初暦知らぬ月日は美しく (古屋信子)
座る暇もないくらいの忙しさの果てに
とうとう新しい年が 明けた。
親族が集まった大晦日には 私は誇らしく手作りの料理を並べた。
我が家恒例、大晦日の松花堂風お重に美しいおせちの数々・・・
(北海道は、大晦日からおせち料理を食べます)
自家製伊達巻やイカの粕漬け、新巻き鮭の飯寿司や旨煮と紅茶豚、
煮豆3種(黒豆、白花豆、家人用にとら豆)、大エビの鬼ガラ焼き、
ゆず風味のなます、毛ガニや刺身各種、茶碗蒸しやオードブルなど。
娘一家と笑顔でおせち料理を囲み、紅白歌合戦を見ながら
時にTVと歌い、がやがやと他愛ないおしゃべりで 盛り上がった。
娘一家は翌日からの婿の実家帰省に備えて 11時半ごろに
自宅に帰宅し、平和な大晦日が過ぎて やがて除夜の鐘。
私は連泊している孫と 新年を迎えた。
「あけましておめでとう・・・」
「今年もよろしくね」
そして元旦、2016年が明けた。
暖冬で穏やかな新年の 静かな青空の朝。
手作りした松の正月飾りも青々と 玄関に。
朝、孫たちは道央の父方実家に 家族で出発した。
こんなささやかな日常の暮しの幸せが いつまでも続きますように。
血縁の親族や 友人知人など有縁の方々が
この1年も 元気で過ごせますように。
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そして 日々紡いだ webの拙いつれづれ記を
読んでくださった皆さま
昨年1年間、ありがとうございました。
今年もまた 共に歩んでいただけたら 幸いです。
あれこれ自問自答しながら立ちどまり、自分の足跡を振り返りながら、
自分になる道を なんとか歩くことができました。
これも ブログという媒体を通して 自分自身の形が
よりクリアに 自覚できたからだと思うのです。
私は聴いてくれる方がいて 話せます。
読んでくれる方がいてくださるので 書き続けることができるのです。
書くこと、思うことは 私の場合は生きる実感そのもの。
2016年もまた、感謝をこめて 綴って参ります。
混沌とした世界のなかで、今年はどんな景色に出会えるでしょう・・・