娘のアパートでは 荷づくりが始まっっている。
4部屋のアパートだが、とにかく荷物が多い、つまりモノが多いということ。
私が新築の家に引越しをした頃に比べて 荷物の量は数倍あるのでは。
ちょっと呆然としながらも 私は時代の変化を そういうことからも 実感していた・・・
台所で 食器棚を片付けながら その寒さにも驚いた。
海風が直接当たる北西の台所や浴室には 居間のストーブの温かさがなかなか来ない。
開口部分の半分に 壁があるせいだろうか・・・
娘一家は真冬の海からの強風を受けながら こういう寒さのアパートで
3度の冬を越してきたのか・・・
浴室のボイラーが凍結して使えなくなり 取り換えたこともあった。
これなら どんなに暖かい家が 欲しかったろうなあ・・・
そんなことを感じながら 食器類を詰めていった。
昼ご飯は すぐそばの新居に行って
「もう、あのアパートに 帰りたくないね~~~」
「何もない家は きれいでいいよね!」
と言いながら、快適な広い居間で おむすびランチ。
婿は車の免許の講習で隣町に出かけ 娘は風邪のために病院に出かけ、
残ったのはマゴふたりと私だけ。
3人で せっせと荷造りに励んだ。
腕力が異様に強い怪力の孫たちは 荷詰めした段ボール箱を
どんどん積み上げ、ばぁばは 降参・・・
あっという間に 段ボール箱は山となり、外は薄暗くなってきた。
疲れが じわじわとやって来たので、私は5時前ごろに 孫を残して帰宅。
台所のものは ほとんど荷詰めしたので 娘は食事の支度は不可能だ。
夕ご飯を食べようか?と 誘ったらやってきて 6人で楽しく鍋を囲んだ。
娘は連日勤務で 引っ越し当日も休めない。
だが 婿が張り切ってがんばるだろう。
おめでたい新居への引っ越しの日は、婿と孫たちのために、赤飯を蒸かし、
おでんや鶏のから揚げを作って 昼には届けようと思っている。
娘はその日は 2時までの勤務だ。
さて、寒~~~いアパートで過ごすのは もう終わり。
これからは 薪ストーブの暖かい家が 待っている!
君たちも引っ越しだよ~