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ゆうゆうタイム

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2017大根洗い

いよいよ、この時期がやってきた。
仕事の締め切りの合間に もう寒くなって枯れかけていた、
鉢植えの花たちを片付けた、家のなかに 避難する鉢植えも4つ。
その他の鉢植えは、庭で冬眠しながら 芽生えの春を待ってもらう。

枯葉を掃き集め、ラティスを片付け、まだ外に置いても大丈夫な花だけを
少し残して 玄関前の掃除と片付けを7割方終えた。

10月は忙しく、イベントや行事も多く。
ほとんど家の周辺のことは 手抜きばかり。
反省はするのだが、からだはふたつもない。
この日は、L字型の我が敷地の周囲の草取りも終えた。

故障した膝のせいで、足が疲れやすい。
休み休みしながら、ようやく草取りを終えた。
我が家の庭の紅葉も なかなかだ。

夏椿、桜、野鳥が運んできたもみじは紅く、
バイカウツギの葉は黄色がきれい。

さて、午前中に予定していた仕事が終ったので、
午後からは ひとり寂しく?大根洗いに出かけた。
長年この時期に 漬物用の大根洗いをしているが、
ひとりで出かけるのは初めて。

機械の操作は ひとりでうまくできるかな・・・
家人は行かないというのだから しょうがない。
こういうとき、駆けつけてくれる 力持ちの孫1号でもいればなあ。

それでも いつもの店に着いて野菜の倉庫に行き、沢庵用の細い大根や、
キャベツと白菜1俵(3個)、なすやレタスも買う。
白菜は おひさまに干して甘くしてから 樽で塩漬けにする。
買った大根をコンテナで運び順番に並んだ。
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小さくて細い大根を買う理由は、かなり干した大根で漬ける沢庵が好きだから。
これは 父譲りのDNAらしく・・・父はU字型に曲がるまで干した大根が
おいしいと いつも口癖のように言っていた。
やはり、大根洗いの機械は順番待ち!

待っている間に、周囲を観察。
この店の畑から 土付きの大根をトラクターがどんどん運んでくる。
バイトのシニア女性数人が 立ちっぱなしで店の大根を洗う。
洗った大根は干してから 店で「干し大根」として売るのだという。
確かに洗ったり、干したりする手間は省けるが値段も高く売れる。
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そうこうしている間に 機械が空いた。
私の大根は細いし40本だけなので すぐに終わった。
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沢庵以外の漬物用の大根は 米農家さんからもっと太い大根を40本買って
のちほど 皮をむいて干す予定。

遠くの山々は 秋の装いだ。
さっき洗った店の大根は、掘り上げた畑のわきに ずらりと干してあった。
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畑には白菜やキャベツ、他にはビート、麦の新芽も出ていた。
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帰りに 川べりの公園に寄って紅葉をみた、美しかった!!!
紅いもみじには 目が覚めるよう。
青空を背に池や川の流れに映える、すばらしい赤や黄の紅葉!!!
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いつまでも眺めていたい10月の景色だった。
私はずいぶん美しい季節に 生まれたのだなあ・・・
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朝から働きっぱなしだったので 夕飯が終ってから 
温かい居間のテーブルで40本の大根すだれを編んで デッキの物干し竿に干した。
10数年前には我が家でも 沢庵だけでも80本、全部で
120本ほどの大根を洗って干したものだが。

この頃は 暖冬気味と減塩で 漬物はあまりおいしくできなくなった。
食べすぎも心配だし 家族も減ったので 大根洗いも昔よりはずいぶん少なくなった。
それでも なにも漬けないということはない。

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昔の実家の大根洗いを思い出す。
幼稚園教諭だった母は 仕事から帰って休みもせずに 父も私も手伝って
総動員で 200本の大根を 暗くなるまで冷たい水で手で洗っていた。
あの頃が 夢のように脳裏に鮮明だ。
家族の想い出は、私のなかで消えることがない。

どんなに忙しくても 寒くても 辛くても 母も守り続けた北国伝統の食文化、
この味とこの仕事は、大切な冬の保存食の伝統として 私も受け継いでいきたい。 

冬に物置から出したての氷混じりのシャリシャリしたニシン漬けを食べる
父の至福の笑顔が、今でもありありと懐かしく この胸に甦る・・・

大晦日のごちそうが並ぶ食卓には、漬けてから1ヶ月ほど経った沢庵を 
初めて出して 家族みんなで味見をしたものだ。
「うん、今年もやっぱりおいしいなあ!ご馳走のあとの〆はこれだよ!」
何がなくても 父は母の漬物を こよなく愛した。


私の場合、子どもであった時代に 父や母と何かを分け合った実感は、
やっぱり人生の「至福」そのものかもしれない。
by yuko8739 | 2017-10-25 09:32 | 自然・季節 | Trackback | Comments(0)
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