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ゆうゆうタイム

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海とアズキナシ

今日は 今年最後の小春日和とか。
「外来生物について」という自然勉強会に参加した。
行く途中に見えた羊蹄山は 真っ白に冠雪していた。
青い空に映えて きれいだった。


外来生物とは 人によって移動させられた生きものだという。
ウチダザリガニ、アライグマ、オオハンゴンソウ、アメリカオニアザミ。
道産子の私に身近な外来生物は このような生物や植物だが。

NPO法人代表の講師の話だと ウチダザリガニは戦後の食糧難の時期に 
食料として 湖などに放たれたらしい。

北海道にはいなかったカブトムシが このところ 
温暖化のせいか、どこでも 繁殖している。

ペットをして飼われて、捨てられて繁殖したらしいが、
北海道の自然在来種にとっては これも国内「外来種」だという。

結論としては 外来生物を駆逐することは 不可能だという。
それならば、なにが必要だろう?
それは 未来を担う子どもたちへの 正しい環境教育だという。

生物の多様性、命の循環を尊びながら 豊かな自然体験を通して
生命の循環が意味することを からだで理解する。

自分勝手な人間のせいで、尊い生命の偉大な循環が絶たれてしまうことは 
取り返しのつかないことだと 子どものころから教育する。

最後に 自分にできることは?
入れない
捨てない
ひろげない
伝える(知識として正しいことを)

納得の学習だった。

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帰り道に、海をみてきた。
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潮風に吹かれて 穏やかな海を眺めた。
海岸の砂地には ハマナスの紅い実。

太陽がまぶしく海に照り、光の道のよう・・・
渡って 歩けそうなくらい。
行って 帰ってきたら 新しい私になれるだろうか。

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それから 先日散歩のときに発見した アズキナシを見に行った。
きれい・・・青空を背にして 赤い実がいっぱい。
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この木は 初夏に白い小さな花が咲く。
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晩秋になると 木全体が小さな紅い実でいっぱいになる。
この秋に 私はアズキナシの名前の意味を 発見したのだ。

この実は あずきのような大きさで よく見ると梨のような
てんてんがあるのだ、だから「アズキナシ」小豆梨

なんだか 名前の意味が分かって すごくうれしかった。
手のひらに 紅い実を乗せて じっと見てやっと納得した。

それまでは こんな小さな実が梨? どうして・・・?
それは 梨みたいな模様のことだったんだね。

こんな「発見」が うれしい。

いつもの散歩コースで もう一本のアズキナシも見つけた。
また、見に行こうっと!

アズキナシ(小豆梨、学名:Aria alnifolia)はバラ科アズキナシ属の落葉高木。
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by yuko8739 | 2013-11-24 19:44 | 自然・季節 | Trackback | Comments(0)