今年はどういうわけか忘年会が続いた。
3日間で4つの忘年会!
子ども食堂、友人たち、カウンセリングの仲間たち、
そして映画応援団の忘年会・・・
私は、そういう場合ほとんどいつでも手作りスイーツを持参するので、
準備は数日前からはじめた。
今年の新豆小豆を1kg煮て あんこを作った。
1回目の忘年会は、子ども食堂の忘年会で焼き鳥屋さんへ。
2日前の午前中に、フロランタンを焼いた。
コース料理だったが、雪降る夜のホルモン鍋や焼き鳥はおいしかった。
フロランタンと我が家のおいしいあっさり味噌漬けを持参。
2回目の忘年会は、友人との集まりだった。
その日は、脳の病気で外出できない友の家に4人が集まり、
ひとりは手製のオードブルを作って持参、もうひとりはお吸い物を
作って持参して、市販のお弁当に華を添えた。
食後のスイーツは私の持参した白玉団子のお汁粉と、
レモンの皮と果汁をたっぷり入れたレアチーズケーキに、
山葡萄ジャムをトッピングした。
おいしくてすてきな忘年会だった。
左手の不自由な友が 久しぶりに声をあげて笑っていた。
なんだか、30年も昔の子育て仲間に一瞬で戻った気がした。
病気の友が疲れないように2時間半程度で切り上げたが
ささやかにでも 忘年会ができてよかったと実感・・・
3日目には、以前に所属していたカウンセリングの会の忘年会。
料理超名人のHさん宅で毎年行うのだが いつもすてきで
とても豪華な忘年会だ。
毎月の集まりには 忙しくてもうほとんど参加していない私だが、
こういうふうにおいしく食べる忘年会や新年会の時には
どういうわけか声をかけてもらえる・・・なんという幸せ!
この日は、なんと札幌のデパ地下で買ったという、
十勝牛の超高価なフィレステーキ!なすのグラタン、
カツオのたたき風サラダ、サツマイモチーズケーキ、
手焼きのライ麦パン。
それに私のフロランタンと各人が持参したスイーツもあり、
豪華絢爛な忘年会となった。
私は集まりの前に早く行き、手伝いと称して名人Hさんの
料理を見学、彼女の料理する姿をみると、いつもなにか気づきをもらえる。
Hさんは天性の味覚がすばらしく 小さなころからおいしいものを
食べて育ち、家族のために料理を作るのが好き。
声楽でスペインに留学経験もあ、日本中の美味しいものを
よく食べてよく知り、どんな素材でもおいしく工夫する才能がある。
私の知るなかで、最もすばらしいプロにも負けない家庭料理人だ。
Hさんの料理はすべて すばらしかった。
ステーキは口のなかで甘くとろけたし、私が手伝って炒めた
ナスのグラタンも とてもおいしかった。
サツマイモ入りチーズケーキもライ麦パンもおいしかった。
1時間ほどしかHさん宅に居られなかったが、
おいしいものをおいしくいただいた悦びでうっとり・・・
Hさん、いつも最高のお料理をありがとう!
そこから車で また別の忘年会へ。
今年で撮影が終った「映画応援団」の忘年会は
市の施設の会議室で行われていた。
遅れて会場に入ったら 最終撮影したパートの上映が行なわれていた。
懐かしい思いで 秋の水族館での撮影をふり返った。
その後、差し入れのケーキを食べ、持参したフロランタンはやはり
好評で40個以上も箱に入れて持参したが、あっというまになくなった。
映画応援団の撮影には ほとんど4年半このフロランタンを焼き続けた私。
すっかりこのお菓子で 私は有名になってしまった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
こんな調子で フロランタンを2回焼いて計80枚以上。
あんこを1日かけて煮てお汁粉を作り レアチーズケーキを焼き。
3日間で4回の忘年会というハードな日程を どうにか終えた私。
そしてその翌日は 子ども食堂のクリスマス・・・
なんと12月半ばにして、多忙な1週間をクリア。
その後3日間は家で放心しながら 自然の会会報原稿を書いた。
さて、年賀状を仕上げなければ!
台所の大掃除に 取り掛からなくては!