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ゆうゆうタイム

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お盆と敗戦記念日

うだるような蒸し暑さが 道内でも涼しいこの町にも とうとうやってきた!
暑くて とにかく湿度が高い。

1年の2/3は ストーブ暖房の乾燥状態のなかで暮らしているので 
湿度が高いことが 道産子は大の苦手。

この数日は 室温が30度で じとじとした気候だった。
時おり 雷雨や小雨も・・・
こんなに汗をかいては やってられない気分。
暑気払いに ヘイリー・ロレンの美しいフランス語のシャンソンがいい。

赤ちゃんが 大好きな私は 妹の孫Rが里帰りしていた10日間は、もっぱら子守り専業。
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お盆には 弟夫婦や6月に結婚した姪もやってきて 母と仲よく親族一同で 
お寿司を食べ、その後お墓参りのあとで 我が家でお茶タイム。
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弟が持参したのは 6月の結婚式の写真。
Mちゃんの華やかな打ち掛けやドレス姿に 見とれたり。

<自由研究 その2>
そして 先週のHANAに続いて、今週は孫のSOTAが
張り切って 模造紙を抱えて 泊りにやってきた。
彼は事前に私のPCを使って 自由研究のために下調べは済んでいた。

前の日に洞爺湖のキャンプから帰ったばかりのSOTAは、
朝から模造紙を広げて 暑いせいもあるが かなり興奮気味?なのか、
額に 汗が滴っている・・・

「焦っているの?どきどきしなくても 時間はたっぷりあるし 
もう下調べも終わっているんだから だいじょうぶだよ」と落ちつかせる。

汗を拭いてやって 全体のレイアウトを決める。
こういうことは どこに配置するかで 印象が全く違う。
一度ノウハウがわかれば、次からは自分でやろうと思えばできると思う。

配置を決めてから まずは下書き。
うすく鉛筆で書いて 囲んでいく。

なんとか文もまとまり、次はマジックインクで書いていく。
書き終わると 下書きを消しゴムで消す。
途中で 文章を直したり、囲みを増やしたり。

昼前に 飽きてきたのか SOTAはやくざな口調と眼付きに
なったので 私は共同作業を中止。
謝るまでは 新聞を読みながら彼を無視した。

ということでSOTAは2時間近く 無駄な時間を過ごしたが、自業自得?
でも、どうにか夕方には 自由研究を完成させた。
うれしい笑顔で 記念撮影。
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そして、さすが5年生!
テーブルの周りの膨大な消しゴムかすも 掃除機できれいに掃除していた。
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我が家では 炭焼きセットを新調したので、末息子と娘と孫、そして 
遅くやってきた長男と 3人のきょうだいが久しぶりに 全員集合!
昨日15日は 久しぶりに7人で 炭焼きパーティ。
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デッキのグリーンカーテンの緑は涼しげだったが、気温は今季最高!
風もなく 湿度も高く、そのうえ炭焼きの高温で 倒れそうだったが。
それでも楽しく、笑いながら みんなでよく食べた。

牛肉、豚肉、鶏肉、イカやエビ、夏野菜、焼きおにぎり、とうきび・・・
何を食べても 家族揃うと 楽しい!
 

この日は 戦争が終わって 68回目の夏。
私は、午後1時半から うだるような暑さのなか 市民運動の仲間たちと 
Y町の商店街で 赤紙の縮小コピーを入れた ポケットティッシュを配った。
「再びこういう時代にしないために がんばりましょう」と呼びかけながら。

憲法改悪の足音が ますます近づいている。
首相は全国戦没者追悼式の式辞で 加害責任に触れなかった。
誰が あの戦争を起こしたのか?

誰が 30万人以上もの犠牲を 強いたのか。
責任が常に曖昧なのは、戦争も 原発事故も同じだが。
過去に学ばない国に 未来はない。

今の政権は おかしいと思う。
英霊への顕彰、参拝に 強くこだわっているようだが 
この「英霊」を生み出したのは 誰だ?
誰ひとり 死にたくて死んだ兵はいないだろう。

戦争で亡くなった犠牲者に 頭を垂れることの意味は なにか?
それは 二度と戦争をしないと誓うこと、つまり不戦ということだろう。

また 多くの兵士は戦いではなく 餓死、病死という事実もある。
戦争末期の土壇場で、実行不能で何の意味もなかった「非科学的戦術(戦略)」の
多くは 兵士の無数の死で あがなわれた。 

特高や 人間魚雷も どれだけの効果があったのか。
兵士を無駄死にさせたのは、いったい誰だ!


多くの戦争犠牲者 ひとりひとりにあり得たかもかもしれない 人生・・・


平和のなかで 今私は失われたその命と人生を思い 深く頭を垂れる・・・合掌




 
by yuko8739 | 2013-08-16 14:35 | 家族 | Trackback | Comments(0)