同じ町の 小さな花屋さんが主催するバスツアーに参加した。
昨年秋に引き続き2度目のツアー、女性40数名と名ガイドさんとで
笑いっぱなしのバスの旅は とびきり愉しかった!!!
サービス精神たっぷり! 花の好きなオーナーAさんが
今年春から企画、立案してくれた旅。
当日早朝から不眠不休で ハーブティやホット珈琲、冷たい酒粕などを
仕込んでバスに詰め込み、いつも旅の間じゅう、ふるまってくれる。
20日は 恒例の早朝5:20に雨のなか出発、頭はぼおっとしていたが、
車中で持参したおにぎりを食べ、珈琲をいただき、甘酒に舌鼓。
やっと頭が覚醒して 札幌北インターから 石狩浜海浜公園の海浜の木道を歩く。
ハマナスやハマヒルガオ、ハマボウフウも見渡す限り咲いていた。
エゾカワラナデシコが群生して 盛りの時期ならではの見事さ。
そこから 増毛に向かう。
途中で 雄冬岬で一休み。
落差40mの白銀の滝は 暑寒別の山々の清流が 直接日本海に流れ落ちて見事だった。
橋げたに3尾の蛇が のんびり日向ぼっこ。
ふと気づくと「マムシ注意!」の看板。君たち そんなところに居たの~~~!
昼前に 増毛に到着。
初めて来た町だったが、歴史的建造物が多くて驚いた。
国の重要文化財指定の建造物には 歴史の重みを感じる。
古い建築に 大正文化のレトロな魅力がいっぱい。
また、この地はさくらんぼを代表とする果樹園が多いことでも有名。
そして、この海は「甘エビ」の産地としても有名だ。
ランチは 町内のおいしいお寿司屋さんに予約済み。
観光客が多くて 予約なしではランチも1時間待ちとかの混雑ぶり。
うにやアワビなど、上ネタの寿司ランチに感激!
ネタは旨いし、シャリもなかなか上級で感激。
みんな、最高の笑顔。
「おいしい!」「あわびコリコリ」「来てよかったね!」
その後、日本最北の酒造所「国稀酒造」を見学して、
本醸造の日本酒各種を 飲み比べた。
すっかり酔ってしまい、どれがおいしいのかわからなくなった。
それでも すっきりとした飲み口の日本酒と 国稀の酒粕で作ったワサビ漬けを
お土産に買った。外を歩くと 暑くてひーひー唸るけど、
国稀酒造は石作りの建物なので 中が涼しくていい気持ち。
ここに 増毛の果樹園のさくらんぼが出張販売していたので
思わず味見したら 甘酸っぱくて絶品だったので つい2箱も買ってしまった。
次に「旧商家丸一本間家」を見学。
元々は 呉服問屋だそうだが 豪商らしく 広い家と見事な調度品に
感動した。台所の調理台も広く、廊下には「電話ボックス」まである。
さすが豪商の家!
使用人を多く雇い、手広く商売をしていたのだろう。
その栄華が まさに伝わる家だった。
沼田町の「ほろしん温泉ほたる館」には夕方5時過ぎに到着。
4人で泊まるのには とても広い部屋だった、ラッキー!
6時前に宴会場に行き、宴席の準備。
いよいよ 宴会(ガイドさんによると 学芸会?)がはじまった。
楽しくおいしくビールや日本酒をいただき、ほろ酔いで最高の気分。
突然カラオケや 予想外の余興に引っ張り出されて 私はステージの上に。
まあ、いいか、みんなが笑ってくれるのならそれでいい。
恥ずかしいけど 旅の恥はかき捨て!
でも次の余興は すごかった!!!
笑いが波のよう、お腹がよじれて涙が出るほど 笑って、笑って。
衣装や化粧で、ヘンシーン!!!・・・あとは書けない。
・・・わが友が〇〇だったとは・・・?
最後のひょっとこ踊りにも参加して すごく楽しかった。
宴会が終わり、いよいよホタルの道を散策に行く。
真っ暗な闇のなか、木の梢や 道の脇の草むらに チカチカ光る蛍。
「うわ~いたよ、」「あっちにも、こっちにも」少し酔って 足元が危うい。
私は草むらの蛍を 手のひらに乗せた、光っている。
今年も 蛍を見ることができた。
4年前は数百匹も乱舞していたらしいが 今夜は数10匹くらい?
それでも満足して部屋に戻り 温泉に入ってから少しおしゃべりして
早起きが効いたせいか 12時頃に就寝。ZZz