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ゆうゆうタイム

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夏休みの自由研究2014後編

休みが少なくて忙しい娘を気遣って、小3の孫hanaに「ばぁばとお菓子を作って
自由研究にしようか?」そう誘ったら 喜んで模造紙などを用意して、やってきた。

夏なので扱いやすくて、はなの好きな「フロランタン」を焼くことにした。
孫たちは 前日から泊まっている。

まずは、模造紙を広げて どこに どんなことを書くのかを hanaと相談。
「フロランタン」というお菓子の意味や 材料と作り方など、すべて
別の紙に下書きしてから 実習に取りかかった。

「お菓子作りで、大事なのは 材料をちゃんと量るということだよ。
正確に量らないと お菓子はうまくできないよ」
「ふ~ん」
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材料全てをそろえて はなはバターとマーガリンを柔らかく練った。
「粉をふるってみようか。
粉の量が多いから 手が疲れたら 休みながらやるといいよ。」
がんばり屋のhanaは、手を取り換えながらも 嫌がらずに
2回の粉ふるいを 辛抱強く終わらせた。

バターとマーガリンに砂糖、卵、バニラエッセンスを入れて 
最後に粉を入れて ざっくりと混ぜた。

そのクッキー生地を 天板2枚に分けて伸ばしてから フォークで
穴をあけて、オーブンで焼く。
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その間に、クッキーに乗せるキャラメル地を作る。
生クリームや砂糖、はちみつなどを煮つめて、キツネ色になり、
キャラメルの いい香りがしてくる。

その絶妙のタイミングで スライスアーモンドを投入して火を止める。
その頃、オーブンの生地が焼きあがる。
熱いうちに キャラメルをスプーンの背で 生地の上に広げていく。
切り分けるのは 熱いうちに。
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なんとか hanaも懸命に手を動かしながら 手順をからだで覚えたようだ。
焼きあがった生地を 包丁で切って 完成!

できたてのフロランタンを缶に詰めて 34個のフロランタンが 見事にできあがった。
さっそく記念撮影!!!
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問題は・・・それからだった。
模造紙1枚に 今日のお菓子作りをまとめるのは 小学3年生にとっては 
なかなかの至難の業で。 

「題の下には フロランタンの意味を書いたほうがいいね。
意味を調べようか?」
「ここには材料を 書かないとね」

休憩時間や夕ご飯を挟んで 前後数時間で 撮った写真を選び プリントアウト。
どこにどんなふうに 貼るのか。
言葉は どんなふうに書くのか。 

私とhanaは二人で 時間を忘れて自由研究に取り組み、
とうとう完成したのは 夜9時過ぎ!
最後は消しゴムで 下書きを消すのにも 汗だくのはなだった。
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思い返せば、私は小学生だった娘と 同じようにお菓子作りの
自由研究をした経験がある。
その楽しさを思い出して hanaとやってみたかった私。

家を建てて引っ越しして間もないころ、転校してすぐで まだ友達もいなかった娘と、
なにか楽しいことをしたかったので、私はお菓子をよくいっしょに作っていた。
 
だから お菓子作りの自由研究は 特別なことではなく ごく日常のことだった。
たしか娘の友達も加わったこともあって とても楽しい自由研究の思い出になっている。


やはり このような大きな模造紙を買ってきて、写真(20年以上も前のことだから
写真は現像に出していた)を張りつけて 作った。
自由研究と聞いて そのときの楽しさを思い出して はなに提案したのだった。

しかし 今回やってみて 小学3年生と4年生はたった1年の差なのに 
全く違うものだと感じた。
小学3年生には 少し難しかったかもしれない。


はなの自由研究を作りながら あの頃の私と娘を思い出していた。
私は30代の半ばで、若かった。

今回は 同じことを 同じようにやったけれど けっこうハードだった。
つい昨日のことのようだけれど、30代というのは疲れを知らない時代だった。
年月はもう 20数年が過ぎていったのだなあ・・・

ほんとうに すべてが幻のようで・・・夢のようで。



hanaは「今度はレアチーズケーキを作りたいな~!」と
お菓子作りの自由研究を 気に入ったようだ。

いいよ~ ばぁばのレシピ帳にあるお菓子なら いつでも教えるからね、
任せなさい!


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by yuko8739 | 2013-08-10 10:49 | 家族 | Trackback | Comments(0)