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憲法記念日~施行70周年~

今日のNHKニュースでは 「国民の82%が憲法9条を
誇りに思っている」と報じられた。

今日は午後から 憲法を守るための街宣活動に参加した。
市内の繁華街でパンフ入りのぽけっとティッシュやチラシを
通行人に渡す。

三割ほどの人は、目も合わせない、完全に無視する。
特に中高年の男性たちは チラとさげすみの視線。
「がんばってね、戦争は嫌だよ」と受け取ってくれるのは
高齢の女性たち、多分戦争の体験者だろうか。
若者はにこやかだったり クールだったり正反対の反応だ。

各自が憲法について思うことなどを 拡声器で訴えた。
それでも・・・届くのだろうか?
なぜ 今安倍政権がやっきになって 改憲を目指すのか。
そのことの意味を 市民の多くの皆さんは どう感じているのだろう。

日本の改憲はアメリカが「進めたい」こと。
アメリカ軍のサポートのために 日本の軍隊が必要なのだ。
2015年4月27日、安倍首相は新日米ガイドラインを
アメリカと交わした翌日に、
「(安保関連法制)を夏までに成就させる」と、アメリカの議会で約束。

安倍政権が 安保関連法制の制定を急いだのは、
アメリカ議会に対しての約束だったから。
へンな話だ、アメリカの子分のようなことをいつもしている。

改憲の理由を、アメリカの押し付け憲法だからと強調するくせに、
今の政府の姿こそ、アメリカのゴリ押しに ただ盲従しているだけだ。
矛盾してはいないか?
それとも「やりたいこと」と「やらせられること」が 同じ?

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4月27日、朝日新聞「論壇時評」
~日本国憲法 改正されずにきた訳は~
歴史社会学者、慶応大学教授の小熊英二氏の文章を興味深く読んだ。

文末で、木村草太氏(日本の法学者、専門は憲法学、公法学、
首都大学東京大学院教授)の言葉が紹介されていて、
深く納得してうなずき、ちょっと笑ってしまった私。
(以下一部引用)

「押しつけ憲法」だから 改憲しようという声もある。だが木村草太は
「『押しつけだから気に入らない』というのでは、
『いまの日本国憲法に内容的問題がない』と自白している
ようなもの」と評する。

こうした心情的改憲では、条文の具体的内容が
よくなる目途はないだろう。

「憲法は権力者が守るべきものとして定められたものである」
憲法の規定が簡略すぎるのは問題だと指摘もある。
憲法が簡略であるほど、政権党や政府の裁量や解釈が
入りこみやすいからだ。

つまり問題はこうだ。憲法が簡略すぎるのは、
確かに一種の不備ともいえる。
とはいえ、憲法全体の書き直しは現実的でない。
ではどうするか。
    
ここで発想を変えてみよう。
安易に憲法を変える前に、まず憲法の不備を別の形で補う
努力をするべきだ。
例えば国民が国政への関心と権力への監視を高めれば、
上記のような不備を補う機能を果たしうる。

そもそも「憲法の不備は自分たちで補う」というくらいの
国民意識の高まりがないのなら、形だけの改憲をしても
混乱を生むだけではないか。
 
木村はこのようにも述べている。「改憲が必要かどうかは、
これまでに生じている問題を分析した上で、法律の運用の
適正化でも、法律改正でも対応できない、となって始めて
議論されるべきものだ」。

だが「権力者の問いを待っているだけでは
国民のための国家は実現しない。
国民の側から、『こんなことに困っている』『この制度はおかしい』
と声を上げていかねばならない」。
 
そうした状態をめざすことが、憲法をめぐる全ての議論の
前提だ。それなしには、「憲法を変える」ことも、
「憲法を守る」ことも、ありえないのだから。
by yuko8739 | 2017-05-03 22:52 | 社会 | Trackback | Comments(0)
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