ゆうゆうタイム

ドラマ「カルテット」3話/ おでんと巻き寿司

ドラマ「カルテット」第3話より
「泣きながら ご飯を食べたことある人は 生きていけます」


カルテットの仲間、チェロを弾くすずめちゃん(満島ひかり)の、
犯罪がらみの暗い子ども時代と父親の死を巡る第3話。
(なんと父親を 作家の高橋源一郎が演じた!)

父が亡くなった直後に その病院のそばの店でカツ丼を注文する
すずめと、彼女を追ってきた真紀(バイオリン奏者:松たか子)
女ふたりの濃密な会話。

情けない詐欺師の父と そのために苦しんだすずめちゃんの
昔話を聴きながら その手をしっかりと握って真紀が言う。
「泣きながら ご飯を食べたことある人は 生きていけます」

「すずめちゃん、軽井沢 帰ろう、病院に行かなくていいよ。
みんなのとこ帰ろう・・・あそこは すずめちゃんの帰る場所だと思うんです。」

どこにも居場所がなかったすずめの目に 涙が光る。
カツ丼を食べながら 笑うふたり。
いい シーンだった。
思わず、胸を打たれた。

自分以外の他人のかなしさに 人はそうそう触れることはできない。
このシーンの真紀の対応は 潔く美しく見事だ。

こんなふうに 人のかなしみに触れたときは ありきたりではない言葉を
言える人に 私もなりたい・・・
「泣きながら ご飯を食べたことある人は 生きていけます」と。

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この4人の男女は「カルテット」のメンバーで 音楽と仕事の絆がある。
仕事の都合で 軽井沢の同じ別荘で 暮らすことにもなる。

しかし、どの人物も得体がしれなくて 謎めいて。
本音はどこにあるのかも よく分からない。

4人は芸術家の集団なので 行動も会話も突飛で 変人で。 
大人になっていない 子どものようでもあるし、
子どもっぽくみえるが 大人としての彼らは どこか見えないところでは
泣いているのかもしれない、誰でもがそうかもしれないが。

そんな複雑な心理を 坂元脚本は(まるで太宰治のように!)
すてきで美しい キャッチコピーのようなセリフで彩る。

その言葉は 人と人をつなぐ虹のよう。
言葉は こんなふうに「架け橋」にも なるんだね。

人生に疲れ、もしかしたら自分にも疲れた4人の男女の 
濃密な魔法のような時間が ここで はじまっている。

その出会いの絆によって 互いに癒し 癒される物語が
ゆっくりと進んでいくのだろう。
そして そのことがいつしか 自分を変える勇気と希望になればいい。


1話、1話が掌編小説のような 坂元脚本の見事さと、
役者たちの絶妙な配役と演技に 毎回陶酔している私。
毎週火曜日10時、毎週録画して ときに見直す私・・・

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昨日、手作り豆腐の店で 2度揚げしている、
おいしい小揚げを買ってきた。
いつも数10枚買っては いなり寿司用に煮て冷凍にする。
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こうしておけば いつでもいなり寿司が食べられる。
黒砂糖も入れて ことこと気長に煮ていく。
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小揚げがあまりにもおいしそうだったので 卵を入れて
だし醤油で煮てみたが、あまりのおいしさに うなった。
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マイナス7度と 真冬日が続き 市内は凍結路で車の事故が多発。
寒さがこたえるので 昼からはおでんを仕込む。
ぐつぐつぐつ・・・おいしいだしの香りが 部屋を満たす。
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夕ご飯は 麻婆ナスといんげんの胡麻和え、卵入り小揚げの煮物。
大根太なます、すべておいしかった!
夕ご飯のあとで 買ってきた生ワカメと根昆布をゆでた。

緑の海草は 毎食そのまま食べたり、酢のものやサラダ、
みそ汁に入れたり、この凍える海からの贈り物は美しくておいしい。


夜11時になるが、まだかんぴょうとしいたけを煮ている。
明日節分の太巻き寿司(恵方巻き)を作るため。
なんだか 朝から晩まで 料理三昧。

娘は母の太巻き寿司が食べたいので 明日は仕事帰りに寄るらしい。
母の手料理には まだ吸引力があるようで・・・
by yuko8739 | 2017-02-02 23:54 | ドラマ | Trackback | Comments(0)
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