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強い国より賢い国に

自民党のスローガン「強い国」に対抗できるのは、「賢い国」しかない。

そう語っていた、なだいなださんが亡くなって、とても大切な人を失って
しまったという思いが強いと、天野祐吉さんが語っていた。
~以下引用 6月12日 朝日新聞朝刊 CM天気図より~

~安倍さんは、先日のフランス大統領との共同声明で、原発技術の共同開発を
進めるとか、原発の輸出や武器づくりにも強力してあたるとか、
威勢のいい発言をしていた。が、驚くにはあたらない。
原発も武器も「強い国」には必要なものばかりだ。

まず、「強い国」になるには、最先端の武器をそろえるお金がいる。
それには強引な経済成長が必要である。
それには原発の再稼働が欠かせないというのが、強い国の宰相の考えなんだろう。

それにくらべたら「賢い国」になるためには、とくにお金はいらない。
知恵と品性があればいい。
そんなことをいまの政党に求めても無理に決まっているじゃないかと、決めつけることはない。

なださんが望んだように、原発問題や改憲問題で手を組める野党が、
共通のスローガンで戦うのも、そのための第一歩になるだろう。

「賢い国民は賢い政党を選ぶ」となださんは言っていた。

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~以下引用(中略) 6月10日 東京新聞 なだいなださんを悼む記事より~ 

インターネット上に 仮想政党「老人党」を結成。
「老人はばかにされている。政治へ怒りを率直にぶつけ、
選挙を面白くしよう」と呼び掛けた。
党結成の精神を著作「老人党宣言」に記した。

エッセー「娘の学校」で婦人公論読者賞、評論「お医者さん」で
毎日出版文化賞。明治学院大教授を務めた。

1965年の著書第一作「パパのおくりもの」は、自身の子供に語りかける
エッセーの手法をとりながら、文明や社会を批評。

軽妙でエスプリに満ちた文章はその後の評論、小説、エッセーなど
幅広い著作に一貫していた。
ラジオの「全国こども電話相談室」の相談員も務めた。

思想を優しい言葉で伝える独自路線を切り開いた。
精神科医を現役引退した後も、社会問題に正面から向き合い、
執筆活動のかたわら市民団体の招きであちこちを講演して回った。
怒りの裏側に深い人間愛と失敗を許す寛容さ、違いを認める包容力を感じた。

2011年に前立腺がんを発症。
手術不可能と告知された後も、ブログで「痛みを和らげながら知的活動を維持していく」と宣言。

亡くなった六日も家族や世直しへの思いをつづっていた。
とりあえず主義を標ぼうし、「完璧を求めず、とにかくやってみて、
ダメなら直せばいいさ」が口癖だった・・・~

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なださんが亡くなったと聞いて、その著書の膨大な数に驚きながら、
ぜひ読んでみたいと思う本が多かった。
独自の平和論を展開した「権威と権力」「人間、この非人間的なもの」など。

彼は知性とユーモアに満ちた自由な人間だったのだろう。
そして筋金入りの楽観主義者でも あったろうか。
自己と他者のどちらをも 信じるという意味で。

今の日本に最も必要な人間を 失ってしまった気がしてならない。
ご冥福をお祈りします・・・
by yuko8739 | 2013-06-22 23:57 | 社会 | Trackback | Comments(0)
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