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ゆうゆうタイム

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CAPと憲法9条

先週から いろいろなことがあった。
土曜は DV被害の子どもたちの居場所ボランティア。

日曜から月曜は ほとんど野生化したわが庭「Aゾーン」地帯で 
汗だくになりながら 日陰を探して移動しながら 発作的に?終日草取り。

大量の汗のために、保冷水筒500ccが 2回カラになった。
ごみ袋数個が草でびっしり、しかし、まだまだ終わらない・・・

15日の夜は 音楽好きのメンバーふたりと Tさん宅でオーディオ談義、
8月に予定している「音楽の集い」の日程などを決めた。

帰りに 娘宅に寄り 長期出張に出かける婿に 「気をつけて 行ってらっしゃい!」
孫たちはもう寝る時間だったが ピアノを習っているそうたは 
風呂上がりの顔を やや緊張させながら ベートーベンの「歓びの歌」を
伴奏つき(両手で!)弾いてくれた。

いっしょに唄いながら なんだか感動した私・・・
音楽は大好きな私だが いまだに音符も読めない。
そうたは完璧に音符をマスターしたという、すごい!!!


16日、携帯電話を持つことにした私は 朝から 
娘につきあってもらい 携帯ショップへ・・・

その後 CAP(子どもへの暴力防止:Child Assault
Prevention)のワークショップに DV被害のお母さんたちと共に参加。
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人間が生きる上で 大切なものは3つ。
「安心、自信、自由」の権利を守るために 市内小学校などで行っている
子ども向けのワークショップを 実際に行ってくれた。

いじめ、誘拐、虐待などは 子どもの生きる権利を奪う暴力。
「安心して自信を持って、自由に生きる権利」は、大人にも通じる 
基本理念だし、誰にとっても 欠くことができないもの。
これを侵害されては 自分らしく生きることはできない。

ロールプレイの技法などを使いながら 権利の侵害に対しては
「嫌という」「逃げる」「(誰かに)話す」という方法を学んだ。
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緊急時には、キャーという声ではなく、CAP特有の特別な叫び声、
ウオーという 腹筋を使った変わった叫び声が有効なことも体験した。

大人としては「子どもの話を傾聴する親」になることが、
最も必要なことだと スタッフは訴える。
子どもが抱えている問題に早く気づき、子どもの悲しさに添い、
問題を共有し、必要ならば支援するためには、
カウンセリング的な聴き方こそが 子どもの心を開く鍵。 
有意義な時間とプログラムに 感謝・・・

その日の夜は 日本国憲法の自主映画上映会。
アメリカ人ジャーナリスト ジャン・ユンカーマンが監督をした映画、
「世界から見た日本国憲法」は、数年前の作品だが、決して色褪せない
名作だった。
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出演者は 日高六郎、ジョン・ダワー、ベアテ・シロタ・ゴードン、など、
歴史に名を刻んだ 方々ばかり。
感動の言葉で 胸がいっぱい。もう一度観たい気がしたほど 感動した。

映画のなかで アジアのなかの日本が 戦争を放棄した憲法9条を
持つ意味を 多くの人が語っていた。
「9条があるから アジアの平和も保たれる。
この憲法は 日本の免罪符なのです。
これがなかったら 日本はアジアのなかで生きていけないでしょう・・・」

最後にベアテ・シロタ・ゴードンさんは窓際に座り、静かに町を眺めながら言った。
「これからの戦争は 勝者も敗者もないのです・・・」

16日は このように有意義で 長い1日だった・・・
by yuko8739 | 2013-07-18 09:56 | 社会 | Trackback | Comments(0)