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自然の会座学「ウイルスの話」

昨年から続いている自然の会の「座学」7回目は 「ウイルスの話」
花や野鳥、火山活動やジオパーク、樹木や地形や海の生物や貝類など 
多方面の専門家が理事になっているので、座学のテーマも次々と広がり 
話を聞くたびに 世界が広がる。

3月9日は「ウイルスの話」
以前東京に住み、ウイルスの研究所で働いていたHさんは、
北海道のこの町が好きになり 家を建て 移住して数年が過ぎた。

今は自然の会のメンバーになって、自由な時間で野山を歩き、
野花の写真を撮り、晴れ晴れとした笑顔で 後半の人生を満喫している。

ウイルスの話は「ノーウォークウイルス」から始まった。
つまり「ノロウイルス」のこと。
このウイルスは 被害が大きいのに なぜワクチンができないのか?etc etc


専門的な解説が なかなか凡人には イメージが喚起しずらかったが。
最後に ぐっと私の興味を引いたのは 人類の起源に関しても
ウイルスの働きが 大きく関与している可能性があるとの情報。

そして 最後の雑談でびっくり。
~今のニシンは 昔のニシンではない。味も全然違う。
今獲れているニシンは ロシア系のニシンを放流したもので
日本で昔獲れたニシンとは別物~

~日本のニシンは もっと脂があって 身も白くておいしかったのになあ。
こうやって 海の魚も なにもかも変わってしまうんだね・・・
悲しいなあ~

えっ 昔のニシンじゃないの???
何も知らない私は 驚いた。

そのときに 野鳥の会のSさんが言った。
~やっぱり 地域の遺伝子を 守らなければならないんだよね~



そう!まさに そのとおり。
私たちが守るべきは 「地域の遺伝子」だろう。
それぞれの地域で そこに続いている命のDNAを守ること。

それは人間だって アリ一匹だって 海の小さな貝だって、野草だって
あるべきものを失ったら もう取り戻せないから。
それは まさしくかけがえのない「命の伝言」そのもの。

そういうふうに考えると、原発事故は 地球のすべてのDNAに対して
どれほどの大罪を犯したのか、と思う。
人類だけでなく 命を持つあらゆる生き物のDNAを壊滅し、傷つけた。

いのちひとつが生まれるために どれほど多くのウイルスや生物が
奇跡のような 相互の働きをしたのだろう・・・
そのことは徐々に 今後 解明されるかもしれないが。

それは 人知を超えた世界のような気もする。
そんな果てしない夢のような DNAを取り巻く物語を夢見て 私はうっとりとなる。 


この地球を「ひとつの生命体」とみなす科学もある。
まさに奇跡の生命体、この地球を構成するひとつひとつの遺伝子は 
何ひとつ欠けても成立しない 精緻で繊細で巧妙な「ひとつの宇宙」そのものか・・・




 
by yuko8739 | 2013-03-13 12:33 | 自然・季節 | Trackback | Comments(0)
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