雪の便りも あちこちから届く季節になった。
今日の気温は 6度~9度とか・・・
道内各地の峠越えには もうスタッドレスタイヤが欠かせない。
紅葉も一段と進むこの季節に、自然の会の「きのこ闇鍋会」が開かれた。
親から受け継いだ森で 故郷の里山作りを続けているIさんが
7年前から整備しているいつもの森で 遊ばせてもらう。
1さんと同じように 里山作りをしている苫小牧のMさんもお誘いした。
Iさんの森に着くと すでにテーブルと切株の椅子が並べられ、
にこやかなIさんと たき火が私たちを迎えてくれた。
集合のあと、挨拶が終って さっそく森のなかへ。
Iさんが苦労して整備した道のあちこちに きのこがいっぱい。
雨が心配される天候だったが きのこには絶好の環境か。
みな 夢中になってきのこ探し。
その森を下ると 大きな朽ちた切り株があった。
その根元に立って Iさんが ひと昔前のこの地域の林業について
話してくれた。
湿地が多い大岸区では 農業ができない。
生業として森の木を伐採して この地域の人々は生きてきたという。
その名残ともいえる 伐採されたカツラの大樹は
人々がのこぎりや斧などの道具を使って 切り倒したという。
その頃使われた道具を手にして 伐採の方法を Iさんが解説してくれた。
昔の人の知恵や 道具のすばらしさよ!
その後 道を下って 「栗を拾っていきなさい、いっぱい落ちているから」
落ちている栗のイガを踏んで開けたりしながら、少年?少女?のように、
大きな栗を拾うのに 夢中になった。
次々と拾っては ビニル袋やぽけっとが満杯になった。
秋深い山の とても幸せなひととき・・・
そこから Kさんのための「エンジュの森」見学。
そこからの景色に感動した!
燃えるような真っ赤な紅葉が見えて みな興奮気味。
「きれいだね」「すごいね!」と歓声をあげて カメラでパチパチ。
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そのあとで焚火の場所に戻り、闇鍋?の準備を始めた。
下ゆでして持参した野菜を2つの鍋に入れて湯を沸かす。
女性班が用意した大根、人参、白菜、かぼちゃ団子、肉団子や長ネギ、
豆腐の入った鍋に ボリボリやナメコなど、この森で採れたキノコを数種類入れた。
鍋は醤油味と味噌味の2種類。
どちらも旨い!ちなみに味噌は 我が家の「手作り味噌」を持参した。
さすがに いい香りだった。
他の方々は 完成したIさんのツリーハウス「彦一小屋」を見学していた。
皆さんが戻ってきたので さて「いただきま~す」!!!
鍋にみんなが集まって 競うようにきのこ汁をよそう。
お握りと熱々のきのこ汁が からだに沁みわたる、おいしい!!!
みんな ニコニコとお代わりを繰り返す。
2種類のきのこ汁は あっというまになくなった。
私が朝手づくりして持参した「あんこ白玉」も 好評だった。
その後、雨が降り始めたので 片づけを急ぎ おしゃべりと
珈琲タイムは この町の展望台喫茶ルームで。
そのあと苫小牧のMさんと 道の駅で待ち合わせして
おしゃべりし、おいしい生ジュースをいただく。
帰宅して孫と私の誕生祝いパーティのはずだったが 娘から連絡があり、
用事があって 明日に会を伸ばすことに。
風邪をひいて18日の誕生日に 病院に行き 薬を何種類も服用していた。
だいぶ調子がよくなっていたのに 闇鍋会の帰りには
なんだか、また不調になってしまい 帰宅して寝込んだ。
甘かった!マタタビとコクワ。
コウライテンナンショウ