ゆうゆうタイム

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迷惑はかけてもいい

迷惑は かけてもいい。
前から そう思うようになった。

私たち日本人は 小さいころから「人に迷惑をかけるな」と
しつけられて 生きてきた。
そのことは いわば骨身にしみている。
当たり前のことだ、大人なら。

でも、考える。
迷惑って なんだろう・・・
人が嫌がること?困ること? それだけでもない。
それは暫定的で不確定な どんな意味にも とれる言葉ではないか。

何か具体を示す言葉でもない。
人によって「迷惑」の中味が違う。
それなのに みな同じ言葉で なんとなく言葉の意味を共有する。
「中空」(中は空っぽ)を共有するのは すこぶる日本人的な特性か。

キリスト教文化圏のように「悪いこと」をしてはいけない。
「善いことをしなさい」というのなら 話は分かりやすい。
しかし・・・迷惑をかけないって どういうことだろうか。


自分の人生を一生懸命生きていると ときに大きな挫折や失敗もある。
そういう不安なときに頼ったり、甘えたり、聴いてもらったり
関係の絆で守られたりすることも 相手にとっては「迷惑」なのか・・・

私は 迷惑という言葉が苦手だ。
善悪ならともかく、なんの悪意もない自分の行動が、
「迷惑」などと思われたら、呆然としてしまうし、救いがない。

ひとときの癒しや安心、話す相手が欲しいと思うことに対しても
時と場合を考えないと、相手は「迷惑」と感じるだろうか・・・

みな、自分の時間には限りがある。
忙しすぎる人には ゆとりもないかもしれない。
しかし、人生は「自分だけのもの」ではない。
分かち合うことも、与えることも、助けることも人生だろう。

私は思う。
相手の暮しを壊すような「迷惑」(つまり借金や保証人を頼むとか)は
そんなことは してはいけない。
 
しかし、大事な人(その人と離れずに、人生を共に送ることを決めている人)
だからこそ 多少の迷惑はかけてもいいと思う。
ささやかな迷惑は かけてもいい。

時が来たら喜んでその人のために 自分を差し出そう。
あなたが大切だから・・・それを 迷惑などとは思わない。
自分がそうできることが うれしい。
頼られたり、助けたりできることが
自分のよろこびに なるかもしれない。

援助とか 友情とか 支えとか 共に生きるとか
そういう言葉こそが ふさわしいと感じる。
そういう言葉には 救われる。

私たち日本人の心性として「迷惑」は使いやすい言葉だが、
私はことの「善悪」しか 自分に問うことはない。
これは善きことか?と。

善きことと感じたら それを成すことには ためらわない。
「迷惑をかける」という言葉に支配されると 
善きことが見えづらくなるし、できなくなる。
自由な自分の感情も その言葉に支配されてしまう。

迷惑は、かけてもいいのです。
少しの助けが 人生には無数に必要ですから。
# by yuko8739 | 2017-11-20 21:38 | | Trackback | Comments(0)

雪の日の醤油ラーメン

朝起きて、ショック!雪が降って 庭は真っ白!
せっかく「孫ちゃん庭掃除応援団」が来てくれる日だったのに。
うらめしや・・・でも、まあしょうがない。
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ときどき外に出てみたが、庭の片づけなどできそうもない。
あられが降り積もって 道路も庭も真っ白に。
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この日は、ラーメン好きのケアハスの母も誘ったので 娘が迎えに
行ってくれて、母と娘と孫1号が 3時過ぎに我が家にやってきた。
孫2号は 夜までサッカーの練習とか。

夕ご飯までの間に 母に頼まれて 娘がヘアカラーを手伝った。
母私娘と女系3代が揃って わいわいおしゃべりしながら母のカラリング。

庭掃除のお礼?のはずで 前夜から下味をつけて 鶏のから揚げも
大量に用意してあった。掃除はできなかったが から揚げは食べよう!
揚げるそばから 孫1号が次々とつまみ喰い。

ラーメンも替え玉付き、ご飯とから揚げなど 気持いいほど食欲旺盛。
いいなあ、こんなにおいしそうに食べられるって。
やっぱり中学生の食欲はすてきだ!

母から「麺は柔らか目で、熱過ぎないスープにしてね」とリクエスト。
そんなふうに作って出したら、何度も「おいしい」と繰り返し、
ゆっくりと 全部食べてくれた。
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息子は「さすが、3日かけて仕込んだから、すごくおいしい!」
家族4代が揃って みんながおいしかったと笑顔で喜んだ。
時間と手間をかけた甲斐があった 私の醤油ラーメン。
雪の日の熱々ラーメン、最高でした・・・
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# by yuko8739 | 2017-11-19 21:45 | おいしいもの | Trackback | Comments(0)

初雪/黒艶ラーメン

数日前に、静かに雪が降って初雪となった。
いよいよ こんな季節になった。

私が映画のよろこびに開眼した映画「サウンド・オブ・ミュージック」の大好きな歌
「My Favorite Things」 (私のお気に入り)の歌詞に 
~Snowflakes that stay on my nose and eyelashes~ 
というフレーズがある。「鼻やまつ毛に落ちてくる雪・・・」

雪が降ると いつもこの歌詞が 心に浮かぶ。
雪が鼻に落ちて溶けるとき くすぐったいその感触・・・
もう そんな季節になったのだと思う。


雪がちらつくなか、皮をむき、下漬けした大根20本(半切りして40本)を、
ザラメと味噌と焼酎を溶かした味噌(ザラメのせいでぴかぴか)で漬け終えた。
大根もちょうどよく干せて 少しあめ色でおいしそう!
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この漬物は 嫌いな人がいない。
みな喜んで食べてくれる。
11月末には飯寿司と2度目のニシン漬けを漬けたら、
もう今季の漬物は すべて終りとなる。

先日、友人と中華料理店のランチを食べに行って来た。
「エビとホタテのオイスター炒め定食」とても おいしかった。
食後のココナツ入り杏仁豆腐も美味。
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帰宅して、夜に「黒艶ラーメン」を仕込む。
豚骨、鶏ガラ、昆布、キャベツ、人参、玉ねぎ、長ネギ、スルメ、
りんご、ニンニク、ショウガ、煮干しを入れて、6時間ほど煮ていく。
焼き豚は、豚ばら肉と長ネギの青い部分と生姜、酒と醤油で
コトコト静かに煮る。
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翌日、甘く香るスープに 大量の鰹節を投入してさらに甘みとこくを増す。
そこに焼き豚の煮汁とラード、蜂蜜などを入れてあとは時間の魔法に任せる。
火を入れたり、消したり、3日目にはスープが熟成の頂点を極め
劇的においしく変化する。
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チャーシューは、柔らかすぎて うまく切れないほど。
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今日は、半熟味卵も作ろう。
ラーメンには なくてはならないトッピング。
孫ちゃんたち、yukoラーメン開店準備が 刻々と進んでます!

日曜の庭仕事も、中学生ふたりで がんばってよ~~~
終わったら、ばぁばラーメンが待ってるぜ!
# by yuko8739 | 2017-11-18 16:11 | おいしいもの | Trackback | Comments(0)

生きる意味とかなしさ描く秀作「ブレードランナー2049」

前作の「ブレードランナー」は 暗く猥雑な未来を描いた世界観や
レプリカント(人造人間)の胸に迫る孤独を描いて SF映画の傑作だった。
ルドガー・ハウワー扮するレプリカントの孤独と死、その言葉に私は泣いた。

今、新しい「ブレードランナー」を見ることに ためらいがあったとすれば、
前作のあの胸の鼓動が高鳴るような 深いかなしみと感動を 
壊さないでほしいと 感じていたからかもしれない。
しかしそれは 見事に杞憂だった。

この地に 初雪の降った日、その映画をみに行った。
監督はカナダのドゥニ・ヴィルヌーヴ、ハンプトン・ファンチャーが原案、脚本を担当。
そして全編を貫く、形容しがたい強烈な音楽。
不安と絶望に揺れる心境を 激しい音で表現したこの音響に 胸が張り裂けそう!
完全に魂を奪われた。
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人間もレプリカントも 生きる意味を求めて かなしみの海を漂う。
2049年の未来の情景は 前作をさらに上回る描写だった。
ライアン・ゴズリング演じる ブレードランナーKの心象風景を
映すような都会の猥雑、郊外は灰色の無の世界。
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なにもない地球。
虫も木も花も ない。
生きものをすべて失った 地球。
すべてのシーンが 絵画のよう。

前作同様の陰鬱な「酸性雨」が印象的。
その雨はじとじと 降り続く。
あちこちに 前作へのオマージュが感じられて・・・
雪も 冷たく降り続く。


廃墟のラスベガス。
昔は豪華なホテルで ギャンブルの夢が夜毎に花開いた。
今は誰もいないそのホテルの いかにも孤独なたたずまい。
その近未来の描き方がすごい、うなった。


そして胸を打つ このstory。
新型レプリカントの主人公Kは、旧型レプリカントを取り締まる、
ブレードランナーとして、違法な活動をする旧型レプリカントを処分する。

そんないつもの捜査のなかで 彼はある「奇跡」を知ることになる。
捜査を進めていくうちに もしかしたら・・・
自分がその「奇跡」そのものなのかもしれないと感じる。

幼い頃の内なる鮮明な記憶と その奇跡は重なるのか・・・ 
もし、そうであれば今の自分は すべてを失う。
しかしすべてを失っても「奇跡」でありたいとねがうこころ。

淡々と職務を遂行するだけの彼に、この葛藤と孤独こそが
命への渇望と激情、「人としての」感情を、与えることになる。


なんと すばらしい脚本だろう! 
主演のライアン・ゴズリング、うまい!
ハリスン・フォードも存在感たっぷり。
助演の若い女優ふたりも魅力的で適役、共にこの世界を深く紡ぐ。

懐かしい女優、ロビン・ライトもよかった。
(映画「フォレスト・ガンプ」で トム・ハンクスに駆け寄るシーンが甦った) 


前作で描かれた近未来は 暗く陰鬱で汚く 希望もなく かなしく
忘れがたいショッキングな世界だった。
前作の視覚ビジュアル効果をさらに深めたこの作品の、
雪の情景には よりかなしい余韻があった。

人間とは なんだろう。
人はどこからきて どこへいくのだろう。
命と死、愛と希望、受容と共生。科学と宗教性。
そんな永遠の問いまでを内包して 生きる意味を問うていた、人もレプリカントも。

ブレードランナーKが 雪の降るなかで横たわり、
その彼のからだに 優しく静かな雪が ゆっくりと
降り積もる美しいラストシーンは 、忘れがたい・・・

前作を見ていない方は、是非それを見てからこの映画を!

世の中に こういう映画もあるのか。
前作を上回る深い感動と高揚を 与えてくれた・・・ 
# by yuko8739 | 2017-11-17 00:30 | 映画 | Trackback | Comments(0)

2017庭の冬支度/黒艶醤油ラーメン

最後の原稿を書き終えて、あとはやることがなくなって。
こころの空白感を抱えながら、いつも気になっていた放置状態の
庭の雑草や枯葉を 少しづつ片付け始めた。

落葉した木の葉、相変わらず庭を占領しているドクダミ、いくら始末しても
旺盛な繁殖力のキンポウゲ、ミツバも強い。

わが家を建てた数年後に 近くの牧場から完熟たい肥を大量に買って、
庭に何体も撒いたのだが、それが悲劇のはじまりだった。
それは「完熟」でなかった。 

見たこともない牧場系の雑草が わんさかと庭に生え始めた。
始めは理由がわからなかったが、もう収拾がつかない。
この完熟たい肥を呪いながら 今も雑草を取る。

また、紫陽花の大株に付いてきたシャクという雑草が今では庭中を席巻した。
ピンクのゲンノショウコが可愛くて これももらってきたら庭中に増えた。

野草を移植したとき、つる性のヤブマメもいっしょに付いて来たらしく、
あちこちから芽を出し 他の植物に巻きついて、巻きついてどうしようもない。

ワスレナグサは庭を持って 一番先に増やしたかった花。
野山から移植して 毎年庭中が美しいブルーに染まり春の歓びを感じる。
しかし概して野草系の愛らしい花も 植えると庭を席巻するほど増える。
チゴユリ、コンロンソウなどは美しく可憐だが
増えすぎて、手の打ちようもない。

しかし、野草もあり、園芸種もあり、どこからか運ばれた種も
発芽して それなりに楽しそうで美しい庭になれば それでいい。

しかし家を建てたときに、母からもらったドクダミだけは
人生の後悔のひとつ。
「もらわなければ、よかった」と、いつも思う。
母は、血圧の薬にもなる薬草と言ったが、その頃私は低血圧・・・

そのドクダミや野草と格闘しながら、3か所のエリアが
やっと ほぼきれいになった。
これからまだ2か所のエリアが残っている。

庭の草取りのことで、娘に泣きついたら「孫ちゃん応援隊」が週末に
来ることになった!ちゃんと小遣いをやって いい仕事をしてもらおう。
その日目がけて 私の自慢の「特製黒艶醤油ラーメン」を3日かけて仕込む予定。

みんなは、ばぁばラーメンのファンだから、寒い庭の仕事のあとの、
熱々絶品ラーメンを喜ぶだろうなあ。
今日は 豚バラやほうれん草、しなちくや10数種類のスープ食材などを買い出し。
明日の夜には チャーシューと煮卵や、スープを仕込むことにしよう。

今日はみぞれが降った、今季初の雪模様で4度~2度と寒い。
こんな季節に 寒い庭仕事のあとのラーメンは なんといっても最高!
# by yuko8739 | 2017-11-15 21:58 | 自然・季節 | Trackback | Comments(0)