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ゆうゆうタイム

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ドラマ「問題のあるレストラン」

今夜(15日)からはじまった、坂元裕二脚本ドラマ「問題のあるレストラン」
いい役者が揃い、かなりの劇画&コメディタッチのなかにも 胸を打ち、
胸に迫るエピソードで、ほろりとさせてくれた。

初回は、主人公たま子とメンバーの 物語のプロローグとして秀悦。
つまり「同じ船に乗る仲間」たちと たま子とのかかわりを見事に描いていた。

さすが、「mother」や「woman」、「最高の離婚」の坂元裕二さん、
今この現代社会のなかにも存在する 男女の差別やいじめ。 
女性の切なさや苦しさが 胸にしみた。

それでなくても 賃金格差やシングルマザーへの差別の消えない社会だ。
書き手が男性なのに なぜこんなに女性のかなしさが描けるのかと、
不思議なくらいだった。

主演の真木よう子は 少し暗い孤独な役が似合う女優かと思ったら、
なんとはつらつとして かわいいこと!!!

笑顔が きらきらとまぶしい。
前向きで 勇敢に人生を切り開く この役柄もぴったり。
うまい女優さんなのだなと 改めてほれぼれした。

おいしいものが好きという役柄に こんなにぴったりのキャラはない。
おいしいものを作る人は 幸せな顔でいなくちゃね。

映画「ヒミズ」やドラマ「Woman」以来、大好きになった二階堂ふみをはじめ、
以前、坂元ドラマに出演の実力派や 朝ドラで馴染みのの役者も揃っていて 
先の展開が楽しみだ。



坂本裕二さんのドラマを この数年は心待ちにしている私。
山田太一と倉本総、そして坂元裕二、渡辺あやのドラマは決して見逃さない。

初回だけを見ても 日本の男社会の本音と建て前の落差のすごさが 
コミカルなテイストのなかにも いかにもリアルに伝わってきた。 

そんな社会のなかで 本音一筋のヒロインたま子と同志の女たちの
泣き笑いの日々を これからどんなふうに 描いていくのだろう。

やっぱり坂元脚本は本質を描いて すばらしくすてきだ。

毎週木曜10時からの宝物の時間を 抱きしめたい。
by yuko8739 | 2015-01-16 01:21 | ドラマ | Trackback | Comments(0)