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ゆうゆうタイム

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<   2011年 07月 ( 13 )   > この月の画像一覧

癒しのガーデン

先日用事があって その帰りに 隣町のMさんの家に寄らせてもらった。
この庭を眺めながら お茶や珈琲をいただくのは 私の最高の喜びのひとつ。

その日の朝、N農園に野菜のもぎ取りに出かけたMさんが お土産に買って来てくれた野菜が
みずみずしくて おいしそうで きれいなこと!
「このかぼちゃはね、お漬物にするとおいしいんだって。昼前に漬けたけど、
味見してみる?」
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シソを刻んで混ぜ込んだ 漬物用?かぼちゃとナスのさっぱり漬けが 
なんとおいしいこと!!! Mさんはお料理のセンスがいいなぁ・・・
「種も食べられるのよ、おいしいね・・・」

生まれて初めて かぼちゃの漬物を食べたが 本当においしかった、食感がちょっとズッキーニ風で。
もしかしたらこの黄色いかぼちゃと 緑のズッキーニ、黄色と緑の2色漬けも、おいしくて きれいかな?

Mさんの庭はターフが揺れて、涼しかった・・・
庭の花は 紫色が目立つ。
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キキョウの薄紫、ミソハギのピンク、鑑賞用の涼しげなススキ、斑入りのドクダミや
大好きな 夏椿、シャラの白い大きな花。

この庭には まるで雑草という存在がない。
どうしてこのように美しく調和した すてきな庭ができるのだろう。

多分、それは不断の膨大な作業の積み重ねだろうと思う。
愛情、知識、根気も どれひとつ欠いても この庭の美しさはない。
自宅のわが庭の「Mさんガーデン化」は 到底無理なので、見せてもらうしかない。 

ウッドデッキの一角で ご主人が何かを作っている。
学校で行っている 子どもたちの工作教室(ボランティア)のために、
次回はイタドリの茎で作った蛇を作るらしい。
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そのために 子どもたち70人分の材料を 野山で摂りカットして準備をしていた。
もうひとつの自然の作品は 近くの海岸で摂ったさまざまな色の砂で 砂絵を作るらしい。
う~~~ん、ボランティアお疲れさまです。
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自然の素材で作る工作は きっと子どもたちの「自然回帰」を 促してくれるだろう。
「自然大好き!」の子どもたちが増えるように 願いを込めて 知恵を絞り 
多くの作業を人知れず積み重ねている すてきな大人がここにもいる。


Mさん、いつもありがとう。
快く迎えてくれて ありがとう。

私が帰るとき Mさんは いつも庭の花々で作った美しい花束を お土産にして手渡してくれる。

帰宅して その花束を活けると 我が家の居間に Mさんの庭の風が通り過ぎていくようだ・・・
私は とても幸せです。

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by yuko8739 | 2011-07-31 10:06 | Trackback | Comments(0)

311の意味

ある人が こういうことを言った。
「北海道の人って もう震災のこと 忘れちゃってるじゃないですか」



忘れてるなんて・・・そんなこと あるはずがない。
私は心のなかで そうつぶやいていた。

私の日常は一見すると311の前と同じようだとしても 心は前とは全く違っている。
大きく言えば 傷つき 今も苦しみ続けている。
このことが起きた意味について 考え続けている。
大きな悲しみと苦しみと そして涙のなかに 自分の魂が埋没しないように 必死で生きている。

新聞を開くと 毎日、毎日 そのことと向き合わざるを得ない。
ネットでも 震災や放射能について さまざまな『窓』がある。

あんなに福島から離れていても 放射能で汚染されたわらを食べた肉牛が 
汚染されて 出荷できないでいる。農家の苦悩を思う・・・

九州電力の 幼稚であきれたメール問題。
そして今朝は 中部電力や四国電力の原発シンポで 原子力保安委員会が
やらせを指示したとか。民主主義は この国には どこにもないのか?人権は???

この国の あらゆる恥部や歪みを 311があぶり出してゆくようだ。

今起きている このどれも大きな問題を 困難のなかでも投げ出さず 
同じ同胞として真摯に考え、被災者の苦しみに寄り添うしかない。
共に生きるほかに 道などない。

私は311に とどまることはできない。
そこに とどまると 精神が崩壊してしまう。

このままではだめだと感じて 数か月が過ぎた今、あまり心が波立たずに 日々の暮らしを 
誠実に自分らしく かけがえのないものとして 深く味わいながら 歩き始めている。

しかし 311のことは 決して忘れない。

私は 決して 忘れない。

このことは 私の生涯をかけた 終わらない命題だから。 


日本の災難は 日本人である私が 背負って生きていく。
by yuko8739 | 2011-07-30 10:44 | | Trackback | Comments(0)

女子的快楽?薔薇カフェ

薔薇の季節になると このカフェ RMの庭が見たくて もぞもぞする。
今年の薔薇の季節はあっというまに 盛りが過ぎていったそうだが。
若い頃の友人のMと 時間を合わせて でかけた。
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庭は 薔薇がメインだが「風のガーデン」のような自然で おしゃれな色の花が多い。
庭にも流れるBGMも いつもすてきで 別世界・・・


店は花と雑貨や小物を いつもとてもすてきにアレンジしてあって 居心地がいい。
メニューは多くはないが どのランチでも 「ああ、いいなあ~おいしい」と、しみじみ感じる。
そして 数種類の絶品スィーツの数々・・・
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この日のランチメニューは夏野菜のカレー。スィーツはキャラメル味のシフォンケーキ、
そして私のお気に入りの、グレープフルーツの生ジュースをうっとりと いただいた。
友は 生のラズベリーをふんだんに使った この季節だけのタルト。
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多分 この店のオーナーの女性のセンスが 私はきっと大好きなのだと思う。  
庭や花、エクステリア、インテリア、ランチやスイーツもBGMも・・・
色、香り、音、味も・・・それらを 私の五感が 喜ぶ。
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いわば、女子的快楽のカフェといえる。
この頃は 女子的とか 男子的とかいう言い方が流行りだそうで?
おばさんだって 男子ではないから 女子なのだ。

このカフェに来ると  50代になった今も 自分のなかの 小さな女の子が とても喜ぶのを感じる。
いつもバタバタしている私だが きれいで 優しくて おいしくて 居心地がよくて 
ここに来るのは まるで自分へのご褒美みたい・・・ 

からだは年齢通りに進行してゆくが 年を重ねると 自分のなかの いろんな自分に
会えるから おもしろい。なんだか とても豊かで 深い感じがある。

そして こういう感覚や幸せを 分かち合う喜びは かけがえがない。
悲しいことや困難なことも きっと 分けあえる。
女友達は いい。
すてきな時間を共にしてくれた友よ、ありがとう・・・


今、大江健三郎作のSF「治療塔」という本を 毎晩読んでいる、おもしろい。
(あるブログで この本を知った)

先日BSで 「重力ピエロ」という邦画を たまたま見た。
ちょっと ドキドキするくらいに おもしろかった・・・(井坂幸太郎原作とか)
ユニークで繊細な登場人物、思いがけない展開の物語。家族の熱い愛・・・
感動で こころが満たされた。

映画という 人生の語り口の魅力を、 再認識した。



好きなもの、すてきなもの ドキドキするものに出会うと、
生きる喜びを感じて 私の魂が喜ぶ。


きっと魂の栄養なのだろう、うれしいドキドキこそが。


これからも 魂が喜ぶことに いっぱい出会っていきたいなぁ・・・


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by yuko8739 | 2011-07-28 01:02 | | Trackback | Comments(0)

庭の戦争?

今日、庭の草取りをしていてウッドデッキから張り出した階段の床板を、踏み抜いてしまった!
びっくりしたが 高さが低い床板だったので、怪我はしなかった。

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どうして次から次にと ウッドデッキの板が ボロボロに傷んでくるのかな・・・
去年も長い床板を 3枚も取り換えたのに。

そう思って、踏み抜いた板の周りを じっと観察して やっと原因がわかった!!!
小さな茶色のアリが 踏み板を「巣」にしていた。
下には細かな木屑がいっぱいで、踏み抜いた板には 小さな穴も開いていた。
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ご近所の主婦ネットワーク?によると、隣家も車庫の枠板で 同じようなことがあって
アリ退治の薬剤を 現在も かけ続けているらしい。

以前、ガーデニングが生きがいの 近所のNさんに聞いたアリ退治に有効な
『熱湯+中性洗剤』をすぐ作り ふりかけてみたが、まだ周りにも
アリはいっぱいだった・・・

外に出て土止めのコンクリートの周辺を見てみたら、なんと!!!わずかな隙間から
翅のあるアリとないアリが 同じ隙間から出たり入ったりと群れて行列していた。
ああ、こんなに?ここにも巣があったの?

そこにもアリ退治の熱湯を振りかけたが、どうなるのかな・・・
明日、ホームセンターで アリ退治用の薬剤をさっそく買ってこなくては。
家の周りとウッドデッキの周辺、そして土止めのコンクリートの隙間にも
しっかりまいておこう。

デッキの床板は 今年もまた 何枚も取り換えなくてはならない・・・
アリのせい?で 毎年メンテの費用がかかる。
大工さんに 連絡しなくては。

以前は こういうこともなかったのに 温暖化で 北海道でも いろんな虫が
増えて 活発化しているのかもしれない。
以前はいなかったトンボやカブトムシまで 獲れるのだから。

う~~~ん、アリは侮れない。
わが庭で アリとの戦争が始まった。


草取りが だいぶ進んだ。
あと1日あれば 終わるかもしれない、といえるまで 進んだ。

それにしても母が健康茶に役立つから、と植えた数本のドクダミが こんなに増えるとは!
庭じゅうが 今 この十字型の白い花でいっぱいだ・・・

花はなかなか 清楚できれいだが とにかく増えすぎる。
引き抜くと、またあの匂いが強烈で。

わが庭の戦争の侮れない敵は 今、アリとドクダミか・・・

さて、勝負はいかに?



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by yuko8739 | 2011-07-26 23:48 | 自然・季節 | Trackback | Comments(0)

積丹ブルー生うにとさくらんぼ

7月23日に仕事で バスツアーに同行した。
毎年人気の「積丹生うに丼とさくらんぼ狩りバスツアー」だ。

北海道は 気温が低い雨の日がずっと続き この日も晴れてほしいと願っていたが、
願いがかなって薄曇りの天候となった。
早朝7時に、友人ふたりとバスに乗り出発。

洞爺湖を横目で見て 京極町の道の駅に寄り、共和町を過ぎ 日本海側の海岸線を
バスは走る。夏休みに入った海のキャンプ場には テントが立ち並び、
磯遊びをする親子の姿も多かった。

日本の自然百選の「日本の岬百選」の美しい島武意(しまむい)海岸へ向かい、
岬の食事処に到着し、早めのランチとなった。

旅のメイン、生うに丼のふたを開けると生うにがびっしり!思わず笑顔になる私たち。
店の説明によると  ひとり分の生うに丼には10個分の生うにが使われているらしい。
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私たちは「おいしい!」「甘い!」とはしゃぎながら生うにランチを堪能。
魚介類が入った 海鮮鍋もおいしかった。

ランチのあとで昔のニシン漁で使われたトンネルを通り、島武意(しまむい)岬を見学。
曇り空が次第に晴れてきて 透明度20mの海の色が 刻々とコバルトブルーに変化する。
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サビタの白い花の咲く展望台では 思わず見とれて「きれい!」と歓声の声。
その後向かった神威岬でも1時間ほど散策。
積丹ブルーの海に見とれながら岬を彩る野花を楽しみながら歩いた。
エゾカンゾウ、フウロソウ、ハマヒルガオ、クサフジが海風に揺れていた。
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しかし太平洋側のわが町とは違い、日本海側は晴れて 気温も急上昇。
散策の時間も短かく 私は歩くのが遅いために突端の灯台まで行けなかったが、
それでも 日がさしはじめて 汗だくになってしまった・・・

午後3時頃にN町の観光農園に到着。持ち帰り用のポリバケツを手にして続々と園内に入り、
たわわに実るさくらんぼを味見しながら、おいしい実のなる木を探して園内を歩きまわった。
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しかし残念なことに 長雨と低い気温が続いたせいか さくらんぼは薄味だった。
赤い宝石のような 美しいさくらんぼなのに残念無念・・・
仁木町を発ち最後にニセコ道の駅で休憩して岐路についた。

帰宅して7時から 町内会の夏祭りに参加。
大量の食券を手にして やはり友人の果樹園でさくらんぼ狩りをしてきた娘一家と
生ビールと焼き鳥やおでんなどの お祭りメニューを楽しみ、娘一家はお泊り。
( 娘一家が持参したサクランボは 甘かった・・・なぜ?)


今日24日は 隣町の「酪農まつり」に行き、マゴちゃんがロッククライミングや
ポニー乗馬、手作りバター体験などを楽しんだ。

濃い牛乳から作ったヨーグルトやソフトクリームは 格別のおいしさ。
ランチは手打ちのざるそばが、冷たくておいしかった。

自分で作ったそのバターを 炭火で焼いたパンにつけて食べたが、
それもなかなか美味だった。

友達や 夏休みが始まったマゴちゃんといっしょに おいしくて楽しい2日間だった。



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自転車で転倒した膝の傷が まだ治らない・・・少し化膿したようで痛い。

しかし自転車は 転倒してから数日後に再度TRYしたら、乗れた!!!
転んだときは サドルが高すぎて 怖かったのだろうと思う。
サドルを下げたら 簡単に乗れた。

やっぱり私は 「自転車に乗れる人」だった・・・
それがわかって とてもうれしい。
by yuko8739 | 2011-07-25 00:53 | 旅行 | Trackback | Comments(0)

リフォームお披露目・ランチの会

30数年来の親しい友3人を呼んで 我が家のリフォームお披露目ランチの会を開いた。
ちょうど在宅の人は ゴルフ観戦で朝早く出かけて留守だったのでこの日に決めた。

何日も前から掃除や片付け、そして献立を考えて 買い物に行き 食材の準備。
なますやイカの酢漬け、きゅうりの辛子漬けは数日前に仕込んで味を調整した。

今朝は 近所の林から あしらいとして イタドリと笹の若葉を摘み。
斜面に自生していた オカトラノオの白い花を摘み。
庭の薔薇や色づき始めたアジサイを飾った。
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友達がみな、佐藤初女さんのお結びを食べたがったので、ご飯は「初女風おむすび」
手製がんもと夏野菜を素揚げにし、ヒレカツも添えた。
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ゆず入りのなますとイカの酢漬け、きゅうりのからし漬け、そして先日作って
簡単で おいしかった沖縄の「人参しりしりー」、アボカドとリンゴとサーモンのサラダ、
色合いもきれいに整った。
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なかなか会えないチャングムのkeiは 昼頃やってきて、リフォームで家のなかが
明るくなったと褒めてくれた。そして何よりも 私の松花堂弁当をとても喜んで食べてくれた。
みな、なにひとつ残さないで おいしい、おいしいときれいに完食してくれた。

デザートは前日にふっくら、ゆっくり煮ておいた小豆に、白玉団子を入れた
「冷やし汁粉」と「マンゴーのアイスクリーム添え」どちらもすてきなおいしさだった。
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~今は外で何かを食べても なかなか満足しないけれど こうやって友達が
心を込めて準備して 時間をかけて作ってくれたものが 何よりも
一番おいしいと思う~と友達のうれしいひと言。

私も同感だった。 私の友達は みな料理が上手で 食べることが好き。
だから皆の顔を思い浮かべながら いろいろ考えて作るのは 心弾んだ。

食べるのは一瞬かもしれないけれど、おいしかった、楽しかったと感じる
その時の思い出は いつまでも色褪せない。
人は同じ食べ物を共にいただくことで 感情も共有しやすくなるのかもしれない。



初女さんのお結びは おいしい!と好評だった。
やはり、心を込めて 食材と対話するように作られた食べ物には 力がある。
料理とは やはり命を手渡し その人の幸せを祈る作業でもあるのだろう。

命と祈り、どちらの意味も忘れずに これからもおいしい料理を作り続けたい・・・
by yuko8739 | 2011-07-22 22:37 | 友達 | Trackback | Comments(0)

ドラマ「mother」を思う

昨年6月23日の放送終了から1年も過ぎたのに 日々の暮らしのなかで 
このドラマのワンシーンがふいに よみがえり、
胸が熱くなり 涙がこみあげることがある。

港を見下ろす高台の畑の小道で 運命的な絆を結んだ母と子が 別れる最終章の
シーンの美しさ・・・

風のなか 見つめ合い 振り返り 駆け出して また立ち止まる。
ためらいの哀切が風となって ふたりを包む。
何十年かあとに 再び出会うために 別れる母と子・・・

身を裂かれるような別れに 耐えられるのは、
いつなのか分からない出会いを 信じられるのは、
離れ離れに暮らした30年の時を超え 命がけの母の愛を知ったから。 


母と娘をキーワードにしたこのドラマは 私にとって忘れがたいものだ。
私のブログの「mother」についての文章には、いま なおアクセスが絶えない。

昨年、6月 この番組の掲示板には「宝物のように 一生観続ける」という言葉が
多くの人によって書かれていた。

私も番組の掲示板にコメントするのは 人生初体験のことだったが、
このドラマを愛する大勢の同志と感動を共有したくて 2度投稿した。

生きるということの本質を、このようにドラマティックに 感動的に 必然的に
描いたドラマは まるで奇跡のように思えた・・・

この世で 最も失くしてならない言葉や感情が 生きる土台さえも、
きらきらと光のように輝いて 私の魂に降り積もった。

人を愛するためには 自分を愛さなければならない。
自分を 他人を 受容することできれば 共感できる

愛された人は 愛することができる。
愛されたことを 知るだけで。感じるだけで。信じるだけで。

そして 人は変わっていける、生きている限り。

愛で 人は変わる。

否定から 肯定へ・・・拒否から受容へ、生きる希望へと。



母の愛、その究極の姿を たぐいまれな美しい結晶にして 展開した坂元裕二さんの
脚本のすごさ、すばらしさ。これは 言葉に現わせないくらいだった・・・

母性を軸に 孤独と愛、生きることの本質を描いたドラマの台詞ににじむ 
渇くような母の愛への希求、迷いながら 揺れながら 求めあう繊細なこころ。
うっかりさんは 私の母の理想の姿です・・・





いつも私の胸に 海の見える丘の上で 別れゆく若い母と小さな娘がいる。
いつか、いつか会えると信じて もう振り向かない・・・

愛は 永遠だから。
by yuko8739 | 2011-07-20 09:57 | | Trackback | Comments(0)

自転車

小さい頃、大人用の自転車を乗っていた。
サドルに腰を乗せないで 立ち乗りをしていた。

小学校に入ってから 自分の自転車を買ってもらった。
うれしくて毎日乗りまわした。
風といっしょにびゅん、びゅん走った。

なんだか、自転車は自由になる気がして 大好きだった。
片手でも、時には両手を離して乗ったりした。
余裕だった。

走るのも遅かったし、ボール遊びも不得意で 父に運動神経が鈍いと言われ続けていたので 
自転車に乗って 自由自在に乗りこなせることが 誇らしかった。
「私、自転車と逆立ちは じょうずだよ!」あとでマラソンも 得意なのがわかった。



この頃、家人が電動アシスト自転車を買い、毎日乗っている。
婿は自転車通勤するほど自転車好きで 休日には家族でツーリングに出かける。
家人も娘夫婦に加わって 来週は3人でツーリングに出かけるという。


う~~~ん、うらやましかった。
私、自転車が大好きで 得意だったよ!
みんなといっしょに 風を切って乗れたら どんなに幸せだろう。

自分のマイカーに折りたたみ自転車を乗せて、湖畔を走りたかった。
いつでも自由に運んで どこでも好きな場所で 乗りたい。

重さが10kg程度で8段切り替え、20インチの折りたたみ自転車を、
ネットで見ていた。う~~~ん、カッコいい。
夢のような 赤い自転車・・・こういうのに すいすい乗れたら。


昨日小雨のなか 娘と婿が自分たちの16インチの折りたたみ自転車を 試しに乗ってみたら?
と 持ってきてくれた。いかにも16インチのタイヤは小さい。
でも 自転車は小さいころから大得意だったので さっそく乗ってみた。


でも 昨日はちょっと乗っても 不思議なことに 感覚がよくわからない。
どうしたんだろう・・・ふらふらする。
左ひざをあまり強い角度で曲げると痛むので サドルを上げてもらったけど、 
やっぱり ふらふらして・・・ついに転倒。


軽く転んだので 痛いよりも 自転車に乗れないショックで ドキドキ・・・ 
ショックだった・・・ 思えば 自転車は40数年乗っていない。

娘たちが帰ってから 左膝をみてみたら 広く赤剥け状態で、打ち身で内出血し、
ひどく腫れている。 ああ、悪い膝をまた悪くしちゃった・・・
時間が経つと 持病の腰のヘルニアまで痛み、肩もひじも痛んだ。

こんなふうでは自転車なんか買えない、乗れない・・・と落ち込んでいたら 
家人は「だいじょうぶだよ、少し乗る練習をしたら すぐ感覚は戻るから」
そう慰めてくれたけど・・・

自転車に乗れないなんて ショックで・・・
そういう自分が 情けなくて。
泣きたい気分・・・ 


少し自転車をいじって 感覚が戻ったら 乗れるようになるのだろうか。
それにしても 怪我は怖い。
今でも 不調な足や腰を これ以上痛めたくないし、もし骨折したら・・・
と考えてしまう。

夫婦や家族でサイクリングは すてきだし 楽しそうだし 爽快だろうと夢見たけど。 
自分のからだと年齢という厳しい現実は あまりにも落差が大きかった。
自分が失ったものに 打ちのめされた気がした。



それでも 天気がよくなったら また挑戦したいと思っている私・・・


もし本当に自転車に乗れるようなら 私 あの赤い自転車を買う。
by yuko8739 | 2011-07-16 10:03 | | Trackback | Comments(0)

さようなら、平和の種を蒔く人よ

沼田鈴子さんが 7月12日に亡くなった。
昨年9月にお会いしたのが 最初で 最後となった。

初めて訪れた広島原爆資料館の庭、被ばくしたアオギリの木の下で、お話を聞いた。

小さいころの話や大阪から広島に引っ越した話。
わがままで「どうしようもない」女の子だったこと。

婚約者のために 何もない暮らしのなかで どうにか日本髪を結い写真を撮ったこと。
その美しい姿を見ることなく 彼は戦死したこと。

爆心地からすぐそばの逓信省で 鈴子さんは被ばくした。
閃光と轟音、爆発で気絶した。

気がつくと 足はなくなっていた。
その後、壊死のために麻酔なしで 何度も上へ、上へと切断を繰り返した。
地獄のような町や人、希望をすべて失っていく自分のこと。

広い庭の真っ黒に被ばくしたアオギリの木から芽生えた 緑の細い枝を見つけて
泣いたこと。命がこの地獄から また生まれている。
命が 生きようとしている・・・

親の深い愛によって 生きられたこと、生き続けてこられたこと。
偏見や恐怖もあって 長い間 口を閉じていたこと。

しかし「自分の言葉で ひと粒の平和の種を蒔くことができる」と信じて、
アオギリの木の下で 話をするようになったこと・・・

淡々と人生を語りながら 鈴子さんは 言う。
「戦争は だめなの。してはいけないことです。それを伝えるのが自分の役目。
ひとつぶの平和の種をまくことを 続けなくてはならないのです」

87歳の今も 活動は精力的だった。
体の不調を抱えながらも 世界中に出かけて 平和を訴えた。

加害責任を認め、アジアでは謝罪を繰り返した
日本にいても 子どもたちに語り続けた。

鈴子さん、私たちの魂に 大きな平和の種を蒔いてくださって 
本当に ありがとうございました。
実際に被ばくされた方に お話を聞くということのすごさを 私は感じました。
決して 忘れません。


夕暮れの広島の町は 美しかった。
それでも 私はこみあげる涙を とめることができませんでした。
あなたの言葉で 慟哭の町が よみがえっていたからです・・・

また、お会いしたいと思っていました。
ヒロシマという町の象徴が 私にとっては 鈴子さんでしたから。

帰って来て 迷惑も顧みずに 長い手紙を書きました。
そうしたらすぐに ご自身で電話をかけてくださいましたね。
驚きました。うれしかった・・・

明るい声で「手紙、とてもうれしかったですよ。ありがとう。
また、いらっしゃいね、広島に。来週は幼稚園に話しに行くの」
また、お会いできる・・・そんな喜びがこみあげてきました。



そして 先日 私は鈴子さんが亡くなったことを知った。
日本は 惜しい人を失った。

この世に生きるのは 平和を訴えるため。
鈴子さんのような 平和の使命を持った人間が亡くなるのは 惜しいです。
悔しいです。もったいないです。

ひとりでも多くの人間に 被ばくした方の実際の肉声で 体験を聞いてほしいと
私は強く願うのです。


ケアハウスを訪ねて その帰りに 消灯した玄関で いつまでも手を振って
私たちを見送ってくださった あの鈴子さんの車いすのシルエットが 
私の目に 今も焼きついています・・・



鈴子さん、安らかにお休みください、お眠り下さい。
平安の悦びのなかで、完全な自由のなかで。

天の国で 鈴子さんは取り戻した足で ぴょんぴょん 駆けまわり、
婚約者の胸に 飛びこんだでしょうか・・・65年ぶりに。
永遠に。

合掌・・・



 
by yuko8739 | 2011-07-14 12:25 | | Trackback | Comments(0)

チャリティお茶会

昨夜は豪雨だったが、今朝は予報をくつがえす快晴で気温も予想外の暑さの日曜となった。
仕事を通して知り合った 隣町のフランス菓子教室講師のSさんは、
パリ伝統の料理教室「ル・コルドンブルー」で、製菓を学んだ女性。

彼女の作るお菓子が好きで、個人的にもクリスマスケーキ講座などを受講してきた。
習ったお菓子は 私の十八番になった。

バカの一つ覚えだが キャラメルロールは大好評で、誰もがおいしいと褒めてくれる。
そのお菓子教室が もう5周年を迎えるという。

その間、フランスやイギリスで 正式なティーパーティのレッスンを
受けたり、台湾で中国茶の名人に習ったりと、新しいことや興味のあることに
どんどん邁進してゆく彼女のエネルギーと意思を ずっと尊敬してきた。

いつか 私の手作り味噌を差し上げたら とてもおいしいと感動して、
ついには彼女も 手作り味噌を仕込んだ・・・
つまり 違うジャンルの食べ物でもおいしいものが(違いが)判るいい舌を持っている
人なのだと 私は確信している。

そんなSさんから 教室の5周年記念チャリティお茶会のお誘いをいただいた。
彼女のお菓子のファンとしては 出かけなくてはならない。

震災のあと、彼女は苦しい心でお菓子教室をする意味を問い直した。
しかし、こういう時だからこそ 心がなごみ、穏やかな気持ちを取り戻すために、
レッスンを続けてきたという。

フランス菓子を通して お菓子を作る幸せ、いただく喜びはもちろん最高だが、
お菓子の文化や伝統なども学べるレッスンは 異文化に触れられるし
すてきで楽しい。

午後から Sさんの震災チャリティのお茶会に出かけた。
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広い芝生の庭にテーブルがセッティングされていた。
強い日差しを遮って 2種のテーブルセットの薔薇が美しい。
花のアレンジメントは 「花の星」のH・Hさん。

はじめにお茶と3種類のサンドウィッチ。
それから3種のパンに手製ジャムや生クリームを添えて。
黒いドレスのSさんが すてきで 美しかった。
思わず 何枚も写真を撮った。
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次々と食べきれないくらいの焼き菓子やパウンドケーキ、クッキー
薔薇の形のケーキなどが運ばれ、最後にフルーツサラダ。
なにもかも 心を込めて懸命に作られていて それが心に届いた。
おいしかった。
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十数人の女性たちは、きれい!幸せ!を連発した・・・
給仕を担当してくれたのがSさんの知人だという 若くてハンサムな男性。
ケーキなどを 美しい笑顔で勧められたり お茶を淹れてもらうたびに みんなドキドキ?

誰かが「なんてすてき!オーランド・ブルームみたい・・・」
確かにオーランド・ブルームは この町に居そうもない。
今日のギャルソンは 最高にすてきです・・・
礼儀正しく 笑顔で寡黙、いいですね~
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まだまだケーキが 運ばれてくるけれど、もう心も体も満たされた。
最後に かわいい小さな女の子が 私と遊んでくれた、 楽しかった。
ふたりできゃっきゃっと 広い芝生を 駆け回った。
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Sさん、5周年 心からおめでとうございます。
すてきなお茶会、ありがとうございました。
お忙しいなか、段取りや準備など 大変でしたね・・・

お庭の薔薇も なんと美しかったことでしょう・・・
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また、いつか あなたのお菓子を習う日を 楽しみにしています。

これからも よいお仕事を 永く続けられますよう 心から祈っています・・・
by yuko8739 | 2011-07-11 00:52 | おいしいもの | Trackback | Comments(0)