多忙の極みの1週間だったが 27日にどうにか都合をつけて
1時間だけ 花を見に行った。
私たち 自然の会が笹刈りを続けているカタクリ山に シラネアオイも増えていて、
それが満開だと 野花部長?のMさんより 写真付きのメールが来た。
それがあまりにすばらしかったので、行かねばならない!
カタクリ山の入り口で ウグイスがたどたどしくケキョ、ケキョと 鳴く練習をしている、かわいい。
花がちらり ほらりと見えてきた。
進んで歩いていくと どんどん花が増えてきた。
ああ・・・それから 一面のシラネアオイのお花畑だ!
5月の終わりの風に揺られて 清楚な 薄紫の花がいっぱい。
胸が わくわく どきどきした。
花びらが大きく 薄くて どこか夢のように 優しくてロマンティックな花・・・
カタクリの花は終わって 種をつけていた。
ヒトリシズカやすみれも 咲いている。
時折、日が差す林のなかで ひととき 薄紫の夢に浸った…至福の時間。
帰りに フキの葉の裏に 何かアブのようなものを発見。
車から降りて よく見ると なんと 小さなセミだった!
羽化したばかりのエゾハルゼミだろうか・・・かわいい。
北海道の初夏を彩る 小さな野生の命が 今、誕生のとき。
セミも 野花も すべての命は いとおしい。