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ゆうゆうタイム

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道産子仕様のおもてなし

旅が終わる日、バスのなかで夕ご飯の弁当を食べて うとうと。
帰宅は午後9時。
それからが 荷ほどきの暇もなく「おもてなし作戦」開始!

いい出汁を取り、材料を切り 煮込み、煮しめがほぼ完成したのが 午前2時半。
旅の疲れもあり、そこでふらふらになって 倒れるように寝てしまった。

翌朝は飛び起きて 午前中に家じゅうの掃除、買い物など。
午後から イカ飯やほっきご飯、グラタンの準備。
夕方から 寄せ鍋の出汁を取り、具材を用意、庭の花を飾り、1日中立ちっぱなし。

夕方4時過ぎに 秋田からの初対面の女性3人は、笑顔で来訪。
イカ飯、ほっきご飯、煮しめ、カブとキュウリの塩麹漬け、
寄せ鍋、ホタテとジャガイモのグラタンなど どれも これも
おいしいと 喜んで食べてくれた。 

ただの家庭料理なのだが。
義母は「どこで食べるどんな料理よりも この人が作る料理が
私は一番おいしい」と大げさなことをいう。
秋田からのお客さまも 我が家でのおいしいひとときを楽しんだよう。

もうおなかがいっぱいで 食べられそうもない、といったが
最後に 焦げ目のついた熱々のグラタン(キタアカリ、ホタテ、玉ねぎ
ベーコンと2種のチーズ入り)を出すと、
「おいしい!!! こんなにコクがあるのに どうしてさっぱりしてるんだろう?」
お代わりしてくれた。

「フロランタン」のレシピが欲しいと言うので レシピをプリントして手渡した。
バスの旅のパンフなど見せると、熱心に場所を確認して
「今度は道央のガーデン巡りもいいね」花の好きな シニアのお客さまだった。

港の夜景を見てからホテルに戻るために 家人が7時過ぎに 
お客さまと義母を 車で送った。


やっと私は座れる状態になって しばらく放心状態。
今回のおもてなしは 北海道らしい食材を 北海道らしい食べ方で。
それが私のテーマだった。

お客さまの好みや好き嫌いが 全くわからず、献立には悩んだが。
あくまで 主婦の感覚を生かした シニアの女性が好むメニューにしたつもり。

どうにかがんばって喜んで食べてもらえた。
スケジュールはきつかったけど すべてが 終わった・・・終わった。

旅の前から準備した甲斐があった。
メニューも よかった。
間に合って よかった。



おもてなしは ひとつのささやかな「祈り」です。
私は 祈ります。

おいしく食べて このひととき 幸せを感じてくださいと。
そしてその幸せは 明日を生きる力と なりますように。
そのひとときが 忘れられない思い出と なりますように。

そう祈りながらも 深い安堵と共に 歓びがひたひたと波のように
私にも戻ってくるのを 感じます。

あの不思議な 美しい映画「バベットの晩餐会」
ラストシーンのバベットを 思いました。
by yuko8739 | 2014-09-24 00:27 | 家族・親族 | Trackback | Comments(0)
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