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ゆうゆうタイム

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叔母宅訪問と骨董市でお宝get

母の弟の叔父が1月に亡くなった。
お葬式のあと、昨年夏に脳梗塞を患い、半身が不自由な叔母の面倒を、
みるために、お嫁さんがつい3月初めまで同居していた。

しかし叔母は3月半ばから、どうにかひとりで暮らそうと決めて、
介護保険の助けを受けながら、ひとり暮しを始めた。
そんな叔母の不自由な体が心配で、私は時々叔母を訪ねるようになった。

麻痺した左手でどうにかかぼちゃを煮たり、漬物を作ったり、
歩くのさえ不自由なのに、2日に一度は寝具のカバーなどを洗う。
叔母は 昔からきれい好きで働き者だった。

今までは母が頑固な叔父を敬遠して、ほとんど会うこともなかったが、
私が行くと 叔母は喜こび、涙ぐみながらおしゃべりする。

料理上手な叔母の口に合うかどうかと、恐る恐る持参した おからの煮物や
カレイの煮つけなどをとても喜んでくれた。

叔母ちゃん、今までは話もほとんどできなかったけれど、
叔父ちゃんが亡くなった今は、こうして仲よく話ができて
叔母ちゃんの人生の物語を聴くことができて、とてもうれしい私です。

ご縁あっての親族の絆は大事にしたいと思う。
父方のいとこたちとは いとこ会も開いているが、
今度は 母方のS家有志で、お花見会にでも出かけようか・・・

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先日、音楽の集いがあり、その帰りに どうしても覗いて見たくなり
年に1回、市内某所で開かれている「骨董市」に 閉店間際にすべりこんだ。

ところが もう終わりの時刻で 大きなトラックに品物を運ぶ人もいて
ほとんどの店は 店仕舞いをしているところだった。
道内各地から 出店しているらしい。

ああ、失敗だった。
やはりもっと早く来るべきだった、と後悔しながら 
まだ品物を出している店を見て歩いた。

ふと気づくと、長年憧れてきたコーヒーカップが目についた。
今でも人気の高い 1972年からのロングセラー、
青い色が美しいナルミボーンチャイナ、「ミラノ」シリーズのセットが 
埃をかぶった 立派な箱に入って並んでいた。

つい先週も、旅の最中に東京銀座三越の食器売り場で 
このコーヒーカップを 眺めたばかりだった。
骨董市だからって やはりこれは高いのだろうなあ・・・

何度か その店の前を行き来して ついに決心して 
店の人におそるおそる値段を聞いてみた。
「もう店も閉めるし、また持って帰るのも面倒だから、安くしとくよ。2000円」
「えっ????買います、買います!!!」

20年も憧れてきた珈琲カップ、なんだか 夢のよう。
贅沢な気がして ずっと買えなかったが、それが一瞬で 私のものになった。
残り物に 福があった。
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正規の値段では このカップはⅠ客5250円。(netで調べてみた)
それが5客と 28cmのケーキ皿6300円で 計3万円以上のセットになる。
入れてあった箱が やけに立派で重厚だった。

帰宅して 家族や帰省中の姪に 骨董市でお宝getの幸運を大いに吹聴。
家にやって来た旅の友と さっそく 手製の焼き過ぎパウンドケーキと共に
このカップで 珈琲タイム。

なんて すてき。
そして なんて握りやすいカップの持ち手の形。
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高いものには やっぱり理由(わけ)があるのだなあ・・・しみじみ そう思った私。

さて こころがゆったりした特別なひとときには 
このカップの珈琲は 格別でしょう。

春の美しい朝に、このブルーの珈琲カップは 
とても お似合いのはず。

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by yuko8739 | 2014-03-26 01:35 | 家族 | Trackback | Comments(0)