毎年、大寒のこの時期に欠かせない仕事は・・・味噌の仕込み。
毎年3セット24kgの味噌を 20数年間仕込んできたが、昨年の味噌が残っているので
今年は 2セット16kgを 仕込むことにした。(1セットで8kgの味噌ができる)
昨夜は 昨年仕込んで 現在食べている味噌を別の容器に移したり、
厳寒のなか 物置から樽や大ざるなど 道具を出したり、麹と塩を混ぜて
塩麹にしておいた。大豆は洗って大鍋に入れ 水につけておいた、これで準備完了。
そして今日、1セットめはすでに仕込が終わって 2セットめの大豆を 煮ている。
大豆が柔らかく煮えて ひと肌に冷めたら 塩麹と混ぜて 大豆の煮汁を加え
おにぎりを握るように味噌玉を作り、焼酎で消毒した容器に(空気が入らないように)
打ちつけるように 入れていく。



味噌の表面に塩でふたをして、焼酎を振りかけて ラップをしてできあがり。
重石をする人もいるようだが、私は今まで しないで作っていた。
空気の遮断のために お皿程度の重さのものを 置いてみようか・・・
多少の手間ひまはかかるけれど 1年のうちに半日だけのこと。
それで 1年間は自分で仕込んだ 安全で 安心な とびきりおいしい味噌が
食べられるのだから、できる限りこの仕事は続けたい。


毎日 自分の仕込んだ味噌で作る味噌汁を 味わうたびにああ、やっぱり
香りがよくて おいしいなぁ・・・と思わずにっこりしてしまう私。
もう他の味噌で 味噌汁を作ることは 考えなくなった。
大寒のこの時期に、外にうず高く積もった雪を眺めながら 大豆を煮るもうもうとした湯気で窓を曇らせ、「なんて 甘い!」と 煮大豆をつまみ食いしながら
私は ずっと この仕事を続けるのだろうなあ・・・からだが続く限り。

容器のふたを開けると ふわーっといい香りのする 秋の黄金色の味噌を 夢みながら・・・
おいしくなあれと 味噌玉に 魔法の声をかけながら。
手前味噌、一丁上がり!
(1年前の2月に仕込んだ味噌)