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「モルエラニ」クランクアップと最後の炊き出し

4年半、映画応援団のメンバーとして「映画の王国」に献身した私・・・
それは自分自身が試されるような ハードな日々だった。
それでも がんばった以上の達成感がある。
充実した祝祭のようだった、我が炊き出しの日々よさようなら!

2018年10月15日、16日の2日間、ロケ場所となった水族館のそば、
前回も借りたS町会館に 4人が13時に集合。
どういうわけか前夜から私は風邪気味で 不調だった・・・
寒気とくしゃみ、鼻水がひどくて頭が重い。

それでもへたっていられないので、風邪薬を飲んでがんばった。
この日の夕食メニューは、脂の乗った旬のさんま60尾を生姜で煮る。
付け合せには粉ふきイモ。
汁物は、きのこ数種類を入れた秋のけんちん汁と漬物。
集まってすぐに 米三升5合ほどを研いで準備。
すぐさんまを20尾づつ 圧力鍋で炊く。
15分高圧をかけて、それを大鍋に移し 再度20尾も同様に。

大鍋に、全てのさんまを入れて煮汁を煮詰めていく。
生姜と醤油の甘辛い香りに 食欲が増す。
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一方では、けんちん汁の具材を用意。
エノキ、マイタケ、シメジ、ごぼう、人参、小揚げ、こんにゃく、
大根、豆腐、しみ豆腐と豪華なけんちん汁だ。

具材を全て切って、2つの大鍋でけんちん汁が完成。
さんまは醤油で煮たので 今日のけんちん汁は味噌仕立てに。

午後5時半には 40人分の夕食を完成.
ロケ現場の水族館の休憩所に運んだ。
卓上ガスコンロも用意して 汁物を温める。
だが、撮影が長引いて 誰も来ない・・・

昼も撮影が延びて、午後3時過ぎに昼の弁当を食べた人や、
食べなかった人もいるらしい。
それなら夕ご飯は いったい何時になるのかな・・・

夕方も過ぎて外は真っ暗、さすがに外は寒くなってきた。
そのうちに7時を過ぎて 数人づつ夕ご飯を食べにくる。
汁を温めて ご飯をよそい さんまを皿に乗せて漬物も出す。
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バラバラと手が空いた人が来て 夕食を食べていた。
そのうちに 女優の大塚寧々さんとマネージャーさんが
撮影を終えて 食事をとりにきた。
私たちの作ったご飯を ちゃんと食べてくれた。

そのあとで、千歳に向かう寧々さんに すてきな花束を贈呈して
みんなで見送った。
きゃしゃな寧々さんは「すごく寒いですね・・・」と夜の寒さにびっくり。

見送ってからまた数人づつが ご飯を食べに。
揃って食べないので 私たち炊事班も合間に食べた。

全ての食事が終って 片付け終えて また会館に荷物を運んだ。
娘宅に寄ってから帰宅。
午後10時前に帰宅して 風邪がひどくならないことを祈りつつ、
明日、最後の撮影日のために 夜中までかかってフロランタンを焼いた。

焼き終わるともう12時半、すべてを片付け、
明日の炊き出しの用意をして 寝たのが深夜1時半過ぎていた。

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16日 最終日
なんとか風邪もひどくならないようで、ほっとした。
朝、隣町の農家さんから新米を買いに行き、トマトなどをもらった。
サラダの付け合せにしよう!

帰宅して、お祝いとしてお赤飯を蒸かした。
最初の撮影日にも こうやってお祝いの赤飯を持参して喜ばれた。
最後の日も、同じくそうしようと決めていた私。
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Nさんは、バナナケーキを焼いてきてくれた。
そして前日の残りごはんで五平餅?も作ってくれておいしかった。
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赤飯をお重ふたつに詰めて、13時に会館に。
すでにみな集まって 昨夜の鍋などを洗っていた。
最後のメニューは カレーライスとサラダ。
私はさっそく 玉ねぎ20個を切って炒めた。
大きな中華鍋で炒めたが油馴染みが良くて、使い勝手のいい鍋だった。
だんだん玉ねぎがあめ色になる。

野菜を切ってさて、煮こみ始めた。
あめ色玉ねぎのおかげで ルーは焦げ色でおいしそう!
Nさんが鶏肉4Kをカットして ニンニクとカレー粉をまぶしてから
粉をつけて炒めて 鍋に投入。

ルーも入れて だんだんおいしそうなカレーに!
夕方に、この会館で撮影する市民スタッフ数名にカレーを提供。
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ご飯も大量に炊いたわりには 水加減もよくできた。
映画出演に 緊張しているみなさんだが、
「こういうカレーが一番好き」とお代わりしてくれる人も。
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水族館の撮影が終わり、会館の部屋で会議をするシーンの準備がはじまった。
一気に大量の資材が搬入され、スタッフ10数人がバタバタ。
私たちは台所に立ったり、廊下にいたり。
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監督もやってきて、撮影の打ち合わせとリハーサルをくり返す。
緊張が高まっていく・・・
「本番スタート!」の声に 身動きもせず息をひそめてじっと待機。
それを何度も繰り返す。
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時刻はもう午後10時を過ぎているが スタッフの誰も食事をとっていない。
やっと本番の撮影が終ると 次は2階で小松政男さんのシーン撮影。
同じく、リハーサルと本番のくり返しが延々と続き・・・
終わったのが深夜12時頃、小松さんに花束と拍手!

機材を撤収して テーブルにカレーやサラダを出す。
差し入れのケーキや 続けて行う「打ち上げ会」のおつまみも。
ビールなどで乾杯し、坪川監督の感謝の言葉・・・
「だれひとり欠けても ここまで来られなかった。
本当にありがたく感謝の気持ちでいっぱいです」

小松政男さんも挨拶、
「はやく完成した映画をみたいです。
こんなふうに映画を作る この町の人たちの協力に感激しました。
撮影完了おめでとう」
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赤飯も出して 食べてもらう。
市民キャストで小松政男さんの奥さま役の桃の枝さんとおしゃべり。
女優?さんなのに、とても正直で率直なお人柄に好感が持てた。
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1時間ほどで散会。
片付け終えて 2時頃に朝帰り。
なんだか、たったの2日間だったけど ぼおっーとした。
いろいろと片付け終ったら もう早朝3時を過ぎていた。
なかなか寝付かれなかった。

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翌日10時半には開館に出かけ、すべての道具を片付け。
掃除機をかけ、拭き掃除も完ぺきに終えた。
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急きょ帰宅してから 隣町に向かい 自然の会会議に出席。

夕方帰宅しても からだが動かなかった・・・
誠心誠意尽くしたのだという実感。
ああ、終わったのだ・・・

私のかけがえのない時代が こうして終わった。 

非日常のお祭りが こうして終わった。
by yuko8739 | 2018-10-19 12:27 | 映画 | Trackback | Comments(0)
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