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2016冬の自然勉強会スタート

毎年、自然の会では自然観察や保護活動の出来ない冬期間に、
5回ほど勉強会を開いている。
もう61回目となる勉強会のキャッチフレーズは、「おもしろくてためになる!」

今季初の勉強会は、「キノコってどんな生きもの?・ニセコのキノコなど」
講師は、きのこアドバイザー・森林インストラクター・そして自然情報室
エコルの中嶋潔さん。

自然のなかで キノコの多様な姿を 愛情深い視点で撮った多数の
スライド写真がすばらしかった!
命というのは多様で美しいものだなあと感動した。

キノコは菌類で 栄養の取り方が3種ある。
樹木と栄養をやり取りする共生菌、生きものから栄養を奪う寄生、
枯れ木や枯葉を分解する腐生。

植物の9割以上は 地中の根が菌根菌という菌類と共生して
栄養をやり取りしている。
有機物は樹木の栄養にはならないので、菌根菌や腐生菌の酵素が
有機物を無機物に変えて 樹木の栄養にしてくれる。

冬虫夏草(虫などに寄生するキノコ類)も 増えすぎた昆虫や
蜂類に寄生することにより、森の生物バランスをとる働きを持つ。
なんと自然界は絶妙な働きをするのだろうと思う。

すべて自然界で行われていることは意味があり 必要であり
無駄がなく、そしてすべてがかけがえのない命の現れなのだ。

さまざまな珍しいキノコのスライドには 目を見張った。
おいしそうな道産子人気NO1キノコは ラクヨウ(ハナイグチ)
2位はボリボリ(ナラタケ)、これは生で食べると中毒をおこす。

昔は 北海道にはカラマツがなかった。
明治30年ごろに 長野県から森林資源として 北海道に移植され 
そのときにラクヨウ菌も カラマツと共に北海道にやってきたらしい。

だからこのキノコは 北海道と長野県以外ではあまり食べられないという。
これも 初めて知ったことだった!
今は北海道中にあるカラマツが秋には黄色色に輝く風景は 
昔はなかったものなのか・・・すごく不思議な気がする。

キノコを食べる時の注意は・・・安全を確認、しっかり火を
通すことも大事。
イタリアで有名なポルチーニ茸は、ヤマドリタケ。
これは下ゆで不要のおいしいキノコとか、一度食べてみたいなあ。

早春に 庭でもみられるアミガサ茸は、フランスで人気の
高級キノコモリーユ茸で、乾燥モリーユは1袋1万円とか!
来春は 妹宅の庭に生えるモリーユを乾燥して 
生クリーム系(これが合うそうだ)のパスタで 絶対食べてみよう。

とても楽しい講演だった。
知らないことを知るのが 私は大好き。
昔学校で学んだころよりも 断然今の方が学ぶことへの意欲が強い。
そして、講師の中嶋さんのように 自然を愛し 
自然の不思議を感動しながら 味わう人はすばらしい。


勉強会のあとで 仲間でランチを食べに行き 楽しいひととき。
来月に行われる「よもぎ餅を食べる会」や
来年1月の「新年会」のことなどで わいわい盛り上がる。

いいなあ、こういう仲間って!
by yuko8739 | 2016-11-27 23:23 | 自然・季節 | Trackback | Comments(0)
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