泊りに来ていた孫ふたりと、昼前に散歩に出かけた。
所々の危ない凍結部分を避け、インターバル速歩で乾いた道を小走り。
遠くに有珠山、昭和新山、そしてもしかしたら、あれは「ウインザーホテル」!
樹木が葉を落とす冬なので 遠方の景色もよく見えて
ずいぶん遠くまで 眺望がいい。
30分ほどウオーキングをしてから この町で一番広い公園に行ってみた。
木の階段には雪が積もっていて、降りていくと一面の雪野原。
ざくざくと 靴は雪にはまりそう。
まっ雪の白さが目に痛くて どこを見てもくらくらする。
孫たちは 雪野原で転げまわって遊んだ。
ケンカもするけれど、こういうときは仲よくワンコのようにじゃれ合う。
私の愛すべき者たちよ、いつまでも笑顔の仲良しきょうだいでいてね。
公園の池は ほとんど氷に覆われていて、石をぶつけても、
コチンと音がして 全然割れない。
さすが2月の池だが、地下水が注ぎ込む水面下には、青いクレソンが揺れていた。
空は青く澄み渡り まさにウィンターブルーの空の色。
春が近いような予感のする やさしい青空だった。
池の周囲には 鹿や野鳥、猫らしき足跡がいっぱい。
水辺なので 水を飲みにやってくる動物たちがいるのだろう。
孫たちはまた幼くじゃれ合い、笑いながら転げまわって楽しそう・・・
階段を登り、ヒヨドリの集まる木々を眺めて歩く帰り道。
排水溝の熱で雪が解けた場所に なんとオオイヌノフグリが咲いていた。
驚くことに日当たりのよい住宅街の庭で 黄色いプリムラを発見。
厳寒の2月にも 春が萌しているのだと感じた。
孫たちと久しぶりに のんびりと2時間近い散歩が楽しかった。
午後から娘はインフルエンザで仕事を早退したらしい。
我が家で 夜ごはんを食べさせてから 孫たちを送ってきた。
どうか娘が早く治り、孫たちにもうつりませんように・・・