坪川監督の講演会には多くの参加があり、協賛グッズがほとんど
売り切れるほどで、映画応援団への加入者も多く、力強い限り。
大きな誇らしいものは たくさんの人で支えるのがいいと思う。
同じ時を共に生きる方々との絆は 唯一無二のもの。
会場では撮影時のパネル写真が展示され、今までの撮影の
ダイジェスト版が上映された。
監督の話や応援団のメンバートークも よかった。
上映されたダイジェスト版は、この町に流れる時間のなかで
寡黙な登場人物がつむぐこころの痛みや疼き、失われた夢、それでも失われない希望・・・
それらを比類のないこの町の美しさが包み込んで、胸にしみる映像だった。
モノクロ映像もあり、その光と影の美しさには息をのんだ。
人生のかけらが 私の周りで きらめいた。
この秋にも 4回目の撮影がはじまる。
こういう映像を見ていると、とにかく完成が待ち遠しくて たまらなくなる。
これからも監督の物語をつなぐために できる限り支え続けたい。
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梅仕事
先日、毎年注文している有機無農薬の梅が届いた。
梅が届いたときから 部屋は梅の香りでいっぱい。
市販の梅とは 全く違う香りだ。
香りが強くて 梅が生きて呼吸していることを実感する。
色も形も愛らしく 香り高い梅は今追熟中。
青みが取れ 黄色味が増して ほんのりほっぺが赤くなったら塩漬けにする。
梅から梅酢が出たら 天候を見て土用干し。
私の梅干は 紫蘇を使わない白梅干し。
梅の香りと味を純粋に楽しめるので、白梅干しが好き。
梅仕事ということを 自分の暮しから失くしたくはないと思う。
あんずや梅、そして苺など露地物がおいしい季節。
ジャムは この季節の手作りに限る。
庭の木苺(ラズベリー)も ずいぶん実が増えているので愉しみ!
そうそう、数年前にMさんから挿し木をしてもらったサクララン。
何年も花が咲かなかったが、6月から急に花が咲き。
ひとつ、ふたつ、こっちにも、そっちも!
数えたら次々に咲いて、もう花も5つめ。
探してみたら つぼみも数個。
一気に 花が咲きはじめた。
そして この花はすごく香る。
はじめは いい匂いと思っていたが けっこう強烈なのだ。
でも花は とても愛らしい、Mさんありがとう!
やっと咲いてくれたサクラランの 新しいつぼみを探すのが おもしろい。
花と私は「みつけた!」と かくれんぼしてるみたい。