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ゆうゆうタイム

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ニシン漬けno2/寒麹仕込み

10月半ばのニシン漬けは大評判で あっというまになくなった。

先日は 子どもから「ニシン漬けないの?食べたいな・・・」と催促。

12月に入ると野菜が高騰するので 今年は早目に仕込んだ。


また外気温が高くなり明日は12度~6度とか、まるで小春日和!

3日後には急降下して4度~0度になるそう。

気温は不安定で乱高下気味。

この時期の私は 気温の変化が特に気になる。


材料を物置から運んで揃えて、切って、並べて。

2時間余りでニシン漬けを仕込んだ。

今年は柔らかいキャベツで仕込んだので、おいしいはず。

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前日から米のとぎ汁につけておいた身欠きにしんは 

ほとんど鱗もなくて 手間が省けた。

スキミ鱈は固くて 切るのに難儀。

人参を千切りし、塩の量を測り、南蛮としょうがも用意。


漬物はおいしいけれど、こうして手間がかかる。

でも手間をかけただけ おいしくなる。

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4斗樽に4段、干して塩漬けしたひと口大の大根、

その上に塩もみキャベツと白菜、ニンジンや麹、身欠きにしんと

鱈と南蛮や生姜を乗せて1段め、同じように4段重ねて最後に

キャベツでふたをした。

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4斗樽の上までニシン漬けがいっぱいになった。

だが重石をすると野菜から水が出て 半分ほどの量になる。

今回はゆっくりと甘みが出るように、麹はそのまま漬けた。

多分、2週間くらいで味が出てくるだろう。

お正月頃まで 食べられるといいなあ・・・


ニセコの道の駅で、11月末に1袋100円で買った2袋の青いトマトも、

塩水に漬けてから 味噌漬けにした。

少ししかなかったのでビニール袋で漬けた。

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そして前から興味があった「寒麹」を、この日の夜に仕込んでみた。

どんな野菜でも、これを使うとべったら漬けのように

すぐにおいしくなる。


以前から塩麴と醤油麹は作ったことがあったが寒麹は初めて。

生麹1kを冷凍してあったので解凍し、 

もち米1㎏(もち米のほうが甘くなるらしい)と

700gにして仕込んだ。


季節の野菜に寒麹を塗って漬けた野菜は、

自然な甘みが味わい深く 最高に美味。

何度か知人が寒麹で漬けた漬物を 食べたことがあるが、

大根であれ、白菜であれ驚きのおいしさだった。

寒麹が出来上がるのが とても楽しみ。

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ニシン漬けや青いトマトの漬物を漬けるとき、私はいつも父を思う。

普段は頑固で怒りっぽい人だったが 食卓で好物のニシン漬けなどを

ほおばる時は、相好を崩し愛嬌のあるニコニコ顔になった。

多分、そんな怒らない愉快な顔の父が 私は好きだったのだろう。


あとは、来週に鮭の飯寿司を仕込むだけ。

これが終わると、もう師走がやってくる。


大掃除も12月に入ったら 早めに少しづつ進めるつもり。

忘年会もあるし、子どもボランティアのクリスマス会もある。

12月もなかなか忙しい。


さて、明日は味噌用の麹と無農薬大豆が届く。

味噌の仕込みもしなくては。


 


by yuko8739 | 2019-11-22 22:54 | 自然・季節 | Trackback | Comments(0)