絶好の春日和で、市内の所々で桜も咲きはじめた!
例年だと 花見はGWが終わるころだが、今年は異様に早い!
うららかで暖かいこの日に、再び地球岬遊歩道に出かけた。
帰省した姪と子どもR、そして私と孫1号の4人が散策路に入ると、
すぐに ニリンソウの小道が続く。
キクザキイチゲもカタクリもエゾエンゴサクも 終りの時期か。
今盛りなのはニリンソウやエンレイソウ、オオバキスミレやタチツボスミレか。
「花がいっぱい、きれいだね~」とR。
ニリンソウの群落をなでて うれしそう。
「もう少し行くと、カエルやエゾサンショウオの卵がいっぱいあるよ」と私。
長い坂道を下り、楽しげに駈けていくR。
孫1号が リュックを背負ってくれたので 私は楽ちんだ。
ぽかぽかと暖かくて なんて気持ちがいい日だろう。
行き交う人も多く、春の散策を楽しむ人が増えた気がする。
思い思いにカメラで野花を撮影し、夫婦や親子でにこやかに春を楽しんでいた。
いよいよ水辺に到着。
この散策路を流れている川をせき止めた場所には
ぬくい水の中に卵塊がいっぱいだ。
プールのような貯水地は チューブ状のエゾサンショウウオやカエルの
産卵地となっている。
Rは大興奮して 水のなかに落ちそう!!!
みんな興味津々で じっくりとサンショウウオの卵塊を眺める。
私がそれを持ち上げると、Rの興奮は最高潮!
おそるおそる自分の手で 触ってその感触を確かめていた。
「こんにゃくみたい、なかでサンショウウオの赤ちゃんが生きてるよ」
「うん、なかにいるね!こんにゃくみたいだね!」
目がキラキラ、いいなあ~子どもって。
それからまた この川沿いに降りてみたが いろんな水溜まりに 卵塊はいっぱい。
まさに命の爆発する春だ。
ミズスマシや小さなオタマジャクシも ぬるい水のなかで気持ちよさそうに泳いでいた。
川が終わって、次は海沿いの道を上がってゆく。
崖下や斜面には わが世の春!とカタクリが群生している。
海が見えてくると 風が強くて寒いが景色は最高。
断崖絶壁の海と 空の青が美しい。
どこかでウグイスがケキョ ケキョと鳴いている。
お腹が空いたので ベンチで休んでお昼にしようとしたら、赤いダニがうようよ。
私はダニに好かれやすいので 恐くなりみんなで立ってお茶を飲み、
おにぎりやから揚げを食べた。ちょっと落ちつかないなあ。
疲れたのか、Rが抱っこ、おんぶと言いだして 姪がおんぶ。
3歳児は12kgもあって 重たそう・・・
お昼を食べてから 車でそばのお菓子屋さんモンパリでアイスクリームを
食べて、帰宅。車のなかで Rは寝ちゃった~
ファミリーの楽しい自然イベントは、最高だった!
私は君たちを こころから深く深く 愛しているよ~
また 行きたいね・・・
すてきな1日をありがとう。