見る人を 一気に引きこむ魅力とパワーを持つ。

ときに母性本能を刺激するセクシーと狂気、クールでホット。
相反する複雑な要素が 彼シャーロックの天才的な頭脳を際立たせる。
彼はイギリスの俳優、ベネディクト・カンバーバッチ。

シャーロックを演じて、イギリスでは押しも押されぬ人気スターとなった。
私もカンバーバッチに夢中!

その彼がダークヒーローとして 出演する話題の映画が「スタートレック」最新作。
この長い伝統を継ぐ作品の 稀代の「ダークヒーロー」ハリソン役に、
彼は どう挑むのだろう。

この映画の宣伝のために来日した彼を 迎えた日本女子?は 約1000人とか!
すごい人気。やはり世界中で放映された「シャーロック」で人気爆発のよう。



TVシリーズ、スタートレックの原型を見ていた私には、カーター船長、
エンタープライズ号、スポックなど なんだか 懐かしい。

どうにか仕事の合間をかいくぐって 映画館にGO!
ああ、ポスターにも 悪の香りのカンバ―バッチの姿・・・
いいなあ~やっぱり彼は 絵になる俳優だ。
c0204725_14275164.jpg

c0204725_14281246.jpg


c0204725_14283346.jpg

さっそく3Dで 映画を観たけれど 落胆が黒い雲のように落ちてきた。
なんとこの町のこの劇場では 3Dだと「日本語吹き替え版」らしい。
なんという 無神経!

カンバーバッチの日本語は 聞きたくなかった!!!
落胆したが もう映画は始まっているし・・・町に映画館はひとつ。

気を取り直して 映画に集中した。
冒頭から息をのむアクション、危機、スピードに運ばれて
我に返るともう、ロンドンのジョン・ハリソンへと 画面が展開。

まあ、その後も ありとあらゆる息を尽かせぬ3Dのシーンが繰り返される。
隠された真実に とまどったり、平和とは?仲間を守るとは?
指導者としての責任とは?友情とは?

そういう 複雑な要素が満載なのだが、惜しい。

ハリソンの胸のなかの「かなしみ」を もう少し丁寧に描いてくれたら、
より深い映画になったと思う、とても惜しい。

その代わりに カークとスポックとの友情は 濃く深く描かれ 
カークの成長や 自己犠牲の美しさに 涙する人もいるだろう。
私も少々涙腺が緩んだ・・・

日本人としては 3・11のあとだからか、放射能被ばくという言葉に
敏感に、強く反応してしまった。



~人類最大の弱点は 愛だ~
ハリソンの凄味のある 得体のしれない姿が描かれたポスターはいい。

ちょっと「シャーロック」にも通じる 天才の孤独やかなしい雰囲気も よかった。
彼には 多分世界中の映画界から オファーが 押し寄せているだろう。

どうかこの恐ろしいほどの人気が 彼をおとしめることのないように・・・

でも天才でもなく ヒーローでもない ごく普通の男の孤独やかなしさ、
つまり日常を 彼ならどんなふうに演じるのか 私は観てみたい。


来日時のカンバーバッチ
(シャーロック3シーズン目の撮影のため シャーロックのヘアスタイルで来日)
c0204725_1429119.jpg

ああ、早く君に逢いたい!

あの傲慢で怜悧、容赦ないシャーロックの天才的な事件解決に 酔いたい!!!
(今秋に3シーズン目の放送が NHKで決定とか)
by yuko8739 | 2013-08-27 13:07 | 映画 | Trackback | Comments(0)

猛暑も終わって

居間の一間半のベランダ窓に、緑のカーテンを設置して
はや1か月半、ササゲ豆やキュウリ、ミニトマトの葉の影が 
レースのカーテンに ゆらゆら。
c0204725_15735100.jpg

c0204725_1575478.jpg


豆やキュウリもいっぱい収穫して、煮物やかき揚げ、サラダにも。
デッキの花鉢に散水するたびに、ミニトマトをつまみ食い。

マゴちゃん達との夏休みのそうめんに、夏野菜のてんぷらにも 
新鮮な青シソは 重宝した。
ガーリックライスにも パセリがアクセント。

デッキの日除けを兼ねたミニ菜園は なかなかの優れもの。
まだまだ、収穫は続きそう。


とはいっても 真夏の暑さは去りつつある・・・
今朝はもう最高気温が25度になり 猛暑という感じはない。
自然は 秋を先取りしている。

レースフラワーのような 白いノラニンジンの花が草原を埋め尽くし、
ススキが銀色に光り、萩の花が咲き始めてきた。
花壇には コスモスが満開だ。

暑いと嘆きながら子どものように?お腹のあせもに 薬を塗っているうちに、
夜風は 山のうえから冷気を運んできた。
夜は窓を閉めて 長袖を着始めた。


マゴちゃん達ふたりは 夏休みの自由研究をたいそう褒められたようだ。
まさに、「私」の作品でもあるので うれしいな!!!

野鳥の会のSさんが 大絶賛!イチオシの昆虫図鑑を購入。
(札幌の)という言葉は Sさんいわく (北海道の)という意味だそうです。

確かにとても調べやすいし、アウトドアにも持参しやすい。
2500円と高価だったが その甲斐はある。
この本は 私が死んだら そうたに贈呈しようっと。
c0204725_15205122.jpg

c0204725_15291681.jpg


c0204725_15211961.jpg

c0204725_15213336.jpg


そうたとページを繰っては 「あのときのセミはやっぱり コエゾゼミだ!」
「セミって カメムシ目なんだね!知らなかったなあ」

「こないだ いっぱいいたのは カシワマイマイだね」とか。
「北公園のバッタは これかな?」など、一冊の本をはさんで 楽しい。

こんなふうにしながら 2013年、私の夏は終わる・・・

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


孫たちが金曜から泊まっていたが 昨日は1日じゅう我が家で留守番だった。
私は市内市民活動拠点のイベントで、年に1度の展示講演会の担当だった。 
「映画の会」と「DV女性支援の会」のW展示を手伝い、会場に詰めていた。
c0204725_15221488.jpg

c0204725_15223525.jpg


c0204725_15225434.jpg

全体の講演会や発表会などもあって 朝8:30~16:00頃まで展示会場にいた。
昨年とは会場が変わったせいか まとまりが悪くなった気がしたが・・・?
来年は 昨年のスタイルに また戻ればいいけれど。


それにしても 市民の活動実績が100団体を超えるとは、すごい。
できれば 横のつながりが もっと増えるといいのになあ。

どの団体も 活動資金の問題は ほとんどが寄付頼みか
あるいは自腹を切っている。

文化に金をかけない国の伝統は 地方自治体でも全く同じ!
地方都市は どこも異様な高齢化で 台所事情は厳しいのだとしても。

文化活動にも 
福祉共生事業にも 


もっと光を!!!
by yuko8739 | 2013-08-26 00:27 | 自然・季節 | Trackback | Comments(0)

時代の魂を描くⅡ

山田太一の本を読み進めているが、うれしかったのは 彼の薦める
10冊の本と20本の映画が 記載されていたこと。

残念ながら箴言集や評論集のジャンルは 今まで ほとんど読んで
来なかったので、これからの人生の宿題にしようと思う。

特に映画20作には 私が熱愛する作品も多く、うれしかった。
未見の作品は さっそくネットレンタルで観てみようと思った。

以下 山田太一が選ぶ50年後も読み継がれるべき
アフォリズム(箴言)の10冊

「チェーホフの手紙」  アントン・チェーホフ
「エセー 1~4」   モンテーニュ
「小説の精神」     ミラン・クンデラ
「カフカとの対話」   グスタフ・ヤノーホ
「偶然と黄昏 反キリスト者 ニーチェ全集14」 ニーチェ
「歴史とユートピア」  シオラン  絶版
「悲劇の死」      ジョージ・スタイナー
「詩という仕事について」ボルヘス
「フォースター評論集」 フォースター
「不穏の書、断章」   フェルナンド・ペソア

映画 
「ベニスに死す」「カサブランカ」
「ある結婚の風景」「キャバレー」
「フロント・ページ」「アニーホール」
「ブルーベルベット」「黄昏」
「さらば、わが愛」「羊たちの沈黙」
「ショーシャンクの空に」「サイダーハウス・ルール」
「42丁目のワーニャ」「リービング・ラスベガス」
「トーク・トゥ・ハー」「秘密と嘘」
「ドッグヴィル」「シカゴ」
「サラの鍵」「カポーティ」

映画は4作品を除く 16作品は観ている。
私が偏愛している「「羊たちの沈黙」「ショーシャンクの空に」
「サイダーハウス・ルール」「ドッグ・ヴィル」が入っていたのは 
うれしかった。
感動して 胸の鼓動が高まった作品ばかりだ。

しかし「奇跡の海」や「ピアノレッスン」が入っていなかったのは、ちょっと不思議・・・
私が女性で 山田太一が男性だということと 関係があるのかもしれない・・・

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


人生は誰にも教えられないけれど
1997年6月刊 アンソロジー「嫁ぐ娘、嫁がぬ娘へ」 山田太一
以下引用(抜粋)

結婚相手が、実は思ってもいなかった存在だと分かるのは怖い。
ところがどんな結婚だって、ほとんど必ずそういう意外性は
あるのだからおそろしい。

多くはのぼせているうちに知り、ひそかに歎きながらも、
若さや性欲に助けられて何とかやっていくのだけれど、
それで配偶者の実態が分かったつもりでいると、そうはいかない。

中年になって、それまで隠していたおぞましいものが
急に浮上したりするのである。

死ぬまで隠していた秘密などというものもある。
そんなことはうちみたいな平凡な夫婦にはない、と思っていると、とんでもない。

人間は分からない誰がなにを秘めているか知れやしない。
そういう分からない他人と一緒に暮らそうというのは、
ほとんど無謀というか無神経というか怖いもの知らずなことで、
他者のエゴ、性向、不潔に多少の想像力があれば、
結婚などめったに出来るものではないはずなのである。

その上、結婚で「予期しなかった」実体が浮上するのは、配偶者だけではない。
他人と暮らさなければ知らずにすんだ自分の怖さにおどろいたりする。
姑を殺してやろうか、と本気で思っていたり。

それに比べて、独り暮らしの女性同士の、少し老いて来た頃の
関係は、なんといい味だろう。



被害者が加害者だったり、相手の方が我慢していたと分かったり、
お互いの始末に負えない負えないエゴに絶句したり、
理解し合うなどという言葉の浅薄に立ち尽くしたり、
曖昧、不純、諦め、習慣、平穏などを否定しきれない弱さ、
さらにその底の深い暗闇に気がついたりもする。

どっちがいいとか悪いとか、損だとか、得だとか、
そんな議論では尽くせない存在の深部、関係の混沌を生きたりもする。

人生も生きてみなければ分からない。
少女期も、青年期も、中年、老年期も、その手ざわりは自分が
生きてみなければ分からない。

愛も恋も、嫉妬も失意も、孤独も病気も仕事も、
結局のところそれを生きてみなければ分からない。

人生の肝心なところは、みんな、そうである。
結婚することも、しないことも。

とはいえ、オムレツは素手より箸よりフォークの方がいいとか、
スプーンの方が食べやすいとか、そういうことは伝えられる。

食べなければ、自分にとってどんなふうかは、本当は全然分からないのだけれど、
それでも周辺についての知恵や知識は頼りになるものだ。

人生は素手で立ち向かうには、厄介なものに満ちている。
先人の声を聞いて、身を鎧(よろ)うことも悪くない。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


最後に・・・
コラムニスト 中野翠の言葉


「もしかすると誰の家にも山田太一ドラマがひそんでいるものなのかもしれない」


これこそは 最高の賛辞!!!
そして 実感。
by yuko8739 | 2013-08-25 10:07 | ドラマ | Trackback | Comments(0)

かなしさを描く人

今季の最高気温を記録した我が家に 数日前に届いたのは河出書房新社の
「総特集 山田 太一 時代の魂を描く脚本家」
(文藝別冊/KAWADE夢ムック)~

c0204725_1585783.jpg


ページをぱらぱらとめくっていたら とまらなくなった。
山田太一のドラマ「岸辺のアルバム」は日本のTVドラマの金字塔、
不朽の名作と呼ばれていて、私はこのドラマをリアルタイムで観た。
その興奮は 今でもよみがえる。

 
楽曲の著作権問題がやっと解決して このドラマが、昨年暮れにDVD化に
なった事を知り、山田太一の数多くの名作ドラマを思って この本を買った。

この本は なかなか興味深い体裁だった。
写真も豊富で 傑作ドラマの名セリフが 散りばめられている。

まさにセリフは副題の 「テレビから聴こえたアフォリズム(箴言)」にふさわしく
本質的で 言霊に満ちている。

そして、なんだかとても 懐かしい。
その時、そのドラマのあのシーンが よみがえるようで。

彼のゆかりの役者、山崎勉や加瀬亮、演出家で作家の久世光彦、
宮藤官九郎などの滋味豊かなエッセイも収録。

冒頭で、山田太一は こう書いている。
「断念するということ」
1991年3月刊アンソロジー「生きるかなしみ」編者の言葉
以下引用

生きているということは、かなしい。
いじらしく哀しい時も痛ましく悲しい時も、主調低音は「無力」である。

ほんとうに人間に出来ることなどたかが知れている。
偶然ひとつで何事もなかったり、不幸のどん底に落ちたりしてしまう。
一寸先は闇である。~略~

生きる悲しさくらい承知しているが、暗いことにはなるべく目を向けたくない。
いずれかなしい目にも遭うだろう。そうなれば嫌でも体験することである。

それまでは楽天的でいたいのだ。いや、仮にかなしい目に遭ったとしても、
なるべく早く忘れる方針だ。歎いていていいことは何もない。~

要するに暗い話には取り得がない。
しかしこうした楽天性は一種の神経症というべきで、人間の暗部から
逃げ回っているだけのことである。

目をそむければ暗いことは消えてなくなるだろうと願っている人を、
楽天的とはいえない。

本来の楽天性とは、人間の暗部にも目が行き届き、その上で尚、
肯定的に人生を生きることをいうのだろう。

そして私は、いま多くの日本人が何より目を向けるべきは、
人間の「生きるかなしさ」であると思っている。
人間のはかなさ、無力を知ることだという気がしている。~


どこかで的を外している。結構頑張って生きているのだが、力点がずれている。
おだやかな幸福感がない。平安がない。

老いてもまだ可能性を追い、あれも出来るこれも出来ると、
まだ行っていない国はどことどこだと
ツアーのカタログをめくって、スケジュールを作る、
それが老後の有力な理想形である。~

大切なのは可能性に次々と挑戦することではなく、
心の持ちようなのではあるまいか。

可能性があってもあるところで断念して心の平安を
手にすることなのではないだろうか?
私たちは少し、この世界にも他人にも自分にも
期待し過ぎてはいないだろうか~

本当は人間の出来ることなどたかが知れているのであり、
衆知を集めてもたいしたことはなく、
ましてや一個人の出来ることなど、なにほどのことがあるだろう。

相当のことをなし遂げたつもりでも、そのはかなさに気づくのに、
それほどの歳月は要さない。
そのように人間は、かなしい存在なのであり、せめて
そのことを忘れずにいたいと思う。~

「可能性」という強迫を逃れて、あるがままの生を
受け入れるばかりが善とはいわないし、
私だってとてもそんな境地にたどりつきようもない人間だが、
絶えず自他への不満をかかえ、置い立てられるように生を
終わるのもみじめである。

心して「生きるかなしみ」に思いをいたしたい。
人にではなく、自分にそういい聞かせている。



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

私はこの頃、よく人間のかなしさを思う。
自分を生きるということには 本質的にかなしさというものを抱合している。

私の場合の生きるかなしさというのは、この広い世のなかには、
自分と同じ人は いないということ。

ベターハーフという言葉の意味は「よりよき半身」 
ふつうは夫婦のことをいうが、もうひとりのよりよき半身を 
人は求める、決して存在しないのに。
やはり 自分の半分をかなしく求めてしまうのだ。

要するに人間は 孤独だ。
それは 悪いことではない。
孤独やかなしさのなかだけに咲く花もあり 
暗闇には差す光もあると思う。

だから生きるかなしみは どんな人にもある、そう思う。
生きるということは そのかなしみと分かちがたいひとつのもの。 

そして 山田太一のドラマは そのかなしさを深く描き、
かなしさから目をそらすことなく、対立した価値観を越える勇気で 
他者との新しい絆を結ぶ、そんな話が多い。

ありきたりな常識を打ち破る 人と人との出会いのダイナミズムから
新しい希望や和解、そして理解や許し、愛が生まれる。
ドラマの神髄を味わえる物語ばかりだ!

彼は「普通の人を描きたい」という。
普通の人の強さや弱さ、純真や卑屈、隠された別の顔、嘘や真実、
相反する複雑な要素を 実に多彩に感動的に描く筆力は 天与のものだろう。

そこに浮かび上がるのは ごく普通であっても 一筋縄ではくくれない
人間のおもしろさ、かなしさ・・・うつくしさ。

彼のすべての物語は 生きることのかなしさから始まる。
山田太一が表現した ごく普通の人々のかなしみに満ちた
「ありふれた奇跡」は ただ、ただ、愛おしい。

その愛おしさは、多分「断念するということ」の強さに
支えられているのだと この本を読んで思った・・・

なんと人生は 滋味深いものだろう。

年をとるのも かなしいだけではなく、そう悪くない。
by yuko8739 | 2013-08-24 01:24 | ドラマ | Trackback | Comments(0)

T川渓谷の自然観察会

いくら自然大好きでも 猛暑と雷雨、大雨の続く今日17日に、自然観察会?
みんな集まらないのでは・・・と思いながら朝9時前に 集合場所に行った。

あら、みんな 来ているじゃないの!
お互いにいろいろな事情もあり、一ヶ月半ぶりにHさんの笑顔と再会した。
うれしかった。

ただ、今日の観察会の場所はT川・・・
忘れもしない、2度目のダニと2か月半前に遭遇した場所なのだ!!!
でも、ダニも嫌だが とにかく暑いのが苦手な私・・・

汗かきの私は ダニ夜、来ないで!と祈りながらも 暑さに負けて 
半袖で歩き始めた。
この場所では この時期 多くの昆虫が見られるらしい。
c0204725_1025280.jpg

虫好きの私としては チョウや昆虫はうれしいのだが、
恐怖なのは スズメバチとアブ。
どちらも刺されると かなり痛いらしい・・・こわい!

歩き始めると 大気はぼわんと暑くて 汗がふき出る。
昨夜の豪雨のせいか 湿度は90%もあるような感じ。

緑のトンネルのように 雑木林が生い茂っているなかを
アゲハや白いチョウやトンボ、シジミチョウなどが 
たくさん飛び交っている。ここは虫たちの楽園だね・・・
c0204725_10251792.jpg


今 林のなかに咲く花はノリウツギの白い花(別名サビタ)や
蒼いきれいな色のツユクサ、ミズヒキ、キンミズヒキ。
ハンゴンソウやクサギなど。薄紫のカワミドリというきれいな
薄紫の花には チョウが何匹も集まり 蜜を吸っていた。
c0204725_10254497.jpg

c0204725_10261920.jpg


c0204725_10265930.jpg

c0204725_10271595.jpg


c0204725_10274351.jpg

c0204725_11322282.jpg


道沿いの雑木林の木の幹には なんと!クワガタや
カブトムシ数匹が 樹液を吸いに集まっていた!
c0204725_10531423.jpg


c0204725_10534626.jpg

北海道には 数年前からカブトムシが生息するようになった。
それまでは 見たことがない。
子どもが買ったカブトムシなどが 逃げたりして野生化し、
温暖化のせいで繁殖、定着できるようになったらしい。

会のメンバーで 蝶博士さんが昆虫を解説し、会代表のKさんは
野花が専門、野鳥の会のSさんは野鳥、樹木、植物にも詳しい。
地層や岩の専門家AさんやFさんもいる。
何を聞いても 誰かがちゃんと答えてくれる、学べる安心感がいい。

T川を渡る橋まで歩き コクワやマタタビの青い実や クロイチゴも見つけた。
ニワトコの赤い実、花火のようなウドの花も。
断崖絶壁の崖には ダイモンジソウやクルマバソウがいっぱい。
c0204725_1055769.jpg


c0204725_10565891.jpg

c0204725_10573988.jpg


茂った木々の葉のせいで川の流れはよく見えないが 川音が響いていた。
汗をかいて けっこう不快指数は高いのだが、多様な自然に見とれて
歩くのは やはり最高の気分!
c0204725_10582242.jpg

c0204725_10585182.jpg


どんな気候でも 暑くても 寒くても 自然はいい。
雨が降り始めて みなカッパを着たり、傘をさしたり。
c0204725_110384.jpg


c0204725_10594123.jpg

岩肌から流れ出る水に 多くのチョウが群がっていたと
いう場所まで来たが、残念ながらこの日、チョウはいなかった。
岩のミネラルは、雨で薄まったのかもしれない。
c0204725_1122657.jpg

c0204725_114365.jpg


帰りに カブトムシ2匹とミドリコガネムシをマゴちゃんにもらった!ラッキー
12時半ごろに、解散となった。

Hさん夫婦と私は 蕎麦屋さんで3人ランチ。
私は久しぶりの 鴨せいろをオーダーした。
暑いなか汗にまみれて 9000歩ほど歩いたあとで、
涼しい店でいただく蕎麦は おいしかった。
c0204725_115715.jpg

その後カフェで スイーツをふたりで楽しみ、母親の看病で 
病院通いを続けているHさんのお話を ゆっくり聴いた。
「大変だったね・・・」
私にも いつかは来るその日を 思った。
c0204725_1155079.jpg


c0204725_116852.jpg

Hさんを自宅まで送り 菜園の新鮮野菜をいろいろと いただいた。
ササギ、トマト、大根、ニンジン、キュウリ、ナス、どれもおいしそう!
c0204725_117527.jpg


c0204725_1172267.jpg

Hさん手製の梅ドリンクで、一気に元気になった私。
c0204725_1175515.jpg


すてきな1日に 心は深く満たされた・・・
c0204725_11272284.jpg


by yuko8739 | 2013-08-18 00:14 | 自然・季節 | Trackback | Comments(0)

お盆と敗戦記念日

うだるような蒸し暑さが 道内でも涼しいこの町にも とうとうやってきた!
暑くて とにかく湿度が高い。

1年の2/3は ストーブ暖房の乾燥状態のなかで暮らしているので 
湿度が高いことが 道産子は大の苦手。

この数日は 室温が30度で じとじとした気候だった。
時おり 雷雨や小雨も・・・
こんなに汗をかいては やってられない気分。
暑気払いに ヘイリー・ロレンの美しいフランス語のシャンソンがいい。

赤ちゃんが 大好きな私は 妹の孫Rが里帰りしていた10日間は、もっぱら子守り専業。
c0204725_20582864.jpg

c0204725_20585195.jpg


お盆には 弟夫婦や6月に結婚した姪もやってきて 母と仲よく親族一同で 
お寿司を食べ、その後お墓参りのあとで 我が家でお茶タイム。
c0204725_20592081.jpg


弟が持参したのは 6月の結婚式の写真。
Mちゃんの華やかな打ち掛けやドレス姿に 見とれたり。

<自由研究 その2>
そして 先週のHANAに続いて、今週は孫のSOTAが
張り切って 模造紙を抱えて 泊りにやってきた。
彼は事前に私のPCを使って 自由研究のために下調べは済んでいた。

前の日に洞爺湖のキャンプから帰ったばかりのSOTAは、
朝から模造紙を広げて 暑いせいもあるが かなり興奮気味?なのか、
額に 汗が滴っている・・・

「焦っているの?どきどきしなくても 時間はたっぷりあるし 
もう下調べも終わっているんだから だいじょうぶだよ」と落ちつかせる。

汗を拭いてやって 全体のレイアウトを決める。
こういうことは どこに配置するかで 印象が全く違う。
一度ノウハウがわかれば、次からは自分でやろうと思えばできると思う。

配置を決めてから まずは下書き。
うすく鉛筆で書いて 囲んでいく。

なんとか文もまとまり、次はマジックインクで書いていく。
書き終わると 下書きを消しゴムで消す。
途中で 文章を直したり、囲みを増やしたり。

昼前に 飽きてきたのか SOTAはやくざな口調と眼付きに
なったので 私は共同作業を中止。
謝るまでは 新聞を読みながら彼を無視した。

ということでSOTAは2時間近く 無駄な時間を過ごしたが、自業自得?
でも、どうにか夕方には 自由研究を完成させた。
うれしい笑顔で 記念撮影。
c0204725_20452084.jpg

c0204725_204551100.jpg


c0204725_20461750.jpg
 
そして、さすが5年生!
テーブルの周りの膨大な消しゴムかすも 掃除機できれいに掃除していた。
c0204725_20474050.jpg


我が家では 炭焼きセットを新調したので、末息子と娘と孫、そして 
遅くやってきた長男と 3人のきょうだいが久しぶりに 全員集合!
昨日15日は 久しぶりに7人で 炭焼きパーティ。
c0204725_20481425.jpg


デッキのグリーンカーテンの緑は涼しげだったが、気温は今季最高!
風もなく 湿度も高く、そのうえ炭焼きの高温で 倒れそうだったが。
それでも楽しく、笑いながら みんなでよく食べた。

牛肉、豚肉、鶏肉、イカやエビ、夏野菜、焼きおにぎり、とうきび・・・
何を食べても 家族揃うと 楽しい!
 

この日は 戦争が終わって 68回目の夏。
私は、午後1時半から うだるような暑さのなか 市民運動の仲間たちと 
Y町の商店街で 赤紙の縮小コピーを入れた ポケットティッシュを配った。
「再びこういう時代にしないために がんばりましょう」と呼びかけながら。

憲法改悪の足音が ますます近づいている。
首相は全国戦没者追悼式の式辞で 加害責任に触れなかった。
誰が あの戦争を起こしたのか?

誰が 30万人以上もの犠牲を 強いたのか。
責任が常に曖昧なのは、戦争も 原発事故も同じだが。
過去に学ばない国に 未来はない。

今の政権は おかしいと思う。
英霊への顕彰、参拝に 強くこだわっているようだが 
この「英霊」を生み出したのは 誰だ?
誰ひとり 死にたくて死んだ兵はいないだろう。

戦争で亡くなった犠牲者に 頭を垂れることの意味は なにか?
それは 二度と戦争をしないと誓うこと、つまり不戦ということだろう。

また 多くの兵士は戦いではなく 餓死、病死という事実もある。
戦争末期の土壇場で、実行不能で何の意味もなかった「非科学的戦術(戦略)」の
多くは 兵士の無数の死で あがなわれた。 

特高や 人間魚雷も どれだけの効果があったのか。
兵士を無駄死にさせたのは、いったい誰だ!


多くの戦争犠牲者 ひとりひとりにあり得たかもかもしれない 人生・・・


平和のなかで 今私は失われたその命と人生を思い 深く頭を垂れる・・・合掌




 
by yuko8739 | 2013-08-16 14:35 | 家族 | Trackback | Comments(0)

夏休みの自由研究2014後編

休みが少なくて忙しい娘を気遣って、小3の孫hanaに「ばぁばとお菓子を作って
自由研究にしようか?」そう誘ったら 喜んで模造紙などを用意して、やってきた。

夏なので扱いやすくて、はなの好きな「フロランタン」を焼くことにした。
孫たちは 前日から泊まっている。

まずは、模造紙を広げて どこに どんなことを書くのかを hanaと相談。
「フロランタン」というお菓子の意味や 材料と作り方など、すべて
別の紙に下書きしてから 実習に取りかかった。

「お菓子作りで、大事なのは 材料をちゃんと量るということだよ。
正確に量らないと お菓子はうまくできないよ」
「ふ~ん」
c0204725_2022161.jpg

c0204725_20222279.jpg


c0204725_20234824.jpg

材料全てをそろえて はなはバターとマーガリンを柔らかく練った。
「粉をふるってみようか。
粉の量が多いから 手が疲れたら 休みながらやるといいよ。」
がんばり屋のhanaは、手を取り換えながらも 嫌がらずに
2回の粉ふるいを 辛抱強く終わらせた。

バターとマーガリンに砂糖、卵、バニラエッセンスを入れて 
最後に粉を入れて ざっくりと混ぜた。

そのクッキー生地を 天板2枚に分けて伸ばしてから フォークで
穴をあけて、オーブンで焼く。
c0204725_20242558.jpg

c0204725_20255854.jpg

その間に、クッキーに乗せるキャラメル地を作る。
生クリームや砂糖、はちみつなどを煮つめて、キツネ色になり、
キャラメルの いい香りがしてくる。

その絶妙のタイミングで スライスアーモンドを投入して火を止める。
その頃、オーブンの生地が焼きあがる。
熱いうちに キャラメルをスプーンの背で 生地の上に広げていく。
切り分けるのは 熱いうちに。
c0204725_20262155.jpg

c0204725_20265592.jpg


c0204725_20272126.jpg

なんとか hanaも懸命に手を動かしながら 手順をからだで覚えたようだ。
焼きあがった生地を 包丁で切って 完成!

できたてのフロランタンを缶に詰めて 34個のフロランタンが 見事にできあがった。
さっそく記念撮影!!!
c0204725_20275674.jpg

c0204725_20282278.jpg




問題は・・・それからだった。
模造紙1枚に 今日のお菓子作りをまとめるのは 小学3年生にとっては 
なかなかの至難の業で。 

「題の下には フロランタンの意味を書いたほうがいいね。
意味を調べようか?」
「ここには材料を 書かないとね」

休憩時間や夕ご飯を挟んで 前後数時間で 撮った写真を選び プリントアウト。
どこにどんなふうに 貼るのか。
言葉は どんなふうに書くのか。 

私とhanaは二人で 時間を忘れて自由研究に取り組み、
とうとう完成したのは 夜9時過ぎ!
最後は消しゴムで 下書きを消すのにも 汗だくのはなだった。
c0204725_20285187.jpg

c0204725_20373160.jpg


c0204725_20421714.jpg


思い返せば、私は小学生だった娘と 同じようにお菓子作りの
自由研究をした経験がある。
その楽しさを思い出して hanaとやってみたかった私。

家を建てて引っ越しして間もないころ、転校してすぐで まだ友達もいなかった娘と、
なにか楽しいことをしたかったので、私はお菓子をよくいっしょに作っていた。
 
だから お菓子作りの自由研究は 特別なことではなく ごく日常のことだった。
たしか娘の友達も加わったこともあって とても楽しい自由研究の思い出になっている。


やはり このような大きな模造紙を買ってきて、写真(20年以上も前のことだから
写真は現像に出していた)を張りつけて 作った。
自由研究と聞いて そのときの楽しさを思い出して はなに提案したのだった。

しかし 今回やってみて 小学3年生と4年生はたった1年の差なのに 
全く違うものだと感じた。
小学3年生には 少し難しかったかもしれない。


はなの自由研究を作りながら あの頃の私と娘を思い出していた。
私は30代の半ばで、若かった。

今回は 同じことを 同じようにやったけれど けっこうハードだった。
つい昨日のことのようだけれど、30代というのは疲れを知らない時代だった。
年月はもう 20数年が過ぎていったのだなあ・・・

ほんとうに すべてが幻のようで・・・夢のようで。



hanaは「今度はレアチーズケーキを作りたいな~!」と
お菓子作りの自由研究を 気に入ったようだ。

いいよ~ ばぁばのレシピ帳にあるお菓子なら いつでも教えるからね、
任せなさい!


c0204725_20333061.jpg


 
by yuko8739 | 2013-08-10 10:49 | 家族 | Trackback | Comments(0)

2013ひろ子さんの夏野菜

「また、キュウリがいっぱいとれたよ~
漬物にでもしない?」と 元気なひろ子さんの声!
「11時には家にいるから その頃に来てね」

この日は27度という暑さ!11時に ひろ子さんの家に着いたら、なんと家の周りは花でいっぱい!
水田の稲もずいぶん大きく育っている。
c0204725_1104932.jpg

c0204725_2221353.jpg


c0204725_174817.jpg

c0204725_035407.jpg


白、黄色、ピンクのカサブランカや涼しいブルーのアジサイ、
元気なオレンジのマリーゴールド、黄花コスモス。
c0204725_03601.jpg

c0204725_0361849.jpg



c0204725_037379.jpg

c0204725_03884.jpg


写真を撮っていたら ひろ子さんが出てきた。
「この2日くらいで 食べきれないくらいキュウリがとれたから、
来てくれて助かったよ~」

苺狩り?をさせてもらった7月はじめとは、ハウスのなかは全く違っていた。
野菜の苗は見事に 大きく成長して実をつけ、ハウスの天井まで
キュウリやトマトのつるが伸びて うっそうとしたジャングルのようだった。
すごいなあ、この1ヶ月の成長は!!!
c0204725_0393362.jpg

c0204725_0425898.jpg


「車を奥のハウス前に止めてね。
キュウリは もう取ってあるからね。
ミニトマトはこの箱に入れていけばいいよ。
お盆で来る親せき用に、ジャガイモを掘ったら、なかなか
いい出来だったから、持っていくといいよ」

ひろ子さんの野菜は どれも格別に大きくて 甘くて 柔らかそう。
ひろ子さんの愛情と 近くの牧場から運ばれる牛糞堆肥で 
土地が肥えているせいか、どんな野菜でも甘みが強いと思う。

もちろん自宅用の野菜なので 有機無農薬栽培だ。
トマトのビニルハウスで 美しくて宝石のように輝く大玉のミニトマトを 
うっとりしながら 箱に入れた。
c0204725_0562531.jpg

c0204725_0595430.jpg



ハウスの周りでは 小さな緑色の雨ガエルや、トンボががいっぱい!
ハウスのなかにも カサブランカ。
c0204725_0441350.jpg

c0204725_045768.jpg


作業小屋で ひろ子さんは 掘りたてのジャガイモや、つやつやピカピカピーマン、
ナスやキュウリも 袋に入れてくれた。どの野菜も 本当においしそう!!!
c0204725_13501.jpg

c0204725_12194.jpg


ハウスのなかは 40度超えの灼熱らしい。
あまりの暑さで ハウスの入口や出口以外では あまり野菜の
なりが よくないそうだ。

汗が吹き出るまま、いただいた野菜を積んでいく。   
重い!キュウリは10kg以上、もしかしたら15kgくらいも
あったろうか・・・

美しいトマト、ナスの紺色、ピーマンの緑・・・自然は美しい限り。
お礼をして帰宅して、友達や母の分を分けてから 
さっそくキュウリ4kgで、「キュウリの辛子焼酎漬け」を仕込む。

それからナスも塩もみして、ジブロックに入れて夕飯用の漬物に。
キュウリは他にも シンプルで乳酸発酵がおいしい塩漬けも。
ナスを乱切りにして油炒めしてから 大量の青紫蘇を刻んで おいしい味噌炒めに。

キュウリはたたきにして クラゲと和えて中華風に。
美しいミニトマトを添えて、ピーマンは肉詰めにした。

これが 我が家の今日の夕餉のおかず!

ひろ子さんが丹精して育てた野菜たちを、すべて手をかけて
最高においしく いただきました。

ひろ子さん、ありがとう!!!


c0204725_0463778.jpg

by yuko8739 | 2013-08-07 23:57 | Trackback | Comments(0)