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ゆうゆうタイム

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いよいよ2014大晦日

先日28日は 毎年恒例の買い出しの日。
この家に引っ越して住み始めて 早や27年。
そのあと数年後、同じ町内の窓から家が見える距離に妹の家族が引っ越ししてきた。
その時以来すっと 年末の買い出しは 姉妹で出かけている。

気心が知れているから気楽で、お節料理も似たようなものを作る。
姉妹で 似たような嗜好なので 買い物も楽しい。
「これ、おいしいよ、買う?」
「買う!」

そんな調子で 大型スーパーの人ごみのなかで 妹の姿を確認しながら
時には駆け寄って、アドバイスされたりしたり。
「これ買った?」「あっ 忘れてた」

歳末商戦たけなわの大型スーパーは ちょっと殺気立っていた。
駐車場は満車だし、いつもはのんびり姉妹だけれど 
この日ばかりは 気が急く。

それでも こうやってお節のことだけ考えて 買い出しメモを
チェックしながら わいわいと心弾ませて きょうだい仲よく買い物が
できる幸せを 思った。

人の数だけ 幸せと不幸せはあるけれど せめて新年を
祝う食卓には 笑顔が並んでほしい。
せめて そういう祝いの食卓には手作りのごちそうを並べたい。
そう思って きょうだいふたりは 買い出しに燃える!

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買い物も終わり、黒豆を煮て 伊達巻も作り、なますも、紅茶豚も完了。
親族の新年会用の餅つきのために、小豆を煮てこしあんも作った。
大みそか前のスケジュールは、毎年こんなふうに超ハードだ。

そして今日は、いよいよ大みそか。
昨夜の雪がふわりと積もり、寒すぎないし、日も照るいい大晦日だ。
朝から家人と息子、だいぶ前から泊まっている孫1号が雪かきをした。

午前中は具材をひとつ、ひとつ煮ていく我が家の正月の伝統の味、
「旨煮」(うまに)を仕込み中。
牛蒡はいい匂い、人参は甘く、タケノコはしゃっきり、
レンコンの歯ごたえ、里芋のほくほく。

我が家は 色とりどりの20種余りのお節を 松花堂弁当に
美しく詰めて 大みそかに家族でいただく。

北海道では 大みそかは年越し蕎麦だけ、ということはない。
この日こそ、おせち料理のはじまり、はじまり・・・
ありとあらゆるお正月のごちそうが並ぶのが、大みそかなのだ。

考えてみると 年も明けないのに こんなにごちそうが並ぶのは
おかしな話だが 北海道では多分このスタイルが一般的だと思う。

さて、ケアハウスの義母に、午後からお重箱にいっぱい詰めたお節を宅配。
母は 妹宅でひ孫のRといっしょに年越しをする。

我が家は 婿が出張から帰る夕方から 大みそかのお祝い。
家族そろって 怪我も病気もなく この日を迎えられたことに深く感謝したい。

有縁のみなさま、すてきな1年をありがとう。

平安で 愉しいことの多かった2014年よ、ありがとう・・・
そして、さようなら。
by yuko8739 | 2014-12-31 13:23 | Trackback | Comments(0)