ゆうゆうタイム

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子どもはブランコのように

8月が やってきた。
昨日は 孫と蛍見学に出かけたが 途中で夜の雨が降ってきた。
気温は20度くらいだったが、小雨のなか蛍を探した。

探して 探して、見つけたのはたった1匹の蛍。
潮騒を聞きながら 小さな光が明滅するのを みんなでじっと見守った・・・

そのあとで ビオトープ池のなかを 懐中電灯で照らして ドジョウやトゲウオが
いっぱいいるのを観察して 楽しんだ。
雨のなか カエルの合唱が 響き渡っていた。

真っ暗ななか、砂浜で波と追いかけっこして 
「夜の冒険は おもしろいね!」


今朝は 数日いっしょだったマゴちゃん達が帰って 急に静かな家になった。
急に大ファンになったB‘zの歌を ところ構わず熱唱するそうた。
我が屋のINABA(稲葉浩志)は、疲れを知らない・・・ああ、うるさ~い。

それでも 散歩して見つけた セミの羽化の感動、
翌日の公園でのバッタ取りは 最高に楽しかった~
子どもたちと深いかかわりを実感する 大切でかけがえのない私の時間。

泣いてケンカばかりする 騒々しいふたりが去って、
私は 子どもの成長ということを 考えていた。

昔、子ども文庫のスタッフだったとき、東京からお招きして、
伝承文学、グリム童話の研究者の小澤俊夫さん(指揮者小澤征爾さんの兄)の
講演を聞いたことがある。
そのときに印象に残る言葉が あった。

「子どもの成長というのは、ブランコのように ゆらりと遠くに揺れて
また、戻ってくるものです。
そしてまた ゆらりと遠くに去っていく・・・
この繰り返しが 成長ということです。

どんなに遠くに行ってしまって 姿が見えなくなっても
また、必ず戻ってくるものなんですよ」


 
夏休み始めの数日間で 私が実感していたのは このことだった。
この秋に12歳になる男孫は あんなに私にくっついていたのに
今年春ごろから 急に大人びてしまった。

 
冷たい視線も感じるし、やっぱりこうやって 思春期前期は確実にやってくる。
私たちにも蜜月時代の終わり、「別れ」のときが来たのだと 感じた。
そして私は彼に 自分の正直な気持ちを 長い手紙に書いて渡したりした。


でも この数日間 孫はうれしそうに 数か月ぶりで私と散歩したし、
ときどき 急に背中にぶつかってきたり、押し合いへし合いをしたりする。
(照れると 身体接触もこういう形になるのか、なるほど・・・)

ときどきは 小ばかにするような軽口をきくが ユーモアで返せば
にやけて終わる。大人がまともに相手をしないで 適当にするくらいで 
ちょうどよかったりする。

君はいい加減な子どもなんだから、大人の私としては 
まともに 真面目に考えすぎても 余裕がなくてダメなんだね・・・

ふざけた君には ふざけるくらいで ちょうどいい。
だけど もうすぐ12歳は ときにまるで大人のよう。
原発には反対するし、意見はきっちり持っている、すごいなあ・・・

 

なんだか 春には あんなに遠ざかっていった彼の背中は 
こんなに すぐそばにある、そう思った。


ゆうらり ゆらり 遠くに行っても 戻ってくるし
近くにいても ゆうらり ゆらり 遠くに離れる。

はるかかなた、遠く離れて何も見えなくなっても、
ふいに霧のなかから 急にとびっきりの笑顔が 飛び出してくるのかもしれない。 


小澤先生の言うように 
子どもは ブランコなのだなあ・・・
by yuko8739 | 2013-08-01 21:38 | | Trackback | Comments(0)
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