ゆうゆうタイム

「WOMAN」第4話

人生とは なんと残酷なものだろう・・・
こんなことって あるのだろうか。
多分 あるのだろう。
人生には どんなことでも起きるから。


運命という言葉を かみしめる。
今、このドラマを観終わって 生きる悲しさが 怒涛のように押し寄せてきた。

悲しい・・・それぞれが それぞれの悲しさを 生きるしかなく。
だれも 他の人の悲しさには 決して届くことができない。
代わりになることも できない。

母は 子の運命まで 共に背負うつもりだが、
ひとりの娘の悲しさを背負えば、もうひとりの娘の悲しさは、 
命は、 どうなるのだろう。

ふたりとも まぎれもない自分の娘。
私は 泣く、
涙が止まらない。

ひとりを救う道は あるのだろうか、ふたりを救う方法は ないのか・・・
母は選ぶことなど できないだろう。

どうやって 生きていくのか。
起きてしまったことに それを知ることに その悲しみと罪に 耐えられるのか。


絵の好きな 若い娘のこころのなかには なにがあったのか。
自分の居場所を失う不安が 孤独が 破滅や死に 向かわせたのか。

いつか若いころ読んで 心に突き刺さった小説のひと言。
「人は孤独にならないためには なんだってやってしまう・・・」
そう言って 泣きながら 夜の街を疾走していった黒人の若者。

若いころは そうだった、私も。
多分、みんなも。

どうやって この悲しみと 生きるのか・・・
解放されない悲しみは 化身するまで 抱きしめるしかないのか。
そのなかから 切実な 祈りにも似た 特別なひとつだけの 物語がはじまるのか。

ねがうこと。
ゆめみること。
わらうこと。
どんなことも 悲しみと共に ある。

ゆるされないこと。
はじること。
にくむこと。 

互いの悲しみを 互いに悲しむことで 人はつながることができるのかもしれない。
ともに 泣くことは 救いなのか。

坂元脚本が 連れて行こうとしているのは どこなのだろう。
こわいよ、とても こわい・・・

これからも こわいことがいっぱい起きる。
でも多分、こわいことを過ぎていかないと そこに 光は射さない。



私は 「mother」の最終話が大好きで、繰り返し観ている。
ずいぶんこわいことも多かった物語だったが、最終話が清々しく 美しかった。

愛とは 信じること。
信じ続けて、待つこと。
  
あの別れの 清冽な深い悲しみと 未来への熱い愛と希望を 思う。
離れても、会えなくても、魂は求めあい寄り添い 共に生きる。



これからも 光を信じて 母とふたりの娘たちと 伴走しようと思う。
声にならないエールを 送りながら・・・

共に泣くことしか できないけれど。
わたしは ここにいます。
by yuko8739 | 2013-07-24 23:54 | ドラマ | Trackback | Comments(2)
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Commented by KAORU at 2013-07-25 09:31 x
お久しぶりです。初女さんの講演会の記事がきっかけで、こちらに書き込みをしたものです。

毎回は見ていないのですが、断片的に見ているだけでも引き込まれて、そのリアリティと母と子の生きる姿に、手を差し出して、口をはさみたい衝動に駆られます。
どの俳優さんも、子役も含めていいですね。
わが身を振り返って、生きようとという意欲がわきました。

美味しいものを食べさせたいという親心に心が動いて、それから、ちくわのピラフ、食べたくなりました。
だれかの手作りのを。
Commented by yuko8739 at 2013-07-25 22:29
KAORUさん、コメントうれしいです。読んでいてくださったのですね・・・ありがとうございます。私は「mother」を観たときから 坂元裕二さんの追っかけとなり、彼の書いたドラマは欠かさず観ています。
今回のドラマは、スタッフが「mother」と同じということで、とても期待して観ています。
坂元脚本のドラマは、役者さんがすばらしいですね!
KAORUさんのいうとおりに、リアリティがあり、現実にこういう家庭が、
親子が、現実に存在するような気になります。

そして、食べ物は親子の絆の証ですね。
私の場合、愛とは「食べさせること」です。
おいしいものを心を込めて作り、子に食べさせて、
うれしい顔を見ること。
愛するとは 難しくなくて そういう日常の平凡なことだと感じます。
ちくわのチャーハン?も、母から娘に、娘から 孫に伝わるのですね・・・
KAORUさん、ときどき、声を聴かせてくださいね・・・   ゆう
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