ゆうゆうタイム

yukotime.exblog.jp
ブログトップ

DV被害子どものハウス引っ越しⅠ

野山に、すすきが揺れるようになった。
赤とんぼも飛んで、栗の青い実が大きくなった。
1週間ほど前から 気温も少し下がってきた。
もう秋の気配が濃厚・・・

この頃の台風は進路が異常で 東北や北海道を直撃する。
その台風が 暴風雨となって北海道に最接近。
今まで台風など 体験したことのない道産子の私はとても怖い・・・

今までDV被害の子どもたちの居場所だったYハウスの、
老朽化が進み、新しい町の新しいSハウスに 移転することに決まった。 
そのSハウスに引っ越すための作業の手伝いに 先日出かけた。
台風上陸前の先日は 蒸し暑くて不快だった。

新しいハウスに持っていくために、子どもたちの遊具を選んで、
それを 梱包してゆく。
スタッフ6名が汗だくで 子どもたちの好きなブロックや絵本、
色紙やお絵かきノート、ボールプールやプラレールなど、
あらゆる遊具を選んで 段ボール箱に次々に詰めていく。

おやつ用の台所のコップと食器、遊び部屋に敷いてあった連結マットや
カーペットなども すべて梱包した。
汗を拭き拭き、掃除機をかけ、数時間たって 新しいSハウスに
運ぶための荷作りが ほぼ終わった。

これからは 今までのYハウスよりも狭くはなるが、
トイレも台所もきれいだし、窓も収納部分も大きいSハウスが、
秋からの子どもたちの居場所になる。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

私がこのボランティアに 係るようになって6年。
このYハウスでは いろんなことがあった。
子どもたちの誕生会、春の花見会、クリスマス会、CAP講習会。

大鍋でおでんや豚汁を作ったり、庭で採れたじゃがいもを蒸かしたり、
ポテトフライを揚げたりして、子どもたちと楽しんだ。

この施設の1階は子どもの居場所だが、2階はDV被害者女性たちの
さまざまな活動が 行われている。
ほとんどのDV被害者支援団体は、民間シェルターや相談業務がメイン。

しかし私の属するNPO団体は、シェルターを出て新しい生活を
始めた女性たちのために、自立支援の各種講座なども 開いている。

過去にはパン教室や料理教室なども。
今も続いているのは陶芸や洋裁、ステンドグラス、帽子作りなど。
様々な講座で 作品を仕上げる楽しさや仲間と生きる喜びを
感じてほしい、とスタッフは願っている。

DV被害者は社会的なつながりも少なく、友人関係を失うことが多く、
同じ経験をしてきた女性同士の絆作りも 精神的に重要なこと。
 
今度のSハウスも 子どもの居場所兼大人の居場所でもある。
それにしても・・・この世のなかから 暴力はなくならないのだろうか。

彼女らの人生を、返せ! 
殴られる母を見て 恐怖に震える子どもの人生も、返せ!
母と子の幸せを返せ!と 暴力をふるった男に叫びたい。

彼らの幸せは 戻ってはこない。
暴力から逃れ、新しい幸せを手に入れるために 
母や子は なんと過酷な選択をしなければならないだろう。

暴力から逃れるために まるっきり別の土地で 別の名前で 
親とも別れて 乳飲み子を抱えて・・・そんな女性も 後を絶たない。

そのことを想うと、子どもの遊び相手は 体力的にきついが 
やめることはできないと思う。
今でもスタッフの人数は 充分ではない。

大学生のボランティアに助けられながら 怪我をしないように注意して 
また子どもたちと 新しいSハウスで遊びたい。




by yuko8739 | 2016-08-30 20:30 | ボランティア | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : https://yukotime.exblog.jp/tb/25941074
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。