ゆうゆうタイム

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塗装工事/叔母の見舞い

GWを前にして、前倒しの仕事も増え 所属する会の監査や総会など、
連日 外出が続いている。
明日は 自然の会の総会、夜は町会の総会・・・

家の塗装工事は 雨や雪が降った今週初めは 2日ほど工事不能・・・
それでも3日めから 下塗りやコーキングは終わり、今日は高圧洗浄だった。

築25年目にもなると サイディングのあちこちが傷んで 
数か所は 張替えが必要とのことで手配してもらった。

こうしてどんな仕事でも「職人魂」を持つチームが連携して
事前に手当てをすることで 家も長持ちするのだろう。

念入りなチェックをしてくれる丁寧なプロばかりで ありがたい。
挨拶などもきちんとしていて 腕のいい職人さんたちは きりりとすてきだ。



昨日は 施設に入居しているアルツハイマーのおばを、母と妹と私と3人で見舞った。
施設の居間で 私たちを見ると 叔母の顔がぱっと明るくなった。
久しぶりなのに、忘れていない…思わすそう思って うれしかった。

何も置いていない(多分置けないのだろう)、叔母の殺風景な部屋に入り 4人でおしゃべりした。
お土産に買ってきた ケーキのなかから 叔母はうれしそうに真っ赤な苺のタルトを選んだ。
「私、こういうのが好きなの」そうだね、赤いのがきれいだから。

以前より ずいぶん声も大きくなって やせ細っていたからだも
ふっくらとなって 元気そうだった。

夫への反発から 食事をとらなくなって それが原因で入居した施設だが
ここで叔母は 心の平安を取り戻したのだと思う。

あんなに夫唱婦随で理想の妻だった叔母が 今は大きな声ではっきりと
自分の意思を表現している。嫌なものは 嫌なのだ。
すべてが伯父の言うなりだったが 今は自分を持っている叔母。

心の奥深くに しまい込んでいた夫への反発や抵抗は 理性という重しが
なくなって 表に現れるようになった。
そのことを思うと ひと昔前の妻とは どれほどの辛抱だろうと思う。
いや、今もなお・・・  ・・・

そして声も大きく 幾分ふるまいも粗野になって・・・
でも、おばちゃん、それでいいんだよ。

それで いいんだよ。
病状は確実に進んでいる。
過去やあの世にまで 話は飛んでいく。

共感しないと、むきになる、不快な顔をする、反発する。
残念だけれど 話し続ける言葉の半分くらいは 意味不明だ。

それでも 私をかわいいと言い 母を忘れずに「姉さん」と呼ぶ。
叔母はいつも 私や妹を可愛いというのだ。

もしかして 生まれた頃の私を、赤ん坊の私を、抱いてくれた 
そのままの優しい心で 今も私を 見つめてくれている。
それを忘れずに いてくれる。

「欲しいものは なんでもやるからね。
だって かわいいんだもん、娘みたいで。
食べたいもの、何でも作ってやるからね。
欲しいものなんでも 帰りに 持っていきなさい」
いつも そう言う人だった、病気になった今も それは同じ。

そう、元気なころ叔母は いつもおいしいご飯を作ってくれたし、
デパートに行くと なに欲しい?とすぐに聞いた。
いいからと断っても いつも何かを 買ってくれた。

私の子どもたちにまで お年玉をくれた。
叔母の料理はいつも 優しくて お母さんの幸せな味がした。


おしゃれで すてきな洋服をいっぱい持っていた叔母は とてもきれいだった。
お気に入りの金色のイヤリングが 染めていないグレイのパーマヘアに よく似合った。

今はただ、切りっぱなしのショートヘア。
入れ歯を外すので 困りはてた職員が 入れ歯を預かっている。
だから下の歯が ほとんどない。
それでも いい。

叔母の眼は キラキラ光って あんなに大きな声で笑っている、楽しそう・・・ 
これで いいんだよね、叔母ちゃん、
もしかしたら 心は前よりもずっと、ずっと鳥のように自由かもしれない。

家庭や親、女性という役割からも離れて ふわりと そしてあくまでも頑固に
深くて 広い世界を 飛んでください。
人生の今を 生きて 楽しんでください!


また 会いに行くよ。


桜が咲いたら 花吹雪の下を 腕を組んでいっしょに歩こう・・・
by yuko8739 | 2013-04-21 00:34 | 家族 | Trackback | Comments(0)
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