自然の仲間で 日頃仲よくしてもらっている2組のご夫婦と共に
道南・春の野花と桜旅に出かけた。
寝坊な私だが 朝起きたのが早朝4時半、家を出たのは5時過ぎ。
Aさんご夫婦の家の車庫に 車を置かせてもらって
3人で6時集合のKさん宅に向かう。
はじめに コンビニで朝食おにぎりを買い、高速で向かったのは
道南森町の桜の名所二か所。
ちょうど例年より10日以上も早く咲いた桜が 満開という時期に遭遇。
大正3年に植栽された桜の間から駒ケ岳が望める。
ソメイヨシノを筆頭に17種約1000本もの桜が植えられ、
モリコマチ(森小町)、アオバシダレ(青葉枝垂)など固有種や、
今年で植栽から100年を迎える古木も見られる。
「うわあ~すごい、最高!」
「きれいだね、すごいね、ちょうどよかったね、運がいいね」
そんな言葉しか 出てこない。
早く出発したせいで、駐車場はガラガラ、見物人はだれもいない。
私たち5人で 1000本の桜を ほぼ独占状態。
ぐるりと見て廻り、白い桜、薄桃色の桜、ピンクの桜と見とれて歩く。
ああ昔、子どもを連れて 妹夫婦や母たちとここにきて
桜の下で お花見をしたことがあった。
あの頃の楽しさを つい思い出していた。
それもずいぶん前のこと。
なぜ 桜の季節に 桜を見に来なくなったのだろう・・・
忙しいとはいえ、いつのまにか 花を追いかけるのは
春の野の花ばかりになっていた。
でも 桜はいい。
この薄桃色に おぼれて なんて幸せだろう。
この感動を ともに味わう仲間たちがいるということ。
そのことが 他にたとえようもない 深い歓びそのものだ。
8時台にこの公園を後にして 近くにある有名な一本桜を探して 見に行く。
ここ北斗市には 大野川沿いの桜並木や清川千本桜、
樹齢300年といわれる北海道でも珍しい一本桜・法亀寺の
シダレザクラなど、桜スポットが多い。
法亀寺(ほうきじ)の樹齢300年の枝垂桜は すごい迫力で、
ただただ 圧倒される思いだった。
そこから 戸切地陣屋跡の桜並木を見に行った。
ここもずっと続く並木道が 美しく見事だった!!!
そこから一路函館へ。
函館の五稜郭公園目指して 車は走ったが どこもGW最後とあって
クルマは渋滞気味で 駐車場がなく。
あまりに函館市内は混雑し、駐車場に車を入れられないので、
五稜郭公園は諦めてパスすることに。
市外へ脱出し 郊外のおいしい中華屋で あんかけ焼きそばなどで
早めのランチを わいわいとおいしく食べて いざ、松前へ。